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第6話 そのイチ

第6部 「どう、状況は?」 「うん、今なら問題無いわ。一人しかいない」 「じゃ、行ってくるわ」 イツコが聞いてサトミが確認し、アスリンが行動を開始した。目指す目的地は公園内の遊具施設傍のベンチ。そこには、小学5~6年生と思われる男子児童が座って一人でゲームをしていた。ついさっきまで友達数人とゲームで遊んでいたのだが、時間が来て友達数人は帰ることになったので、その男のコは一人残っていたのだ。 「ねえねえ、ちょっとそこのキミ!」 「え?僕?」 「うん、そう。ちょっとお願いがあるんだけど・・・」 「何ですか?」 「私の友達がちょっと身体の調子が悪くなっちゃって・・・それで、男のコの助けが必要なの」 ちょっと聞きだと、年上のお姉さんとはいえ女のコが男のコに助けを求めている、とそんな状況に取れるだろう。実際にそこにいた小学生の男のコもそんな状況と受け取った。 “女が助けを求めてきたんだから、男が頑張らないと” 背伸びしたい年頃かもしれないし、それにお願いしてきたアスリンがスゴイ美人の女子高生のお姉さんと思ったらしく、その男のコは立ち上がった。 「うん、いいよ。何をすればいいの?」 「こっちについて来て」 アスリンが小走りでその男のコを連れてきたのは公園内に設置されていた公衆トイレ。それも男子トイレの方。そしてその中に本来ならいる筈の無い、アスリンと同様の女子高生らしき者がお腹を押さえる様にして「うーん・・・うーん・・・」とか細い呻き声をしながら床のタイルの上に座り込んでいた。 「どうしたんですか?」 「このコ、ちょっと特殊な病気で・・・特別なミルクを飲まないとお腹が痛くなってしまうの」 「特別なミルク?それってどんなミルクですか?」 「それはね・・・おちんちんから出るミルクよ」 性教育を受けていたならば、そして精通があったならば、もしかしたらすぐにそれが精液だとわかっただろうが、その男のコは残念ながらその知識は無かった。 「何言ってるの?女の人のおっぱいから出るのをミルクって言うかもしれないけど、おちんちんからミルクなんか出ないよ」 「そっか、まだ君は出ないんだ・・・残念・・・あ、でも、もしかしたら・・・」 一瞬アスリンは表情をざーとらしく曇らせたが、すぐに何かを思いついた表情になった。勿論そんなケースも想定していたからだ。 「でも、本当に出なくても・・・おちんちん、舐めるだけでも気が紛れるかもしれないわ」 「えっ!?」 「ユイコ、それでいいよね!」 「・・・う・・・ん・・・」 「よし、じゃあ、おちんちんを舐めさせてあげるわ!」 座り込んでいる友達に何となく強引に了承を取ったアスリンは嬉々とした表情でもう一度男のコに向き直った。 「そう言う訳で、おちんちん出して」 「ええ!?」 「こいつがおちんちん舐めたいって言ってるのよ。人助けと思ってさ、早く、お願い」 アスリンは両手を合わせてお願いポーズをして男のコに頼み込んだ。へたくそな演技だが、シンイチの初めての他人へのフェラチオを何とか成功させようとして形振り構っていられないようだった。 「え・・・でも・・・そんな事・・・」 まだその男のコの知識レベルだと、おちんちんはオシッコを出す為にあるものという認識しかないようだ。それを舐めるなんて何か変な事としか思えないようだった。 「あんたもおちんちん舐めたいよね?」 「う・・・うん・・・お願い・・・おちんちん・・・舐めさせて・・・」 アスリンに訊かれて・・・いや、シナリオどうりの言葉を言われて、シンイチもシナリオどおりの言葉を返した。 ここに来る前から、家で女装した時からペニスはフル勃起していたが、さらにドホモルンクルリンを口からとアヌスからと、そしてペニスに直接投与されて、でもその後アヌスにまたバイブを入れられて、アヌスの不快感を性的快感で何とかしたいから、シンイチはオナニーしたくなったのだが、アスリンがそれをそう簡単に許す筈も無い。だから、アスリンが好みそうな言葉としては・・・ 「お願いです、アスリン様・・・おちんちんを・・・おしゃぶりさせて下さい・・・」 手淫はだめでも自らの口淫ならアスリンは喜ぶ・・・シンイチがそう考えてしまったのも、今まで何度もその状況+後ろ手の拘束の状態でアスリンにお願いして―――最初は勿論アスリンに命じられてだったが―――自ら口淫をさせられてきていたからだった。 そして、その言葉を待ってましたとばかりにアスリンそしてサトミとイツコは、いよいよシンイチの「初めての(他人への)フェラチオ」を体験させようと計画を練り始めた。 もっとも、真性ショタコンのサトミの希望としては、小学生男子へのフェラチオだった。シンイチは女装しているからもう女のコと設定して、中学生ではあるが年上の女のコが年下の小学生の男のコのおちんちんをフェラチオするという、ショタコン女性の願望―――勿論、本当はサトミ本人がやりたい事である―――を女装美少年に体現して貰いたいと言う事だった。 それに対してアスリンは 「小学生のガキだったら、もしかしたらまだ精通してないかもしれないじゃん。精通してるかどうか判断する方法ってあるの?」 それに対してイツコは 「そんなのある訳無いでしょ」 まさか、相手に射精経験をいきなり訊いたりしたら警戒されてしまう。もしかしたら通報される可能性も有る。見た目で精通の有無を確認する方法が無いのだったら、必ず射精する相手としてはやはり成人男性を相手にすべきとアスリンは主張した。ただ他人のペニスをフェラチオさせるだけでなく、精液を飲ませる・・・そこまでの屈辱的行為を経験させて、さらにもっとそれをエスカレートさせてシンイチを精液便所にしたいアスリンだった。 ただ、射精するまでの時間とか精液の量を考えると、やはりまだ未成年の男子中高生の方が早く大量に射精できるだろうとイツコは考えていた。 とにかく、小学生の男のコか成人男性か男子中高生か、誰を相手にするかは状況次第だった。 そんな計画は勿論シンイチの耳に聞こえないところで話し合われて、結論が出たところでアスリンはシンイチの所に戻って告げた。 「いいわ、チンポをおしゃぶりさせてあげる。ただし、まずは他人のチンポをフェラチオしてからよ」 「っ!?そ・・・そんな・・・事・・・」 自分のペニスを舐めるならまだしも―――それとて尋常な事ではないが―――他人のペニスを舐めるなんて・・・シンイチは愕然とした。他人のペニスを舐めるなんて、それは女性が男性にする行為の筈だった。 「あら、出来ないなんて言わないよね?だってあんたは今どう見たって女のコでしょ?だったら、別にチンポしゃぶりなんておかしくないじゃん。女のコなら普通にする事よ」 そう言われて、シンイチはサトミにフェラチオして貰った時の事を思いだしてしまった。余りの快楽に気絶しそうな程で、一瞬我を忘れて更にサトミの身体に縋りついて、それ以上の行為を求めようとした。 その途端、シンイチのペニスは思わず身震いするかのようにピクンっと身動ぎしてしまった。アヌスにバイブを咥え込まされるのが日常となった今、シンイチが身に着けるブラとパンティはセックスプレイ用の露出穴開きタイプばかりになってしまった。だから、そのペニスのひくつきはやはり三人に気付かれてしまった。 「何よ、シンイチったらチンポヒクつかせちゃって。女のコとして男のコのチンポをしゃぶる事に興奮しちゃったんでしょ?ホントに変態なんだから」 自分が本当に女のコだったらどんなによかっただろうか?本当に女のコだったら、アスリンが言ったようにサトミがしてくれたように、男のコのペニスをしゃぶる事は何らおかしい事ではなく、興奮したっていいし、変態呼ばわりされる事も無かった。だが、悲しい哉シンイチは女装美少年であり、例え女のコ気分で性的興奮しても、やはりその興奮はペニスで反応してしまうのだった。 で、シンイチはアスリンに同意を促されたら、「おちんちんを舐めさせて下さい」と返すように、と言われて、この公園に連れて来られ、トイレ内で病気のフリして待つように言われたのだった。そして、小学生の男のコか成人男性か男子中高生か、誰が来るのかドキドキターイム、と言う事ではないがそこで待っていた訳だ。 そして、アスリンに連れられてやってきたのはまだ自分と1~2歳ぐらいしか違わない年下の小学生の男のコだった。 「おちんちん舐めたいなんて、お姉ちゃん変だよ・・・」 「お願い、キミのおちんちん舐めさせてもらえなかったら、もしかしたらユイコ死んじゃうかも・・・」 死ぬとかどうとかアスリンがちょっと危ない事を言い出したので、もうどうしようもなくなって、その男のコは了承するしかなかった。 「う、うん・・・わかった・・・」 きっと母親以外に自分のおちんちんを見られた事は無かったに違いなく、男のコは恥ずかしさで顔を真っ赤にしながらも半ズボンのファスナーを開いてパンツの中からおちんちんを引っ張り出した。 「ほほぉ、可愛いおちんちんじゃない」 そのおちんちんはまだ完全に皮被りで色も濃くなっていないのは小学生だから仕方無いというか当然と言うかほほえましい物だったので、思わずアスリンは微笑んだ。サトミがそこに居たら爛々と目に狂気てゆーか狂喜の輝きを漂わせて舌舐めずりしていただろうが。 「ほら、ユイコ、あんたの舐めたいおちんちんが目の前だよ」 アスリンに言われてシンイチは顔を上げた。まだ小学生の男のコの完全皮被りの幼茎が目の前にあった。今のシンイチのスカートの中のペニスとは違ってまだ短く細く小さい可愛らしいものだった。 “・・・可愛いおちんちん・・・” 本来ならば同性の性器であり、別に興味も無いし見たいとも触りたいともましてや舐めたいとも思う訳が無い筈のものだった。だが、シンイチがそんな思いを抱いたのも、もう、ユイコとしての意識になって覚悟を決めたからだった。 “私はユイコ・・・私は女のコ・・・だから・・・おちんちん舐めるのは変態じゃない・・・おかしくない・・・当然の事・・・” そして、シンイチ・・・いや、ユイコはそのコのおちんちんに顔を近づけて・・・口を開いて・・・思い切ってはむっ、とおちんちんを口に含んだ。 「あっ・・・はぅ・・・」 その初めての感触に男のコは思わず身体を身動ぎさせた。 「あ、ダメよ。逃げないで、じっとしていて」 アスリンは背後から男のコを捕まえて後ろに下がらないようにした。 ユイコはと言うと、口に咥えた男のコのおちんちんを唇で挟んで―――痛がらせないように決して歯を立てる事も無く―――そのまま舌だけを動かして先端に刺激を与えていた。サトミにフェラチオされた時は自分はペニスをフル勃起させていたし、自分でセルフフェラをさせられていた時も同様だったし、勃起していないペニスを口にするのは初めての経験だったが。 「あぁ・・・な、何これ・・・何か・・・気持ちいい・・・」 オナニーを知る前にフェラチオされて、初めて自分の性器に感じた感触―――それは不快ではなく、どちらかと言うと快楽だったろう―――に、男のコは思わずおちんちんを震わせてしまった。 少年が感じた初めての快楽、初めての欲望・・・血流が増大し、少年のおちんちんは初めての膨張を開始し、長さ・太さ・固さを大きくしていった。 「うあぁ・・・な、ナニコレ・・・おちんちん・・・膨らんじゃう・・・」 男のコはオシッコを我慢するとおちんちんに力が入って血流が増える為に勃起する事がある。勿論、一定の年齢に達していればの話だが、幸か不幸か、その男のコは一定の年齢に達していたが、まだ勃起は未経験だった。だから、初めての勃起を体験してその感覚に思わずおちんちんをぴくぴくさせてしまった。 一方のユイコの方も・・・ “わぁ・・・おちんちんが・・・どんどん大きく・・・どんどん長く・・・どんどん太く・・・どんどん膨らんでいく・・・” その感覚自体は自分でも知っている。だが、口の中に咥えて、それを愛撫していた舌を持ち上げるかのように男のコのおちんちんは勃起していったので、ユイコはこれまた貴重な経験をする事ができた。口の中でチンポが勃起していく感触を愉しめるなど、それこそサトミのような真性ショタコン女の夢そのもので、他に現実的な話としてはフェラガールがしょぼくれた中年の男性自身をフェラチオしてしおしお状態からびんびん状態に変貌していくのを感じるという事があるだけだ。 そして、ついに男のコのおちんちんは完全に上を向いてピンピンにそそり立ってしまった。ユイコが口に咥えているので見えないが、その先端は包皮がまだその中の亀頭の大半を包み隠してはいるが、先端の鈴口部分の周囲は露出していた。 “わは・・・こんなに硬く・・・こんなに熱く・・・ぴんぴんになってる・・・スゴイ・・・” ユイコは持ち上げられた舌を回してオチンチンに絡めたりして、その硬度・熱を感じ取り、愉しんでいるかのようだった。 「あぅぅ・・・な、何か・・・おちんちんが変だよ・・・」 「どれどれ?ユイコ、ちょっと離れて」 そのせつなそうな声にアスリンはその男のコのおちんちんがどうなったのか興味を持ったようで、思わず予定―――シンイチにずっとフェラチオさせておいて、最後にはセーエキを飲み込ませる―――を変更して、ユイコにフェラチオをストップさせた。 「あっ・・・くぅ・・・」 ユイコはアスリンに命令されたのでしかたなく、だが如何にもオチンチンが名残惜しいかのように唇を強くその茎に密着させながら出していったので、その口唇愛撫に男のコは思わず身悶えてしまった。 「・・・ぷふぅ・・・」 そして、口を離したユイコの唇と男のコのオチンチンの間には一瞬だが唾液のブリッジができた。 「まあ・・・こんなに健気におちんちん勃起させちゃって・・・」 サトミがいたらきっと暴走してその男のコを押し倒していただろう。そして、ユイコの方も、さっきはまだまだしおらしく項垂れていた幼い幼茎が見事に勃起して大きく成長して天を向いてそそり立っているのを見て、何故かしら心の中で喜びの感情を覚えていた。 “こんなに・・・立派にそそり立って・・・私のお口で・・・興奮してくれたのね・・・何だか・・・嬉しいな・・・” ユイコの瞳は、それこそサトミのような真性ショタコン女と同じように幼い美少年の男のコに対して性的興奮を覚えているかのようにとろんと淫蕩な輝きを湛えたものになっていた。 さっきはシンイチと言う意識の下で同性の年下の男のコの性器を舐める事に嫌悪や恐怖にも似た不安を感じていたのに、今はユイコという意識の元でおちんちんを口にする事を厭うなんて感情はきれいさっぱり消滅していた。 “これで、包皮が完全にムケて亀頭が露出していたら、立派なチンポだわ” 男のコのオチンチンを観察していたアスリンがそんな事を妄想したその直後。 「・・・ねえ、ボク?・・・もっと、お姉ちゃんにオチンチンをおしゃぶりさせて・・・ね?」 そう言うや否や、ユイコはアスリンの命令も無いまま、再び自らの意志でオチンチンをパクッと咥え込んだ。もう、自分が本当は男のコである事など忘れ、女のコの欲望を剥き出しにするかのような変貌だった。 “むむ・・・積極的じゃないの・・・スゴイわよ、シンイチ・・・” 女装しているのが少々残念だが、それでも美少年と真性ショタという、ややホモショタ系の設定でのフェラチオシーン―――それもフェラをしているのは自分のペットである―――が目の前で展開され、一方からの口唇愛撫という初期段階ではあるが正に生やをいシーンであり、サトミとはまた別の理由でアスリンも性的興奮を覚え始めていた。何故なら・・・ “ぷっ・・・コイツ・・・スカートの中でチンポびんびんにしてヒクつかせてやがる・・・どうしようもない変態女装美少年ね・・・” 一応確認の為にシンイチの下腹部を見てみたら、さっきから―――このトイレに入って準備する前から―――ミニスカートに不自然なテントが張っていた―――残念ながら、男のコはそれに気付かなかった。もし今気付いたら、心にかなり悲惨なトラウマを受けてしまうかもしれない―――のだが、今その頂点がピクピクと小刻みに揺れていたのだ。同性の年下の小学5~6年生の男のコのおちんちんを自ら嬉しそうにしゃぶって性的興奮して己のチンポを震わせている変態女装中学生の美少年・・・シンイチがどうしようもないところまで堕ち始めていっている事が嬉しくて嬉しくて、腐女子としての性的嗜好による興奮と同時に自分のシンイチへの加虐趣味からの興奮で、もう胸はドキドキ動悸はムネムネ秘所はヌルヌルだったのだ。 「はっ・・・ひゃぅっ・・・な、何これ・・・何か・・・何か・・・おちんちん・・・気持ちいい・・・何で・・・」 性器への愛撫で快感を得られる、つまり性的興奮を感じて、男のコはもじもじし始めて何だか立っていられなくなってきそうで腰もガクガクし始めた。 「おちんちん、気持ちいいって。良かったじゃない、ユイコ。今まで一生懸命にフェラチオの特訓してきた成果が出たのよ」 初めてのフェラチオでそうそう簡単に相手を気持ち良くさせる事は簡単な事ではない。上手くいくとすれば、例えばフェラチオするされる双方が互いに相手を愛しく想っていたりする場合だろう。その場合はよく「愛情が経験を凌駕した」等と表現される。まあそれも、相手への愛情はあるが経験が無い者と、経験はあるが相手への愛情が無い者の両者を競わせて前者が勝利した場合に言うのが正しいのだが。 そして今、シンイチがフェラチオでその男のコのおちんちんを気持ち良くさせる事ができているのは、勿論愛情ではなくてアスリンが言ったように経験がモノを言っている訳だ。まあ経験と言っても、サトミにフェラチオされた時の記憶やフェラチオ強制器やバイブ或いはディルドをしゃぶらされた事や自分のペニスではあるが本物をフェラチオしたぐらいだった。 そして、ユイコとして女のコの意識でいる以上、男のコが気持ち良がっている声を聞いたらますます自分も興奮してフェラチオが熱心になるのも当然だった。 たっぷり唾をつけた舌をオチンチンに絡みつくように愛撫し、その唾を潤滑剤として唇で締め付けたままでオチンチンの茎を扱き立てていく。 「ふむっ・・・うむっ・・・んむっ・・・」 「ああ~・・・だ、だめ・・・やめて・・・もう、おちんちん・・・破裂しちゃうよぅ・・・」 オチンチンが破裂しちゃう・・・それはホモショタにおいて射精未経験の男のコが発する常套句である事をアスリンは知っていた。 “まぁ・・・本当にそう言うんだ・・・” やをい知識の一つがまた実証された事に感動するアスリンだが、はっと気を取り直した。オチンチンが破裂しちゃうと言う事はつまり・・・射精するという事だ。つまり、このままいけば、シンイチに男のコの精液を飲ませる事ができるのだ。そのためにも・・・。 「大丈夫、そんな感じがするだけで本当にそんな事にはなったりしないから。だからそのまま我慢してて」 アスリンはまた男のコの身体を背後から抱えて逃げられないようにした。さらに・・・。 「さあ、ユイコ、頑張って。そろそろこのコ、オチンチンからミルク出しそうよ。しっかり舐めて、それから飲みなさい!」 アスリンに言われてユイコはさらに唇でのピストン愛撫のスピードを速めた。 「んっ、んっ、んっ、んっ・・・」 「あっ、やだっ・・・や、やめてぇ・・・」 男のコも我慢の限界に近づいているようで、情けない女のコみたいな小さな悲鳴を零した。 「んっ、んっ、んっ、んっ・・・んっんっんっんっんっんっんっんっ・・・」 その可愛い悲鳴を聞いて、もっと男のコのオチンチンを気持ち良くしてあげたいという女のコとしての欲望がより一層高まって、ユイコのフェラチオのスピードはさらにアップした。それは、まあフェラチオ開始時はギアはローとして、さっきまではセコだったのがサードを飛ばしてもう一気にトップまでシフトアップしてフルスロットル全速力、なんて感じで一気に男のコの性的興奮を絶頂に向かって上昇させていった。 「・・・もっ・・・もぅ・・・ボクゥ・・・」 「いいわ、もうガマンしなくて、おちんちん、無茶苦茶気持ち良くなっちゃって!」 ついさっきは我慢しろと言ったアスリンだが一気に掌返しのようにガマンは無用と言い出した。 「・・・ダッ・・・ダメェッ!」 とうとう我慢の限界を越えてしまった男のコは、ついに初めての絶頂に達してしまった。 さっきまでは完全に皮被りの包茎だったその男のコのおちんちんは、幸か不幸かフル勃起によって亀頭部の尖端部分だけは包皮が開いていたので、ユイコの口腔に初めての射精を始めてしまった。 同性の男子小学生の精液を口腔に射精されて、普通の男子中学生ならもうえづくのが当然(その前におちんちんをフェラチオする時点で設定が狂っているが)なのだが、シンイチはもうユイコの意識になっているので嫌がる素振りも見せず、目を閉じて黙ってオチンチンを咥えたまま、男のコに本能が反応するままでの口内射精をさせてあげていた。 男のコはオチンチンをびゅくびゅくさせて、びゃっ、びゅぅっと勢いよく精液を発射し続けた。そして、その勢いが収まってきてとっ、とくっ、といった感じになってから、ユイコは口腔内の精液を喉の奥に流し込んだ。 「・・・んくっ・・・」 喉を鳴らしながら精液を飲み込んだ女装変態男子中学生の姿を目の当たりにして、アスリンは半分イキかけた。 “・・・な・・・何か・・・おちんちんから出ちゃった?” 男のコはおちんちんが一番気持ち良くなった瞬間にオチンチンの中を通って何かが噴き出た感触に気付いていた。そして、それはおしっこをする時の感触とは違っていた事からオシッコではないともわかっていた。 「ありがとう、ユイコにおちんちんのミルクを飲ませてくれて。これでもうこいつも大丈夫よ。そうよね?」 「は、はい・・・」 「じゃあ、おちんちんからミルクを飲ませてくれた事をこの男のコにお礼を言いなさいよ」 「はい・・・ユイコに・・・おちんちんミルクを飲ませてくれて、どうも有難う・・・」 二人の年上の女子?中学生からおちんちんという言葉を連続で三回も言われて、はっと気づいた男のコは、自分のおちんちんがまだ丸出しになっていた事に気付いて顔を真っ赤にして慌てて半ズボンの中にしまった。 「可愛かったわよ、キミのおちんちん」 アスリンに微笑まれて男のコはさらに恥ずかしくて身体じゅうを真っ赤にしてしまった。 「ふふ、じゃあ、もう行っていいわよ」 「う、うん、じゃあ」 いつまでもそこにいるのが恥ずかしかった―――見ず知らずの女子中学生のお姉さんに自分のおちんちんを見られてしまったのだから然も有りなん―――男のコは、ぱっと駆け出してトイレを出て行って、そのまま公園からも去って行った。 それから仕掛けていた隠しカメラ―――盗撮用で、撮影した内容は無線でサトミとイツコが待機している車の中の受信機を介してノートPCに保存されていた―――を回収したアスリンは、トイレの床に座り込んだままのユイコに声を掛けた。 「シンイチ、どうかしら、初めて他の男のチンポをしゃぶって精液を飲んだ感想は?」 「・・・あ・・・うぅ・・・」 「凄いわね、男子小学生のチンポをしゃぶって精液まで飲んで、それで興奮して自分のチンポをビキビキにフル勃起させたままなんだもの」 アスリンはユイコのミニスカート―――その中央には女のコとしては不自然なテントを張っている――を見下ろして、冷ややかな視線のまま邪笑した。 「あ・・・」 ユイコがその視線に気付いて顔を下に向けて、自分のペニスが未だフル勃起状態のままである事を知って、慌てて手でそれを隠そうとしたがその前にアスリンは靴の裏を置いてしまった。 「この変態!」 アスリンがそのまま足に力を入れて踏みつけようとしたその瞬間、正に間一髪でサトミからの連絡がアスリンの耳に飛び込んできた。 「何してるの?長居は無用よ。さっさと撤収しなさい」 「・・・りょうかーい・・・行くわよ、シンイチ」 「は、はい、アスリン様・・・」 不満そうに答えたがアスリンはすぐに外に向かった。確かにそのままでいると、今度は大人の男性がトイレに入って来る可能性も有るし、大人ではなくて中高生とか、複数で来る可能性も有るし、何せ二人がいるのは男子トイレで、本来は女子中学生(&女装中学生)が入っていていい場所ではないのだ。 シンイチもついほっとしてアスリンに従うように公園のトイレを出た。だが、ほっとしたのもつかの間だった。 「シンちゃん、お帰り~。どうだった、初めて他の男のコのおちんちんをフェラチオした感想は?」 車の後部座席に乗り込むや否や、そこにいたサトミがさっそく興味津々で微笑みながら恥ずかしい質問を浴びせてきた。 さっきまではユイコという女のコの意識でいたから平気だったのに、アスリンや今のサトミの呼び掛けのせいで女装してはいるが男のコの意識に戻されてしまって、シンイチは言葉を失ってしまった。 “・・・ボ・・・ボク・・・小学生の男のコに・・・フェラチオして・・・精液・・・飲んじゃったんだ・・・” 「フフ、どうやら混乱しているようね。でも、それも無理も無いわね、まぁ―」 「まあ、サトミの知りたい答えは、こいつのスカートを捲ってみればわかるわよ」 アスリンはイツコの言いかけの言葉に続いてすぐに言葉を重ねた。まだシンイチにはドホモルンクルリンについては正式な説明はしていなくて、経口薬とスプレー薬はただの興奮剤で軟膏はただの潤滑剤としか言っておらず、もしかしたらイツコがその真相を言ってしまうかもしれないと感じたからだ。 「ほほぉ、どれどれ~」 アスリンに言われるや否やサトミはすぐにミニスカートの前の裾を手に取った。 「あっ、やぁ・・・」 オンわずシンイチはその手を抑える様にしてしまった。それは、サトミにスカートを捲らせまいとする行為だった。 「あらぁ?抵抗する気かしら、シンイチ?あんたは私達の奴隷でしょう?私達があんたの汚らしいチンポを見たいって言ったら、あんたは即座にニッコリ微笑んでスカートを捲って見せなきゃならない立場なのよ?奴隷宣言を忘れたとは言わせないわよ!」 アスリンはシンイチにビシッと言い放った。 「は、はい・・・ごめんなさい・・・アスリン様・・・」 思わずシンイチは涙目になってアスリンに許しを乞う言葉を述べた。 「まあまあ、アスリンもそんなに尖がらないで。私がシンちゃんのスカートを捲り上げたいだけなんだから」 「甘い!甘いわ、サトミ!ここで優しさなんか見せちゃったら、絶対こいつは付け上がるに決まってるわ!ここはビシッと行かなきゃ」 「まあ、それは正しいわね」 「何してるの、シンイチ。サッサとスカート捲ってチンポ見せなさいよ!」 「は、はい・・・」 アスリンにビシッと言われてビクッと肩を震わせたシンイチは、仕方なく命令に従っておずおずとスカートの前を捲り上げた。 「・・・ど・・・どうぞ・・・皆様の・・・変態女装奴隷の・・・は・・・恥ずかしい・・・チンポを・・・ご覧下さい・・・」 だが、恥ずかしさに耐えながらそれだけの口上を述べるのが精いっぱいで、シンイチは笑顔を見せる事はできなかった。 「わぁお!シンちゃんったら、オチンチンビンビンにしちゃって。チンポビンビン物語ってかぁ!?」 「・・・サトミ、お酒飲んでるの?」 「古いわよ、サトミ」 三人のそんな戯言も聞かず、シンイチはただ恥ずかしさを我慢してその姿勢を続けるだけだった。 「・・・なんてね。そこに座った時からスカートの前がテント張ってたんだもの、スカート捲らなくったってフル勃起してた事なんてバレバレよ」 「まあ、後で映像見ればよくわかると思うけど、こいつ、小学生の男のコのおちんちんをフェラチオしていた時、チンポピクピクさせていたのよ。女装してるだけで変態なのに、もうこれ以上は無いってほど変態度が極まってきたわ」 「あらま!それはスゴイわね」 「でもぉ~・・・これぐらいまだまだ序の口よ。これからもっともっと凄い変態な事をさせてあげる。そしてあんたは究極のアナルマゾ奴隷になるのよ。覚悟しておきなさい・・・プッ・・・クックック・・・アーヒャッヒャッヒャァ~~」 自分の変態的妄想に酔い痴れ、アスリンは嬉しそうに笑顔で声を上げて笑った。 「どう、状況は?」 「うん、今なら問題無さそうよ。一人しかいない」 「じゃ、行ってらっさい」 アスリンが聞いてイツコが確認しサトミが指示を出した。三位一体の攻撃?でシンイチは目的地に向かってゆっくりと歩いて行く。 その姿は一見どこぞの女子高生だが、着ている服は全てなんちゃって女子高生用のコスプレ品。それだけでなく、胸には乳首に電気パルスを送って刺激する電ブラを、下着は同じく性器に電気パルスを送って刺激する電パンを装着し、さらにアヌスには無線電動バイブを咥え込まされていた。 そして、興奮剤と称してドホモルンクルリンを三か所に投与されていたので、シンイチのペニスはフル勃起のままだった。と言っても、女装した時からフル勃起したままだったのだが。 シンイチの目指す目的地は公園内の遊具施設がある場所だった。滑り台、シーソー、ジャングルジム、砂場、トンネル、鉄棒、等々の中でもやはり人気が一番なのがブランコなのだが、今その公園の中には遊んでいる子供は一人もおらず、ブランコに疲れた中年男性が一人座っているだけだった。 「・・・あ、あの・・・おじさん・・・」 「はい?」 声を掛けてきたのはスカートを思いっきり短くした一人の女子中高生だった。 「・・・そ、その・・・お願いが・・・あるんです・・・」 「え・・・な、何かな?」 最近の女子高生―――その中年男性にも高校一年生の娘がいた―――は制服のスカートを中に折り込んで短くして―――本人たちは可愛いつもりだが周囲の男性には目を愉しませているであろうと言う事には気付いていないようだ―――化粧もしていたりするのだが、目の前の少女のその顔立ちは化粧などしていなくてどうやら女子中学生かもしれなかった。どちらにしても彼にはJKかJCかは判別できなかったが、そんな事はどうでもいい。 「・・・え、えっと・・・・・・・・・おじさんの・・・おちんちん・・・舐めさせて下さい・・・」 「はぁっ!?」 おちんちんを見せて下さい、ではなくて、おちんちんを舐めさせて下さい、である。自分の娘かそれより下級生ぐらいの美少女がそんなハレンチな言葉を言ってきた事にその中年男性は吃驚仰天した。前者よりも後者の方がよりハレンチ度は上だが、いやそれよりもそんな誘いに乗ってしまったが最後、前者であろうが後者であろうが淫行条例違反で逮捕され、自分は勿論、妻と娘の人生が・・・。 夢のような誘い掛けだったが、その中年男性は欲望の波を強固な理性の堤防で撥ね返し―――てゆーか、人生を踏み外す勇気を持てなかっただけかもしれないが―――ブランコからぱっと立ち上がってその女子中学生の前から脱兎の如く駆け出して逃げて行ってしまった。 「ちょっと、何やってるのよ、せっかくのチャンスを!」 セミロングのウィッグを被ってそこに仕込んでいるヘッドセットのイヤホンから、アスリンの金切り声が聞こえてきた。 「そ、そんな事言っても・・・」 シンイチは自分としては精いっぱいの勇気を持って声を掛けたつもりだった。だが、相手がちゃんと道徳心のある男性だったから上手くいかなかったのだ。 「せっかくあんたの希望を聞き入れてウィッグまで被らせて完璧な女子高生に仕立て上げてんのよ!女のコらしくしっかり男のチンポをしゃぶってみせなさいよ!」 先日の小学生男子へのフェラチオの時は、男のコとしては長めに伸ばした髪に可愛くリボンでお洒落して女のコらしく装ったのだが、相手がまだ小学生男子だったからフェラチオに気が行って、女装美少年と気付かれなかっただけかもしれなかった。だが、今度は中年男性―――おそらくは女性の経験もあるだろうし、見た目だけではわからないが妻子を持っているかもしれなかった―――が相手なので、もしかしたらそのままではバレるかもしれないし、そんな不安からシンイチはウィッグの装着を伏して乞い願った訳だ。 「おっ、よさそうな男を発見!」 「どこどこ?」 サトミは遊具施設から少し離れたトイレのすぐ近くのベンチに一見で営業で外回りに出てサボリ中のサラリーマンか公務員とわかりそうな中年男性が座ったのに気付いた。 「よし、行け」 アスリンから命令されてシンイチはその男性の元にゆっくりのったりと歩みを進めていった。相手目掛けて駆けて行ったら相手も何事かと身構えるだろうし、警戒させてしまってはさっきのように逃げられる可能性も有る、という説明をしたのはイツコだった。 「いい、今度はもっと上手くやるのよ」 「う、上手くって・・・」 さっきだって何がマズくて逃げられたのかわからないし、どういうやり方が上手い方法なのかもわからない。戸惑っているシンイチにアドヴァイスをしたのはサトミだった。 「そこはもう、思いっきりいやらしい言葉で誘い掛けるのよ。身も心も・・・って、身は無理か・・・とにかく、目一杯女のコ気分になってチャレンジすればいいのよ。大丈夫、シンちゃんは完璧な女装美少年だから、ちゃんとヤレルわ」 だいぶ支離滅裂な理論を展開したが、サトミの「目一杯女のコ気分になって」という言葉でシンイチは吹っ切れた。 小学生男子にフェラチオした時も、自分はユイコという女のコになり切っていたから、射精未体験だったあの男のコに初めての射精を体験させてあげられたし、それを飲み込む事もできたのだ。 “私はユイコ・・・私は女のコ・・・だから・・・おちんちん舐めるのは変態じゃない・・・おかしくない・・・当然の事・・・” シンイチは・・・いや、ユイコはその事を呪文のように脳裏で何度も呟きながらふらふらと歩いてベンチに座っている男の前に行った。 「じゃーん!これ何~だ?」 と言って帰ってきたばかりのアスリンがメイド服姿で丁度掃除を終えたばかりのシンイチの目の前に嬉しそうに突き付けたのは・・・ 「・・・何でしょう?」 シンイチが知らないのも無理はない。それは、アスリンがサトミ経由で街のアダルトショップにオーダーメイドした特注のレザーパンティだった。一見普通のハイレグパンティに見えて、でもアヌスの部分には何やらスクリューキャップが外れて穴が開く仕掛けがあるようで、腰の後ろで留めるバンドも付いていた。 「確か、もうすぐあんたの誕生日だったわよね?だから、ちょっと早いけど誕生日プレゼントよ」 「あ・・・ありがとう・・・ございます、アスリン様・・・」 アスリンがにこやかな顔である以上、それはどう考えてもシンイチをいじめる為のアイテムに違いなかった。しかし、そうとわかっても、シンイチはお礼を述べなければならなかった。アスリンの奴隷なのだから仕方がない。 「じゃあさ、さっそく今のパンティを脱いでこれに穿き替えてみて」 「は、はい・・・」 普段のシンイチは女装していなければまずそう簡単にペニスが勃起したりはしない。性的興奮をしたりオシッコを懸命に我慢したり、それ以外にも意識していなくても血流が増加してしまってという事以外でペニスは勃起しないのだ。 そして、女装で性的興奮を覚えるシンイチは、パンティを脱いだとしてもすぐに勃起が収まって萎える事もない。自分の意志で勃起と萎縮が自在にコントロールできるほど、男性のペニスはそう簡単にはできていないのだ。 早速レースのフリルでいっぱいのサイドのリボンで止めるハイレグパンティを脱いだシンイチは、アスリンからレザーパンティを受け取って穿こうとしたが・・・ 「・・・あれ?・・・なんとなく・・・小さい気が・・・」 いや、サイズは実は合っている。だが、生地がレザーだったのであまり伸びなくてそのままでは穿けなさそうな感じがしただけだった。 「仕方無いわね、手伝ってあげるから・・・あんたはスカート持ち上げてなさい」 「は、はい、アスリン様・・・」 言われたとおりシンイチはスカートを捲って己の下半身をさらけ出した。既にシンイチの全裸を、ペニスを何度も生で見てるアスリンが同じ年頃の女子中生―――例えばヒカリやマナやマユミにコダマやノゾミにサクラだったら可愛い悲鳴を上げて真っ赤にした顔を両手で覆って背けるだろうし、コトコやキヨミやヒデコといった腐女子だったららんらんと目を輝かせて凝視するだろう―――とは違ってそれに何も感じる事は無く、シンイチの両膝の間で引っ掛かったままのレザーパンティのバックのバンドを外して一旦腰回りを緩やかにすると同時にアヌス部分のスクリューキャップ―――極小のチェーンワイヤがついていてパンティに接続もされているので脱落する事無く、さらにマグネットが仕込んであって前方・・・つまりシンイチのちょうどタマタマの下にくっ付くようになっていた・・・にまたくっつけ、そのまま引き上げていった。 シンイチのアヌスには当然の如くアナルバイブ―――もう、直径3cmの太さのものも咥え込んでおけるようになっていた―――が刺さっていて微かに振動―――微弱なものであれば、なんとか不快感も無視できるようにはなっていた―――していたが、アスリンはパンティのアヌス部分の穴に上手にアナルバイブの電池ケース部分を通してから強引に上に引っ張り上げた。 「あっ・・・くぅっ・・・ア、アスリン様・・・そんな・・・強くしたらっ・・・」 生地が伸縮性の低いレザーであるのでシンイチの睾丸は無理に締め付けられ、さらにペニスも強くお腹側に押さえつけられる事になった。 「うっさいわねぇ、ガマンしなさいっての!」 そのパンティはハイレグタイプになっていたため、シンイチのペニスは亀頭部の先端まですっぽりと包まれてしまい、パンティのサイド部分は腰骨の上までになって、そこでアスリンはバックのバンドをしっかりフックに留めて固定した。 「くうぅ~・・・」 パンティもブルマーも競泳水着も基本的にシンイチがペニスをフル勃起していても着用すればペニスを全部覆ってしまうが、ぴっちりという感覚にはならない。これほどまでぴっちりとペニスを覆ってしまうのは、バレエ教室に通っている時のシンイチが着ると超ハイレグになってしまうあの幼児向けのブルセラムーン・プティットのレオタードぐらいだったろう。だが、それは今のパンティのレザー生地に比べたら全然やわらかで伸縮性も有るレーザー生地なので、ぴっちりと覆うにしても然程締め付け感は大きくは無かった。だが、今のレザーパンティはぴっちりと覆いながら締め付け感はハンパではなかった。しかも、サイドが腰骨の上にまで来ていてちょうど腰の括れに引っ掛かっている形になっていて、さらに背後のバンドできつくロックされてしまってるのだ。 「どうかしら?」 「・・・あ・・・あの、これ・・・かなり・・・きついです・・・」 「くっくっく、思ったとおりだわ。でもこれで終わりじゃないわよ。仕上げは・・・」 アスリンはポケットから何やら小さな黄銅色の金属製のものを取り出すと、パンティのバックバンドを留めているフックにそれを通し、ぐっと力を入れた。そしてそれはカチッと音がしてフックにぶら下がってしまった。 「ア・・・アスリン様・・・何を・・・」 「あんたの今穿いているパンティのバンドに南京錠を掛けたのよ。これでこの鍵が無ければその南京錠は外れないし、当然あんたはパンティを脱ぐ事ができない訳。フフッ、これってどう意味か分かる?」 アスリンはシンイチの目の前で鍵をこれ見よがしにプラプラとさせた。 「ま、まさか・・・これって・・・」 十字軍・・・聖地エルサレムがイスラム教の支配下になってしまい、それを奪還すべくキリスト教の兵士たちが遠征に行った。その間に妻や婚約者や恋人や娘の不貞や密通を防止する為に、陰部を今のパンティのように覆って鍵を掛けて勝手に脱げないようにする道具が発明された。それが・・・ 「そう、貞操帯よ」 「な、何で・・・」 不貞・密通を防止するというのであれば、男女平等の観点から考えれば女性が男性に装着させるのも一理あるだろう。だが、シンイチとアスリンは不貞・密通を防止する以前にまだそれを心配する間柄ではなかった。 「何でって、これならあんたが勝手にセルフフェラチオをするのを防げるでしょ?」 「そ、そんな・・・」 シンイチにとってはアナルバイブの振動による不快感を打ち消す為にはペニスへの快楽が一番だ。勿論、フェラは確かに手淫より気持ちいいが、セルフフェラはあくまでも強要されてやっているに過ぎず、そんな事をするぐらいなら自分としては手淫の方がいいに決まっていた。 「ふん、どうせあたしの知らないところで勝手にセルフフェラでオナニーしてるんでしょ?そんなのとっくにお見通しよ」 とアスリンは自信たっぷりに言い放った。それを聞いてシンイチは押し黙った。 はっきり言ってそのアスリンの自信―――アナルバイブが入っていなくても性欲を催した時はセルフフェラでオナニーしているに違いない―――は100%間違っていた。シンイチが性欲を覚える、つまりペニスを勃起させてしまうのは女装した時ぐらいなのだ。そこは女装趣味の変態美少年として哀しい性癖に堕とされてしまったのだが、逆に不意に勃起してしまう事も無くなってその辺は良かったのかもしれなかった。 だが、シンイチが押し黙ったのは、その事実をアスリンに言って彼女を怒らせたくないからではなく、もう自分に対して勝手にアスリンが一方的な欲望を押し付けてくるだけだと悟ってしまったからだった。 だが、貞操帯というのは不貞・密通を防止できる反面、不便な事もある。 「あ、あの・・・トイレは・・・」 「問題無いわ。ちゃんとアナルバイブをいくらでも交換・取り外しができるようにそこにキャップがついてるから、そこを外せばいいのよ。私って頭いいデショ?」 「そ、その・・・オシッコの場合は・・・」 アヌスキャップが外せても、排便ができるだけだ。 「・・・あっ・・・」 シンイチのペニスは完全にパンティに覆われてしまっている。排尿はできない。シンイチに問われて初めて自分の考えが足りなかった事に気付いたアスリンは・・・。 「う、ウルサイわね、あんたはそんな事を心配しなくたっていいのよ!」 「で、でも・・・」 まさか、穿いたまま排尿させる訳にはいかなかった。そんな事するとパンティがオシッコまみれになってしまって汚らしいことこの上ない。 「その時は脱がせてやるわよ!ただし、絶対に一日一回、お風呂に入る時だけだからね!」 サトミやイツコだったら、「学校に行ってる時に済ませて置け」と言うだろうが、アスリンがそれを思いつかなかったのはやはりミスに他ならない。 だが、そんなミスは今はどうでもいい事だった。シンイチに何も言わずに貞操帯を穿かせて鍵もしっかり掛けてしまったのだ。シンイチはもうこの貞操帯を穿いている以上、セルフフェラはできない。いや、手淫さえできない。しかし、アヌスに確りと嵌ったアナルバイブの動きは止まらないのだ。 「・・・ど・・・どうして・・・こんなものを・・・」 トイレの心配はともかくとして、何故今更こんなものを付けられなければならないのかがシンイチには理解できなかった。 「あんたってつくづくウルトラバカね。あんたがいつまでもアナル性感でイカないからよっ!」 アスリンはビシリとシンイチの目の前に指を突き付けた。 「ずぅ~~~・・・っと前からアナルバイブを咥えさせて、もう極太サイズのやつも咥え込んでいれるのに、何であんたはアナルでイカないのよ!?あんた、それでも男なの!?」 「そ、そんな事・・・言われても・・・」 「女はヴァギナでイクわ。だからあんたが女装したらアナルがヴァギナの代わりでしょうが!ヴァギナにバイブが入っていて何でイケないのよ!?女でも男でもイケないなんて、もうまるっきり変態じゃん!!」 そこにサトミとイツコがいたら・・・ 「まさか!?」 「暴走!?」 などと口にしていたかもしれなかった。 「・・・ご・・・ごめんなさい・・・アスリン様・・・」 シンイチはもうアスリンにおわびを入れてこの嵐をやり過ごすしかなかったが。 「ふん、謝れば済むと未だ思ってる・・・もう救い様の無いバカね。でも、ムダよ」 アスリンはシンイチに背を向けると一人リビングに行ってソファに座ってTVを点けた。 「セルフフェラもオナニーも絶対に許さないわ。その貞操帯の中でチンポビキビキにして悶えてなさい」 「そ、そんな・・・」 「せつなかったら、早くアナル性感でイケるようになる事ね。・・・そろそろお腹が空いたわ。さっさとご飯の支度しなさい」 「は・・・はい・・・アスリン様・・・」 そんな理不尽かつ無茶な仕打ちはそれから一週間も続き、しかもアスリンはシンイチの食事にドホモルンクルリンを混ぜ込んでよりシンイチの性欲が昂ぶる様に仕組んだのだ。 そしてついに金曜日の夜になって、アヌスからの終わらない不快感を解消したくて昂ぶる性欲とそれを発散できないせつなさに根を上げてしまって・・・。 「ア・・・アスリン様・・・お願いです・・・このアスリン様のペットで・・・女装してオチンチンをぴんぴんにしてしまう変態に・・・どうかオチンチンを舐めさせて下さい・・・」 アスリンだけでなく、運悪くてゆーかタイミング良くてゆーか、サトミにイツコもいる目の前で、シンイチは土下座してそんな情けないお願いをせざるをえなくなっていた。 “大事なのは・・・相手をその気にさせる事・・・” ユイコは一瞬で何事かを考えてすぐに実行した。 「ねぇ~、そこのカッコいいお・じ・さ・ま」 「お、俺かな?」 まずはにっこり笑顔と褒め言葉で相手に言い寄って・・・ 「うん・・・あのね・・・おじさまに・・・ちょっとお願いがあるんだけどぉ~」 「な、何かな?」 ちょっとモジモジしながら、でも笑顔をは絶やさないで、ハニカミながら・・・ 「・・・私ぃ・・・おちんちんが好きでぇ~・・・だからぁ、おじさまのおちんちん、見せてほしいのぉ・・・」 「えっ?で、でも、キミまだ中学生だろ?」 「うん・・・だからぁ・・・保健体育の授業の予習ということで・・・オ・ネ・ガ・イ」 エンコー女子高生かと思いきや女子中生だとすぐに気付いたが、パッチリとウインクまでされた拝み倒しで思わずその気になってしまった中年男性は、保健体育の授業の予習という言葉を免罪符とでも解釈して・・・ 「わ、わかった・・・見るだけだよ」 「ホント?嬉しい・・・じゃぁ、誰にも見られないような場所で・・・」 ユイコは心底から嬉しいようにぱぁっと笑顔を見せると、中年男性を誰もいないトイレの裏に誘導した。 「ここなら安心だしぃ・・・おちんちん、出して下さい」 「じゃ、じゃあ・・・」 中年男性はもどかしそうにズボンのチャックを降ろし、ブリーフの前穴から自分のモノを引っ張り出した。 「わぁ、すごい・・・本物のおちんちんだぁ・・・」 「ちょ、ちょっと、キミっ!?」 自分の娘にならまだ幼いころに一緒にお風呂に入っていたから見られた事はあるが、今は見ず知らずのそれも性に興味を持ち始めた女子中生に見られているのだ。その中年男性がついその先の背徳的な事を想像してしまう事を誰が責められよう。そして、一瞬でもそんな想像をしてしまったが為に、疲れていた―――だからサボっていた訳で―――せいで項垂れていた男性自身は膨張してしまった。そのシーンを目の前で見ていた女子中生が興味を持ってしまって思わず手を伸ばしてきたので中年男性は慌てた。 「おちんちん、おっきくなっちゃった!・・・これって、ボッキってゆーんでしょ?」 「そ、そうだけど・・・」 「触ってみていい?」 「い、いや、それは・・・」 「触ってみたいの・・・ねぇ、いいでしょぉ~?」 その興味津々の笑顔でお願いされると、それはいやらしい目的ではなくて性的探究心から来るものだろうと勝手に早合点して解釈して 「わ、わかった・・・触るだけだよ」 「ホント?嬉しい・・・じゃぁ、早速・・・」 ユイコは勝手知ったる?とまでは言わないが自分自身で同じ物を身に備えているからなのか、恐る恐るというふうでもなく、優しく男性自身を握った。 「カタチも・・・大きさも・・・全然変わっちゃうし・・・それに・・・熱い・・・この中に、いっぱい血が流れ込んでるんだよね?」 あくまでも保健体育での男性器の仕組みについての予習をしている風を装ってユイコは手にしたペニスに刺激を加えていく。 ブリーフから出した時は萎れて亀頭も皮被りしていた陰茎はいつのまにかしっかり皮も剥けて亀頭が完全露出し、エラも張って裏スジも血管も浮き出した見事な剛直に変貌を遂げていた。 “こ、ここまで・・・イキリ立ったのは久しぶりだ・・・” 彼の家庭事情は詮索しないでおこう。とにかく、久しぶりの激しい性的興奮で嬉しかったのか、その怒張は心臓でもついているかのようにビクビクと熱い脈動を打っていた。 「スゴイ・・・ビクビクしてる・・・それに・・・何か透明な雫が出てきた・・・」 確かに、その先端から先走りの雫が滲み出してきていた。

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