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第7話 そのサン

毎日学校から帰って食事が済んでからのシンイチの日課は、アナルバイブでアヌス内を責められながらバイブ付猿轡でフェラチオのトレーニングをさせられながらヘッドセットを取り付けられて外界から目と耳を遮断された上で18禁やをいアニメを鑑賞させられる事だった。勿論、両手は後ろで拘束されているのでオナニーしようとしてもできない。もっとも、やをいに性的興奮してオナニーをしたくなるようにアスリンは仕向けているつもりなのだが、シンイチはその苦痛から逃げたくてオナニーしたいと願うだけであって、ほとんど効果は無きに等しかった。 アスリンの奴隷という立場に堕とされてしまったシンイチは、何とか女装させて貰える事だけを心の糧にしていたのだが、最近はメイド服の女装さえさせて貰えず、サトミがどこからか仕入れてきた奴隷専用のボンデージ調の服しか着させて貰えなかった。上半身に着ているのは一見パフスリーブのブラウスに見えたが、身体にぴったりフィットしていてさらに胸の部分は丸く開いていて乳首は丸見えになっていて―――それは別に恥ずかしくは無かったが―――腰から下腹部は何も覆う部分が無くてお尻もペニスも丸出しで、腰から直接伸びたガーターによってニーストッキングを釣る形になっていた。勿論、アナルバイブの装着はデフォルトになっていた。 「うーん・・・やっぱり私としてはメイド服姿のほうが可愛いくて萌えるんだけどねぇ」 アスリンに依頼されて買ってきたはいいが、いざ着せてみると女装ではないのでシンイチが興奮してペニスをフル勃起させるどころか萎れたままだったので、サトミは非常に残念がった。 「何言ってるのよ、サトミ!どうしてこいつが喜ぶ事を私がさせてやんなきゃならないのよ?」 アスリンはこれがシンイチの奴隷としての正しい扱いだと思っているのだが、アナルバイブを装着させているのに少しも性的興奮をしていないのがなんとなく不満のようだった。 「お薬は?」 「ちゃんと飲ませているわよ。でも、なんか、最近効き目が悪いような気がするんだけど」 「フェラチオする時はあんなに激しくフル勃起させてコチンコチンにしていたのにねぇ・・・」 「てゆー事は、相手がいないと効果は無いって訳?」 「バイアグラみたいなもんか・・・」 要は何事も気持ちが大事なようだ。心理学にも精通しているイツコの開発した薬であるからには、ただ単に飲めばフル勃起するなんて薬になる筈がない。そもそも、そんな薬は既に世の中に出回っている。 「それはさておいて、例の計画だけど、予定通りに行われる事になったから」 「わかったわ」 例の計画とは・・・別にどこかの野っ原でロボットの発表試乗会が行われるという事でもなかった。 「・・・本当にそのコが・・・?」 目の前にいるその女子中学生然とした人物が、実は本当は男のコだとはとても思えなかった。シンイチの持って生まれた女顔の勝利である。 「百聞は一見に如かず。実際に見てみればわかるからさ。じゃあ、脱いでくれる?」 「はぃ・・・」 ミエに促されて、シンイチは着てきたワンピースのフロントのファスナーを全開にしてその場で一気に脱いだ。 「まぁ・・・」 そこには、贅嶺女学園中等部の体操服を着たいたいけな変態女装中学生がいた。なぜ変態女装中学生であるのかわかったかと言うと、勿論女学園なのだからこの学園に通うものはみんな女子であり、よって体操服も純白のシャツとノーコンのブルマーだった。 だが、今目の前にいるコは、ご丁寧にも自分達と同じ陸上用のハイカットブルマーを穿いて来ていた。そして、股間の後ろには不自然な出っ張りが、さらに下腹部には、一目でそれとわかる、テントを張ったような膨らみがあったのだ。 それとは、つまり・・・ 「このコ、アナルにバイブを入れて、興奮して、チンポをフル勃起させちゃってるんです。ね、ヘンタイでしょう?」 と、そういう事だった。 「スゴイ・・・本当に女装して興奮するヘンタイっていたのね・・・」 半分呆れ気味、半分侮蔑気味の視線を向ける彼女にミエは耳元で囁いた。 「それにさ・・・(ボソボソボソ・・・)・・・なのよ。スゴイでしょ?」 「まぁ・・・いいわねぇ・・・うん、なんか、気に入っちゃったカンジ」 陸上部の次期エースで次期生徒会の会計になることが決まっている清原ユミは、なんとなくだらしない笑みをこぼした。 「ウフフ・・・えーと、確か、ユイコちゃんだっけ?今日は自主練だから先生はいないわ。私達と一緒に練習しましょうね」 ミエがユミの耳元で何を囁いたかと言うと、「ユイコはフェラチオするのが大好き」という事だった。男性のペニスを口唇愛撫することをフェラチオと称するぐらい、この年頃の女のコであれば常識である。つまり、アナルバイブで興奮してペニスをフル勃起させているユイコがフェラチオが大好きという事は、つまりユイコがほもーんである事の証明であり、やはりどうやって入手したかは不明だが18禁やをい漫画を寝る前に鑑賞する事を「オトメの嗜み」と称しているユミにとっては、目の前にいるその変態女装中学生は恰好のズリネタそのものだった訳だ。 さらに、類は友を呼ぶというのか、陸上部のエース選手がそれでは、彼女と一緒に自主練に参加する陸上部員もまた同じ性分であるのが世の慣わしとでもいうのか、誰もユイコの恥ずかしい女装姿を見てそれを嫌がったり気持ち悪がったりする事もなく、ユミから説明を受けた後は彼女と同様になんとなくだらしない笑みをこぼした。 そして、ユイコと言えば・・・確かにアナルバイブは装着させられていたが、別に蠢いている訳ではなかったので特に苦しさはなく、今のそのアナルバイブの太さにも慣れて不快感も我慢できるようになっていた。ただ、今までに何度か穿いた体育用の普通のブルマーとは違って陸上用のハイカットブルマーであったので、それはより軽く布地も薄くなっていて、ブルマーの内側からのペニスの突き上げは今までのものよりもずっとはっきりくっきりしていて、それを初対面のJKに見られるのが恥ずかしくて顔を赤らめていた。 さて、陸上部の自主練は先生がいないので柔軟や体操などの準備運動を全員で済ませた後は、短距離/中・長距離/ハードル/走り幅跳び等々に別れて銘々やるべき個々人でのメニューをするのは別にいつもどおりであった。それほど運動が得意という方でもなかったユイコだったが、別に何かやりたいという希望も無かったので、ユミやミエと一緒に短距離走の練習に付き合わされ、少しでも動くたびにフル勃起したペニスをブルマーで擦られて悩ましい声を漏らすのを禁じえなかった。 まあ、アスリンがそこにいないので勝手な無体を求めてくる訳でも無かった為、その辺の説明は省略する。 とにかく、ユイコはその恥ずかしい変態女装でユミやミエ他、贅嶺女学園高等部の陸上部のお姉さま達の目をたっぷりと楽しませたのだった。 「・・・本当にそのコが・・・?」 目の前にいるその女子中学生然とした人物が、実は本当は男のコだとはとても思えなかった。シンイチの持って生まれた女顔の勝利である。 「百聞は一見に如かず。実際に見てみればわかるからさ。じゃあ、脱いでくれる?」 「はぃ・・・」 ミチコに促されて、シンイチは着てきたワンピースのフロントのファスナーを全開にしてその場で一気に脱いだ。 「まぁ・・・」 そこには、贅嶺女学園中等部の水着を着たいたいけな変態女装中学生がいた。なぜ変態女装中学生であるのかわかったかと言うと、勿論女学園なのだからこの学園に通うものはみんな女子であり、よって水着も藍色のワンピースだった。 だが、今目の前にいるコは、ご丁寧にも自分達と同じ競泳用のハイレグ水着を身に着けて来ていた。そして、股間の後ろには不自然な出っ張りが、さらに下腹部には、一目でそれとわかる、テントを張ったような膨らみがあったのだ。 それとは、つまり・・・ 「このコ、アナルにバイブを入れて、興奮して、チンポをフル勃起させちゃってるんです。ね、ヘンタイでしょう?」 と、そういう事だった。 「スゴイ・・・本当に女装して興奮するヘンタイっていたのね・・・」 半分呆れ気味、半分侮蔑気味の視線を向ける彼女にミチコは耳元で囁いた。 「それにさ・・・(ボソボソボソ・・・)・・・なのよ。スゴイでしょ?」 「まぁ・・・いいわねぇ・・・うん、なんか、気に入っちゃったカンジ」 水泳部の次期エースで次期生徒会の書記になることが決まっている桂木アケミは、なんとなくだらしない笑みをこぼした。 「ウフフ・・・えーと、確か、ユイコちゃんだっけ?今日は自主練だから先生はいないわ。私達と一緒に練習しましょうね」 ミチコがアケミの耳元で何を囁いたかと言うと、「ユイコはフェラチオするのが大好き」という事だった。男性のペニスを口唇愛撫することをフェラチオと称するぐらい、この年頃の女のコであれば常識である。つまり、アナルバイブで興奮してペニスをフル勃起させているユイコがフェラチオが大好きという事は、つまりユイコがほもーんである事の証明であり、やはりどうやって入手したかは不明だが18禁やをい漫画を寝る前に鑑賞する事を「オトメの嗜み」と称しているアケミにとっては、目の前にいるその変態女装中学生は恰好のズリネタそのものだった訳だ。 さらに、類は友を呼ぶというのか、水泳部のエース選手がそれでは、彼女と一緒に自主練に参加する水泳部員もまた同じ性分であるのが世の慣わしとでもいうのか、誰もユイコの恥ずかしい女装姿を見てそれを嫌がったり気持ち悪がったりする事もなく、アケミから説明を受けた後は彼女と同様になんとなくだらしない笑みをこぼした。 そして、ユイコと言えば・・・確かにアナルバイブは装着させられていたが、別に蠢いている訳ではなかったので特に苦しさはなく、今のそのアナルバイブの太さにも慣れて不快感も我慢できるようになっていた。ただ、今までに何度か身に着けた体育用の普通のスクール水着とは違って競泳用のハイレグワンピース水着であったので、それはより軽く布地も薄くなっていて、水着の内側からのペニスの突き上げは今までのものよりもずっとはっきりくっきりしていて、それを初対面のJKに見られるのが恥ずかしくて顔を赤らめていた。 さて、水泳部の自主練は先生がいないので柔軟や体操などの準備運動を全員で済ませた後は、クロール/バタフライ/平泳ぎ/背泳等々に別れて銘々やるべき個々人でのメニューをするのは別にいつもどおりであった。それほど運動が得意という方でもなかったユイコだったが、別に何かやりたいという希望も無かったので、アケミやミチコと一緒に背泳の練習に付き合わされ、少しでも動くたびにフル勃起したペニスを競泳水着で擦られて悩ましい声を漏らすのを禁じえなかった。 まあ、アスリンがそこにいないので勝手な無体を求めてくる訳でも無かった為、その辺の説明は省略する。 とにかく、ユイコはその恥ずかしい変態女装でアケミやミチコ他、贅嶺女学園高等部の水泳部のお姉さま達の目をたっぷりと楽しませたのだった。 「・・・本当にそのコが・・・?」 目の前にいるその女子中学生然とした人物が、実は本当は男のコだとはとても思えなかった。シンイチの持って生まれた女顔の勝利である。 「百聞は一見に如かず。実際に見てみればわかるからさ。じゃあ、脱いでくれる?」 「はぃ・・・」 リエに促されて、シンイチは着てきたワンピースのフロントのファスナーを全開にしてその場で一気に脱いだ。 「まぁ・・・」 そこには、贅嶺女学園中等部のテニスウェアを着たいたいけな変態女装中学生がいた。なぜ変態女装中学生であるのかわかったかと言うと、勿論女学園なのだからこの学園に通うものはみんな女子であり、よってテニスウェアも純白のツーピースだった。 だが、今目の前にいるコは、なぜかスコートを身に着けておらず、下半身はフリルでゴテゴテに飾られたアンダースコートだけを身に着けて来ていた。そして、股間の後ろには不自然な出っ張りが、さらに下腹部には、一目でそれとわかる、テントを張ったような膨らみがあったのだ。 それとは、つまり・・・ 「このコ、アナルにバイブを入れて、興奮して、チンポをフル勃起させちゃってるんです。ね、ヘンタイでしょう?」 と、そういう事だった。 「スゴイ・・・本当に女装して興奮するヘンタイっていたのね・・・」 半分呆れ気味、半分侮蔑気味の視線を向ける彼女にリエは耳元で囁いた。 「それにさ・・・(ボソボソボソ・・・)・・・なのよ。スゴイでしょ?」 「まぁ・・・いいわねぇ・・・うん、なんか、気に入っちゃったカンジ」 テニス部の次期エースで次期生徒会の会長になることが決まっている明日香サエコは、なんとなくだらしない笑みをこぼした。 「ウフフ・・・えーと、確か、ユイコちゃんだっけ?今日は自主練だから先生はいないわ。私達と一緒に練習しましょうね」 リエがサエコの耳元で何を囁いたかと言うと、「ユイコはフェラチオするのが大好き」という事だった。男性のペニスを口唇愛撫することをフェラチオと称するぐらい、この年頃の女のコであれば常識である。つまり、アナルバイブで興奮してペニスをフル勃起させているユイコがフェラチオが大好きという事は、つまりユイコがほもーんである事の証明であり、やはりどうやって入手したかは不明だが18禁やをい漫画を寝る前に鑑賞する事を「オトメの嗜み」と称しているサエコにとっては、目の前にいるその変態女装中学生は恰好のズリネタそのものだった訳だ。 さらに、類は友を呼ぶというのか、テニス部のエース選手がそれでは、彼女と一緒に自主練に参加するテニス部員もまた同じ性分であるのが世の慣わしとでもいうのか、誰もユイコの恥ずかしい女装姿を見てそれを嫌がったり気持ち悪がったりする事もなく、サエコから説明を受けた後は彼女と同様になんとなくだらしない笑みをこぼした。 そして、ユイコと言えば・・・確かにアナルバイブは装着させられていたが、別に蠢いている訳ではなかったので特に苦しさはなく、今のそのアナルバイブの太さにも慣れて不快感も我慢できるようになっていた。ただ、今までは超ミニスカートを着用させられたことはあったが今回はスコートなしでアンスコ丸出しにさせられたので、しかも実はノーパンで素肌に直穿きだったため、アンスコの内側からのペニスの突き上げはブルマーや水着と同様にはっきりくっきりしていて、それを初対面のJKに見られるのが恥ずかしくて顔を赤らめていた。 さて、テニス部の自主練は先生がいないので柔軟や体操などの準備運動を全員で済ませた後は、サービス/レシーブ/スマッシュ/壁打ち等々に別れて銘々やるべき個々人でのメニューをするのは別にいつもどおりであった。それほど運動が得意という方でもなかったユイコだったが、別に何かやりたいという希望も無かったので、サエコやリエと一緒に練習に付き合わされ―――と言っても球拾いがメインだったが―――少しでも動くたびにフル勃起したペニスをアンスコで擦られて悩ましい声を漏らすのを禁じえなかった。 まあ、アスリンがそこにいないので勝手な無体を求めてくる訳でも無かった為、その辺の説明は省略する。 とにかく、ユイコはその恥ずかしい変態女装でサエコやリエ他、贅嶺女学園高等部の水泳部のお姉さま達の目をたっぷりと楽しませたのだった。 「どうも、初めまして・・・」 そして、リエ・ミエ・ミチコのお膳立てで、アスリンは一人贅嶺女学園高等部の生徒会役員室に足を踏み入れた。そこに待っていたのは、サエコ・アケミ・ユミの三人のみ。 「こちらこそ、初めまして・・・」 初対面の四人は名を名乗って3対1の挨拶を交わした。 「いきなりつかぬ事を訪ねて申し訳無いんだけど・・・前に新聞に載った荻生アスカ(仮名)さんってもしかして貴女の事?」 「・・・どうしてその事を知ってるんですか?」 以前のブルマー廃止運動騒動の件で新聞に取材を受けた時に、あまり自分の素性を有名にしない方がいいとのイツコの助言から、アスリンはその仮名を使ったのだった。 それはともかく、本当は有名人気分を味わいたかったアスリンは、ここでは別に誤魔化す必要は無いし、本音で話した方が協力を得られやすいだろうとの打算も含めて、ユミの言葉を否定しなかったのだ。 「やっぱり・・・あ、いえ、もう一人が伊丹シンジ(仮名)となっていたので、もしかしたら?と思って訊いただけですよ」 惣竜アスリン→荻生アスカの変換はもしかしたら?レベルだったが、猪狩シンイチ→伊丹シンジの変換はきっと・・・レベルだった。そのアケミの言葉をフォローするかのようにサエコも続ける。 「一部のブルマー廃止を目論む女子生徒と教師の陰謀を生徒総会で暴いた・・・それで、なんとなく前から気になっていたのです」 どうやら、情報を漏らした者がいるらしい・・・と言っても、種を明かせば双方の学校に姉妹で通っている者がいただけの事だった。 「はぁ・・・」 それはともかくとして、ウェルカムドリンクとしてオレンジジュースを飲ませて貰ったアスリンは、さっそく来訪目的を告げる事にした。 「それで、どうだったでしょうか、あの変態は・・・」 サエコはリエから、アケミはミチコから、ユミはミエから聞かされてその変態女装中学生に興味を持ったのだが、サエコ・アケミ・ユミの三人が三人ともリエ・ミエ・ミチコの三人から練芙学園の知り合いの女子中生から紹介されていたと聞かされていたのだ。そして、その変態女装中学生をペットとして扱っている女子中生が会いたいと言ってきてるので、その当人にも興味が沸いたのだ。 「とても素晴らしかったわ」 「なかなかたのしい一時を過ごさせて貰ったわ」 「すごく良かったわ」 サエコ・アケミ・ユミの三人は同時に破顔して笑顔を見せた。その言葉に嘘偽りがないことは、リエ・ミエ・ミチコの三人それぞれと一緒に撮った陸上部・水泳部・テニス部の記念写真―――女装してペニスをフル勃起させた恥ずかしい姿のシンイチを囲んでJKの誰もがどことなくいやらしい笑みをこぼしていた―――でアスリンも確認していた。その写真こそ、リエ・ミエ・ミチコの三人・・・って、もうメンドクサイので以降は腐女子JK三人衆と称する・・・がアスリンに約束した、サエコ・アケミ・ユミの三人・・・って、もうメンドクサイので以降は次期生徒会役員の三人と称する・・・が腐女子である証拠であった。だからアスリンも今日思い切ってここに乗り込んできたわけだ。 「それはとても良かったです。あいつを変態に仕立て上げた甲斐がありました」 「どうやってあれほどまでに仕上げたの?と聞きたいところだけど・・・今日は何か私達に用があって来たのでしたわね」 「はい。それについては後々説明するつもりですけど・・・今日、私がこちらに来たのは、贅嶺女学園高等部の次期生徒会役員のみなさんを見込んでの、重要なお願いがあったからです」 アスリンのそのあまりに真剣な眼差しに思わず次期生徒会役員の三人は互いに顔を見合わせた。他校のそれも自分達JKと学年がずれたJCからの真剣で重要なお願い・・・それがいったい何なのか、全く見当もつかないからだ。 「お話を詳しく伺いましょう」 「こちらの三人にも同意を貰ってるんですが・・・」 そして、アスリンは自分の野望を語り始めた。 シンイチにさらなる調教をして完全なるアナルマゾのほもーん奴隷にしたい事。そしてそのほもーんの相手にシンイチが気を許している凪羅トオル―――現・練芙学園中等部生徒会副会長が最適である事。 その為には、トオルを引き込む必要がある。そこでアスリンがサトミに無い知恵を出して貰ってイツコに検討して貰ったのが、トオルを贅嶺女学園におびき出して罠をかける、という事だった。 具体的には・・・ 1.偽の招待状―――贅嶺女学園と練芙学園の中等部生徒会交流会・・・初等部(この場合は生徒会ではなくて児童会だが)や高等部や短大・大学(この場合は生徒会ではなくて自治会となる)とは場所も時期も異なる・・・での年度末慰労会―――で呼び出す。 2.次期生徒会役員の三人や腐女子JK三人衆には中等部の生徒に化けて貰って、何とかしてトオルに一服飲ませて自由を奪う。 3.中等部の女子の一人にトオルをフェラチオさせて篭絡する。当然そのシーンは保険として盗撮して録画しておく。 4.後はこちらの思うがまま。男なんて性欲の塊だから、スケベ心ですぐになんでもいう事を聞くようになる。もし、理性の方が勝ったら、保険を使って脅せばおとなしくなんでもいう事を聞くようになる。 *いろいろと入用な物があれば、資金はすべてこちらで用意する。 これが、アスリンが依頼・提案した内容だった。 おまけとしては、シンイチが(キ)にならない限りはいつまでもイジメられるので、以降もシンイチをイケニエにして双方の腐女子生徒会でともに楽しめる、という事だった。 ちなみに双方の腐女子生徒会とは、贅嶺女学園側は中等部の生徒会ではなく今アスリンの目の前にいる三人の事であるが、練芙学園側の腐女子生徒会とはどういうことか? 実は、アスリンはレイナに協力を断られて次善の方針に切り替えていた。 生徒会役員選挙で立候補してもしシンイチに負けて生徒会長になれなかったとしても、他に立候補者がいないことから次点の者が自動的に副会長に選出される事になるので、アスリンが来年の生徒会役員になれる可能性は99.89%の確率で問題無いとも言える。勿論、生徒会役員では名目上はシンイチの方が上位役員だが、実生活ではシンイチはアスリンのペットであり、影から如何様にもシンイチをコントロールできる。その他の現役員(書記のヒロキや会計のモモコ)はそのまま残留を承認されるだろうが、単なる手伝いのシゲキはレイナが卒業すれば寄り付かなくなる。そこで、アスリンは腐女子仲間の例の三人(コトコ、キヨミ、ヒデコ)をお手伝いとして生徒会の中に引き入れて、生徒会を乗っ取るつもりでいたのだ。ブルマー廃止運動でみじめな敗北を喫したその三人には、ブルマーの上からジャージを穿けば体育の授業はOKとでも特例を作ろうと努力するつもりでいた・・・勿論、努力するつもりでいた、という事は、努力はするが確約はしない、特例が認められなくても知ったこっちゃない、という考えだった・・・その結果、シンイチの事についてその三人に知られる事にはなるが、腐女子であるからにはシンイチをアナルマゾのほもーん奴隷(しかもその相手がトオル)にする事にすぐさま同意するだろうし、その趣味が暴走して勝手な振る舞いをして事が露見する恐れが出たりあるいはそのネタで自分に敵意を見せてきたら、その時は例のM資金で強引にケリを付ける事も考えていた。イツコが心配していた、「法の外での実力行使」について、アスリンもいつか萩生一族に正式に迎え入れられた時の事も考えて自分でいろいろと調べたりしていた訳だ。 「な・・・なかなか・・・魅力的な話ですけど・・・」 同じ腐女子ではあるが自分達より三つも年下であるそのアスリンの大胆な提案に次期生徒会役員の三人は驚き圧倒されていた。それでも乗り気でなさそうな声になったのは訳があった。 「こちらの中等部の女子に生贄になれというのは断じて認められません」 と、それらしいことを言っているが、贅嶺女学園のその辺の所謂「性の乱れ」については、表沙汰になっていないだけで、実態は目を覆う有様らしい。毎年、中等部・高等部どの学年にも中絶した者や援助交際で補導される者が一人はいるのだ。 「いっそのこと、貴女が自ら相手してあげればいいのでは?」 「それ、本気で言ってます?」 アスリン自らトオルにフェラチオしたら?というセリフにアスリンもカチンと来たようだ。 「不躾な提案をしてきたのは貴女の方じゃないの」 一触即発―――3対1ではあるが―――の雰囲気に、慌てて見守っていた腐女子JK三人衆がマァマァマァと割って入った。 「アスリンも少しきつく言い過ぎだし、こちらも少しは譲歩する事も考えては・・・」 「中等部の中にはフェラチオ経験があるコもいると思うし・・・」 「お金が入用であれば、アスリンが出してくれるんですよ?」 その三人の執り成しのセリフで、アスリンは目の前の三人が何か誤解している事に気づいた。 「えーと・・・あのですね・・・中等部の生徒と言っても、別に本当にそちらの誰かを、なんて考えてませんよ?」 「はぃ?・・・えーと・・・余計に話が見えなくなったんだけど・・・」 「コイツは女装が三度のメシより好きなんですよ?」 そう言ってアスリンは一枚の写真を机に置いた。 「「「えっ!?」」」 次期生徒会役員の三人がえっと驚いたのは、それがシンイチが贅嶺女学園中等部の制服を着ているコスプレ写真だったからだ。 「それにコイツの得意技はこれです」 「「「うそぉっ!?」」」 その次にアスリンが取り出して見せたのは、シンイチのセルフフェラの写真。 次期生徒会役人の三人は驚愕して思わず立ち上がった。 「そしてこいつは既に経験済です」 そのまた次にアスリンが見せたのは、シンイチのDKへのフェラ写真。 「「「むひょぉぉぉ~~~!?」」」 とうとう次期生徒会役員の三人は吃驚仰天して思わず後ろにのけぞった。 「あ・・・同じ反応・・・」 とアスリンが呟いたのも、それらの写真を見せた際の腐女子JK三人衆も思わずのけぞってしまったからだった。 「という事で、こいつを贅嶺学園中等部の女子生徒に化けさせるんです」 少しの間、興奮して―――多分、思わず股間を濡れさせてしまっていたであろう―――次期生徒会役人の三人は、少しの間ハァハァハァと血走った眼でアスリンが手に持つ衝撃写真を鑑賞していたが、いきなり机に両手をついて身を乗り出して言った。 「「「是が非とも、協力させて頂きます!!!」」」 「そ・・・それは・・・ありがとうございます・・・」 次期生徒会役員の三人のその明け透けな反応に少々引き気味のアスリンの顔は(・・)目がテンになっていた・・・。 という経緯があって、いよいよ計画が実行される日がきた。 「今日はわざわざこちらまで来て頂いて有難う御座います」 「あ、いえ、こちらこそ、招待頂きまして有難う御座いました」 この贅嶺女学園中等部の生徒会役員室に足を踏み入れた男子生徒は、このトオルの他には同じ練芙学園中等部生徒会の書記のヒロキと手伝いのシゲキだけだ。その二人は女の花園と言っても過言ではないこの学園の敷地に入っただけで緊張しまくりだったが、トオルはと言えばどっしりと落ち着いたものだった。だから、単身で―――本当は生徒会役員全員が招待されていたのだが、レイナの事を慮ってトオルは単身で乗り込む事にしたのだった。今頃はレイナはシンイチとヒロキ・モモコ・シゲキを合わせた五人で生徒会の仕事をこなしているだろう・・・そうトオルは思っていたのだが・・・。 「他の方も来て頂けたらなお良かったのですけど・・・」 「そろそろ次期生徒会役員の選挙が近づいてきたので、それの対応もあって今日は一人で来ました」 去年は贅嶺女学園の側から来ていたが、やはりその時も次期生徒会役員選挙が近いという事で生徒会長一人だけだったので、それはお相子様というか、仕方がない事だった。 「あなるほど・・・お互い、高等部に進級するまで大変ですね。次の生徒会長の候補は、二年の役員の方ですか?」 事情は既にアスリンに聞かされて知っているのに、すっとぼけて知らぬ存ぜぬの振りで堂々とそんな質問ができるのも、彼女が演劇部の部長でもあったからだが、それはともかく。 「いえ。実は、最近になって生徒会を手伝い始めてくれた二年の男子がいて、僕としてはその二年生に後を託そうかと考えています」 「えっ?大丈夫なんですか?経験が少ないというのは・・・凪羅さんの前ですけど、私はやはり・・・」 「何か、ご心配でもありますか?」 「ええ。彼女が言いかけたとおり、できれば実務経験が多い人の方がこちらとしても心強いのです。ちなみに、彼女は私どもの次期生徒会長筆頭候補です。まあ、最終的には選挙で決定されますけど」 贅嶺女学園の中等部は一年時は雑用(いわゆる下っ端)・二年の前期/後期でそれぞれ書記/会計を務めていたコが次期生徒会長に立候補していて現生徒会長も推薦人になっているらしい。他に立候補者がいてもまず、当選は楽勝だろう。それ程、経験値と言うのは生徒会長の大任を務めるには重要なファクターになっているようだ。 「いえ、大丈夫です。彼は経験は少ないですが優秀です。二年の役員が一年かけて覚える仕事をほんのわずかな期間でマスターしてしまったから、立派に次期生徒会長を務めてくれると思います」 トオルはシンイチの名は出すのは一応控えて、まずは目の前の女子中学生達の心配を打ち消そうと説明を試みたが。 「だから言ったでしょう?その人はシンイチにホの字なんだから、どんなに訴えかけても通じないって」 そう言って、ドアを開けて入ってきたのは・・・ 「・・・惣竜さん?・・・なんでこちらのみなさんと同じ制服を・・・?」 入ってきたのは、贅嶺女学園中等部の制服に着替えていたアスリンだった。勿論、他校―――練芙学園中等部―――の制服姿では、校内を移動するのに不思議がられる・怪しまれるからだった。 「実を言うと、私、こちらのみなさんとはお友達でとっても仲がいいのよ。時々放課後にお茶することもあるしね」 「え、ええ、そうなんです、はい」 アスリンのアドリブに慌てて相槌を打って同意する生徒会のメンバー達。勿論、根も葉もないアスリンの捏造である。 「大体、凪羅先輩は知らないでしょうけど、人付き合いのヘタなシンイチが生徒会長になったとして、こちらの生徒会の方々とちゃんとした交流ができるとは思えないのよねー」 物静かでおとなしくて口数も少ないシンイチは、一見そんなイメージを持たれる事も多いが、そんな事は決してなくて、みんなのためなら自分を犠牲にもする・行動すべき時は行動する、という事は文化祭のクラスの劇でシンデレラ役を演じた事やブルマー廃止騒動の際の論行で学校中に知られており、加えて学業成績も優秀な事から次期生徒会長候補―――別に現生徒会の推薦が無かったとしても―――として学校中に認められている事だった。 つまり、アスリンの言葉は、自分がサトミの庇護の元でシンイチと同居しているという事から、彼女達の前で繰り広げたこれまた捏造に他ならなかった。 「えーっ?それはちょっと困りますぅ」 「私達の代で交流を途絶えさせるなんて、そんな事絶対できません」 二年生達は口々に練芙⇔贅嶺の交流・・・ただし、中等部のみだが・・・が途絶する事態―――まだそうなると決まった訳でもないのに、アスリンの計略に乗ってしまったようだ―――を口々に危惧した。 そしてその反応を耳にしてアスリンは未だサトミとイツコとサヤにしか言ってない胸の内をここで披露する事にした。 「みなさんがそんな心配をするのも当然です。でも、安心してください。実は、私も次期生徒会長に立候補するつもりです」 「な、何だってー?」 まるで晴天の霹靂とでも言うべき、アスリンのその発言にトオルも驚いた。 「私はこちらのみなさんとお友達だし、交流会なんてそんな堅苦しい雰囲気じゃなくて、もっともっとフレンドリーな関係に持っていけます。どうですか?みなさん」 「え、ええ、それは大変宜しゅう御座います・・・」 アスリンのアドリブは続き、少々面食らってる現生徒会長の彼女は、何故か返事がそんな場違いな馬鹿丁寧なものになってしまった。 「と、贅嶺女学園の生徒会長さんも言ってくれてる事だし、シンイチなんかやめてこの私を推薦してくれませんか?」 友達付き合いしているのに、アスリンは現生徒会長の彼女を苗字でも名前でも呼ぶ事ができなかった。その不審さも、いつものトオルなら気付いていただろうが、今は事態が突然過ぎた事と何やら急に頭がぼうっとしてきた事で気付く事はできなかった。 「惣竜さん・・・大体・・・君は・・・なぜ此処に・・・」 そこまで言って、トオルはなぜだか急に眠気が襲ってきたのを感じた。別に寝不足でも最近疲れている訳でもないのに・・・ なぜそこにアスリンがいるかと言うと、実のところ、トオルがレイナ・シンイチ・ヒロキ・モモコ・シゲキの五人に後を任して生徒会役員室を出て行ってから10分も経たずにそこに急にアスリンがやってきて、急用―――それが何かは一言も説明もなかった・・・と言っても、説明ができる筈もなかった。だって、急用と言うのは勿論嘘だったから―――ができたからと言ってシンイチを連れて帰ってしまった。そして、トオルが公共交通機関で移動してる間にアスリンはシンイチを連れてタクシーで先回りし、裏門から入ってきていたのだ。 「・・・君は・・・何を企んで・・・」 そして、トオルはアスリンに続いてもう一人、贅嶺女学園中等部の制服を着た練芙学園中等部の生徒が入ってきた事を目撃することなく、睡魔に負けて眠りに落ちてしまった。 「流石、イツコ先生の眠り薬は効果抜群ね」 実は、贅嶺女学園中等部の生徒会がトオルに出したジュースには、アスリンの言ったとおりイツコの調合した睡眠薬が混入されていたのだ。それも、ジュースの味に変化が出ないように極少量で効果絶大の物が・・・。と言っても飲んだ瞬間にころんと眠りにつくような強力なものだとそれはもはや麻薬・麻酔レベルになってしまって逆に命に危険を及ぼす事になりかねないので、イツコはそこも考慮して量―――何ccのジュースに何mg入れるか?―――も考慮してそれをアスリン経由で渡したのだ。それゆえに、ジュースを飲んでから少しして突然トオルは眠りに落ちた訳だ。それで、彼女たちはトオルがそうなるまでごく自然に振る舞って会話を続けるようにして待っていたという訳だ。 そして、彼女たちがなぜそんな事をしたかと言うと、勿論高等部の次期生徒会役員から協力を要請―――いや、強く要求されていたと言った方がいいかもしれない。そして、エスカレーター式に上の学年部に進級していく訳だから、彼女達も来年度に高等部の先輩(しかも生徒会役員)になる彼女達には逆らえず、ついにはアスリンの用意した実弾―――と言っても現金ではなくて、男性アイドルユニットのコンサートのチケットだった―――の魅力に屈服してしまったのだ。 そして、彼女達はアスリンの後ろから入ってきた者が女装美少年だとは全く気付かないまま、言われていたとおりに生徒会役員室から退室していった。 来季の新生徒会役員は、先方の新生徒会役員とまた交流を続ければいいし、トオルが高等部のお姉さま方の毒牙に掛かろうとも、その後の処理・責任はお姉さま方や計画の首謀者(アスリン)が取ればいいし。 「ほら、ユイコ、準備しなさい」 アスリンから踵に爪先で軽くつつかれたユイコはのろのろと動いて、トオルが突っ伏している長テーブルの向こう側に移動し、しゃがみこんだ。 “トオル先輩が・・・どうして・・・” アスリンに急用とだけ告げられて連れてこられたのがこの学校で、そこで初めてシンイチは練芙学園と贅嶺女学園が姉妹校である事を知らされた。その事は双方の学校の生徒が誰でも知っている事なのに、シンイチがそれを知らなかったのはその交流イベントを何も知らなかった・・・いや、知らされてはいたのかもしれないが、自分の女顔で悩んでいたり、そんな状態で文化祭でシンデレラをやらされて苦労したり、その後で愛の三人組の罠に掛かって今の悲惨な境遇が始まったりしていて、普通の健康な男子なら心ときめく姉妹校(それも100%女のコしかいない女子校)との交流イベント(生徒会同士の文化祭での出し物への相互協力)に関心を持って当たり前なのだった。それは勿論贅嶺女学園側の中学生達も同じだった。自分達の周りには同性である女子しかいないので、異性である男子もいる共学の練芙学園での文化祭にはこぞって遊びに行くのが普通だったのだ。 そして、アスリンと一緒にやってきた自分が裏門から入って高等部の女子生徒の案内ですぐ近くの校舎―――特別教室棟だったのでその時は誰もいなかった―――で今着ている女子の制服に着替えるように言われたのだ。勿論アスリンと同席ではなく、アスリンは教室内、シンイチは個室トイレ内で・・・。 そして、着ていた制服等―――シンイチは当然下着までも着替えさせられた―――は、案内してくれた女子生徒が予め用意してくれていた生徒御用達のスポーツバッグ―――勿論、体操服や水着や運動系の部活で使う運動着を入れるバッグだが、スポーツバッグを必要としない日でもそれを毎日持って来るのは、おそらく勉強には関係なくて顔に関係あるものを入れているのだろう―――に入れて、それを手に持ってこの学園の中等部の生徒であるような顔をして堂々と敷地内を移動してきて、ついさっき、この生徒会役員室の隣の部屋に入って待機していたのだが、そこでアスリンから告げられたのは・・・。 「こちらのお姉さま方が、あんたが男子にフェラチオしているところ見てみたいんだって」 「なっ!?・・・」 「嫌とは言わないわよねー。あんた、チンポを舐めるのが好きで自分のチンポをフル勃起させる変態なんだからさ」 シンイチは女装趣味に堕とされてしまったからこそ、女装で性的興奮を覚えてペニスを膨張させてしまうのに、どうしてもそれを認めようとしない、何としてでも認めたくないアスリンであった。 そして、シンイチ、いや、ユイコがポジショニングした事を確認してからアスリンの合図でまたドアが開かれて今度はまた別室で待っていたリエ・ミエ・ミチコにアスカ・アケミ・ユミの六人が入ってきた。 「じゃあ、準備お願いします」 アスリンに言われて、リエ・ミエ・ミチコの三人はすぐに協力してトオルの四肢をロープで縛って固定した。両脚は椅子の脚に、両腕は背もたれの後ろに回してそこに縛りつけたのだ。 「これで目が覚めてもこの人は動けません」 さらに三人はトオルの前の長テーブルを折りたたんで部屋の隅っこに移動させた。同時にアスリンがまた別の隅に行ってそこのパソコンのキーを叩くと、画面にトオルの姿を前方斜め上から俯瞰で撮影している映像が映った。天井に設置されたプロジェクターに盗撮カメラが取り付けられていたのだ。 そして、勿論こういった設定準備をしたのも例のM資金(笑)で手配された専門の業者で、専門の業者と言っても正規ではなく怪しい方で、怪しい方と言っても人間性ではなくその請け負う内容だったが。 「これで撮影もバッチリです」 なお、一連の撮影時には当事者の二人だけでなくアスリンを始めとする観客が六人いるため、不要な音声を採取しないように録音については今回は無しとなった。 「じゃあ、やって貰おうかしらね~」 アスリンは楽しそうな笑顔と声でユイコに命令をしてきたが、その視線は冷たく、その目は決して笑っていなかった。 いくら顔が笑っていてもその視線が冷たいのは、シンイチをイジメる・・・それもアナルマゾのほもーん奴隷にするのが愉しくて楽しくて仕方がないという、そんな昏い心のせいによるものだった。 「・・・どうして・・・トオル先輩を・・・」 「いいじゃん、あんたが大好きな先輩なんだしさぁ。その方が気分も乗るってもんでしょ?」 <ユイコの部屋>でアスリンから命じられるままにフェラチオサービスを何とかし続けていたのは、そのお客が自分とは見ず知らずの赤の他人だからだった。自分の事を知らないのだから、当然自分の事に気付く筈も無い訳で、自分の心に嘘をつき通す事ができたのだ。だが、それが、自分の知り合いで今最も信頼している先輩に対してであれば、いくらなんでもそれは嫌だった。だが、今のシンイチの辞書にはアスリンの命令に対する拒否と言う字は載っていなかった。 「・・・どうしても・・・」 「私の奴隷のくせに、嫌とか言うつもり?そんな事したらどうなるか、あんた忘れたのかしら?私の一存で、あんたが女装変態中学生だって事は世界中に知れ渡って、あんたは破滅するんだからね。それでもいいの!?」 「い、嫌っ!そ、それだけは・・・許してください・・・」 それでも、と一縷の望みを掛けて訊いてみたシンイチだったが、その望みはあっけなく潰されて消滅し、シンイチには絶望しか残らなかった。 「だったらさっさとやりなさい」 それが最後通牒だったかのように、あきらめ切った表情でユイコはトオルの股間におずおずと手を伸ばし、ズボンのファスナーを降ろした。さらにズボンの中に震える指を入れ、トオルの下着をゆっくりとまさぐり始める。そして、それがブリーフタイプだと確認したユイコは、何とかトオルのペニスをブリーフの中から外に引き出す事ができた。 “ まぁ・・・ ” “ わぁ・・・ ” “ きゃぁ・・・ ” “ おぉ・・・ ” “ むふ・・・ ” “ ぃャン・・・ ” 六人それぞれが初めて目にする、おそらくは父親や男兄弟以外のペニスに彼女達は興奮を覚えた。そして、今まで脳内で妄想を繰り広げたり二次元でしかその目で実際に見る事しかできなかった空想世界の出来事が、今現実に目の前でこれから展開される事に期待してwktkし、陰部を濡らし始めた。 「ふふっ、流石ユイコの部屋でさんざんフェラチオサービスやって来たから、手慣れたものねぇ。流石変態だわ」 とアスリンがわざとユイコに嫌がらせのように言うが、周りの六人はそんな「(一見)女性による男性への性的リップサービスのホームページ」なんてチェックした事が無いので何のことか理解できなかったのでスルーした。 「じゃあ、次は手でそいつのチンポをフル勃起させなさい。いつも自分のチンポをいじってるんだから、やり方ぐらい言わなくてもわかってるわよね?」 「はぃ・・・」

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