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第9話 そのゴー
「は・・・入ったよ・・・僕のオチンチンが・・・根元まで・・・シンイチくんのアヌスの中に・・・」
「うん・・・感じるよ・・・トオルくんのオチンチンで・・・僕のお尻の穴の中・・・満たされてる・・・」
さっきまではアイコンタクトだけで、名を呼ぶと素性がバレるという事でベネツィアンマスクまで付けていた二人だったが、とうとう無意識に名前で呼んでしまった。もっとも、贅嶺女学園の七名の腐女子達も、アスリンの仲間?であるブルマー叛逆同盟の三名も、二人が絡んでいる痴態を撮影した映像からプリントアウトした写真を添えてアスリンがここに招待した・招集したのだから、今更名を秘しても詮無き事だった。
「う・・・動くよ・・・」
「うん・・・最初は優しくして・・・」
そこから先はシナリオなんて特に設定されておらずアナルセックスしろとしか言われていなかった。でも、アスリンが欲望した荒々しいピストン運動なんかではなく、最初はゆっくりとしたトオルの腰遣いを見てまた腐女子達は己の性的興奮を昂らせた。
同じ腐女子とは言えど、シンイチをイジメるのが目的であるアスリンとは違って贅嶺女学園の女子はみな純粋な腐女子であり、やはり愛のあるセックスの方が好みの様だった。勿論この世の中には荒々しい方が好きという者もいない訳ではないが。
されはさておき、トオルのピストン運動はじっくり浅くゆっくりで、シンイチを気遣った優しい腰遣いだった。勿論、先ほどアスリンによって浣腸器で注入された濃厚ドホモルンクルリン&トオルの精液たっぷり入りローションが潤滑効果を遺憾なく発揮してくれているおかげでシンイチがいささかも苦痛など感じていないという事も正しかった。
しかし、潤滑効果は当然あるとしても、トオルのたっぷり精液+濃厚ドホモルンクルリンの効果はいま一つであった。トオルには効果がある事は実証されてはいるが、今のシンイチのペニスは完全に萎えきっていて亀頭部もほとんど皮被り状態だった。
「・・・シンイチくんの方はあまり感じてないみたいね」
「シオシオのパー、ってこんなカンジ?」
「まさか、不感症とかインポでは・・・」
いままで見てきた幻想・空想・妄想が現実でもある事だと思い込んでいた腐女子達には予想外であった。さっきトオルのペニスをフェラチオしていた時のシンイチのペニスがフル勃起していた―――まあ、それもシンイチの意識が殆ど女のコであるユイコに切り替わっていたせいでもあったが、そんなシンイチの心の内面を補完されていないこの世界で腐女子達が理解できる筈も無く―――のを目撃していた事もあって、今の目の前のシンイチの萎え萎え状態は驚きでもあった。
“ったく、こいつは・・・どこまでこの私に恥をかかせる気!?”
等とアスリンは斜め上どころか異次元に首を突っ込んだレベルの見当外れの不満・苛立ち・思考を展開した。
「うーん・・・緊張してるのかしらねぇ?」
初めて女性とセックスする男性にも、緊張のあまり勃起できない一時的なインポテンツになる者も数は少ないが存在する事ぐらい、アスリンも既に知っていた。来るべき、アスリンの想い人であるキョウヤと初めて肌を重ねる時の為にも、男女の仲の性知識は知っておいた方がいいと思っていたからだ。
と、その時、アスリンの頭の上で裸電球が光った。
“ぐふふ・・・いい事思いついちゃった・・・これでシンイチをさらに変態にする事ができるわ・・・ぐひひ”
アスリンは脳裏に浮かんだその光景に思わず小躍りしそうになる程喜びたくなる気持ちを必死に抑え、顔が崩れるのを懸命に堪えた。
「そのまんまじゃ、気持良くないでしょ?だから自分で気持ち良くなりなさいよ」
単純にその言葉を理解するのであれば、自分で手で慰める・・・つまり手淫でオナニーしろというアドヴァイス、もとい、シンイチにとっては命令だった。だが、次にアスリンが言った言葉は、手淫どころではない惨めったらしい事をさせようとする命令だった。
「ただし・・・手じゃなくて、自分の口で気持ち良くなるのよ」
“っ!?”
シンイチとトオルの目は驚愕で大きく広がり、そしてシンイチの表情は絶望に変わった。同じく周囲の腐女子達の目も驚愕で大きく広がったが、彼女達の表情はすぐに歓喜に変わった。
「できないと言わせないわよ。できるわよね?」
「・・・はぃ・・・」
シンイチは両手を上に出してトオルにアイ・コンタクトでお願いした。トオルもすぐに応えて―――今はアスリンの命令は絶対だから異を唱える事はできなかった―――シンイチのアヌスへのペニスの抽挿を一時停止し、シンイチの両手を引っ張ってその上半身を起こしてあげた。
そして、シンイチは上半身を前へ深く倒し―――その周囲にいる誰もが悔しがるほどの身体の柔らかさを見せれたのも、バレエを習っていたおかげだった。まあ、アスリンはこのセルフフェラをさせるためにシンイチを公開女装させてイジメるだけでなく、バレエを習わせていた・・・ただし、結局はそのバレエのレッスン・スタジオの生徒もコーチもシンイチをユイコとして認めてくれてイジメは無くなっていたのだが・・・という事で別に悔しいなんて感情は無かったようだが―――其のまま目の前の口元にある自分のペニスをはむっ、と咥えた。その途端、
「きゃー!」
「いやーん!」
「スゴーイ!」
という歓喜の声を出すブルマー叛逆同盟の三人に対し、贅嶺女学園のお姉さまズ六人衆は以前に見た事が有るので含み笑いを零すだけだったが、心の中では勿論驚喜乱舞であった。
シンイチも勿論アスリンの命令でドホモルンクルリンの錠剤は飲んだしスプレー剤も事前にペニスにたっぷりと塗布はしていた。それでも、さっきのトオルへのフェラチオやイラマチオの時はフル勃起状態だったペニスが今のアナルセックスの状況においてはまったく萎え萎えのままだったのは、勿論ドホモルンクルリンの「どんな男もほもーんになる」という謳い文句が完全に詐欺としか言いようが無い事の証拠だったが、今シンイチがセルフフェラするという行為、そしてそれでやはりシンイチのペニスがフル勃起していった―――勿論、シンイチが自ら唇をすぼめて舌で舐め回しバキュームフェラしながらシリンダー運動をしているせいで、シンイチの口から姿を覗かせるペニスが太く長くたくましくなって行くのが観察できたからである―――という事から、三人組はまだドホモルンクルリンの成果を信じ込んでいた。
「シンイチくん・・・また、動くよ・・・」
そのトオルの要望にシンイチは己のペニスを咥えたまま首を縦に振って答えた。しかし、先ほどまではゆっくり浅く優しい腰遣いだったそのピストン運動は、シンイチのアナル内の濃厚ドホモルンクルリンが浸みこんだペニスの疼きから早く深く激しい腰遣いへと変わっていった。
「す、すっすっ、すすす、すごいぃっ!」
「あんなに激しく出し入れしてるぅ!」
「なんていやらしいのかしらっ!」
他人の性行為・セックス―――それが生なのか映像なのか、あるいは二次元なのか三次元なのか、その辺の違いはどうでもいい―――を見て・・・いや、時には自分の連れ合いのセックス―――それが合意か否かという問題もあるが―――を見て、人間はコドモでなければ普通は性欲を覚えるものだ。それどころか、性行為にまでは至らなくてもラヴシーンの段階でも、あるいは乙女とくくられる純情派であれば興奮するものだ。そして男性は女性を貫きたいと考え、女性は男性を受け止めたいと考えるのが普通である。
ところが、今そこにいるJD・JK・JC合わせて11人の内、アスリンただ一人を除いて全員とも男性との正常な性行為を脳裏に浮かべる事は無かった。では、何を思い浮かべたかと言うと・・・
“もしもチンポがあったなら・・・”
“想いの全てをリビドーにして・・・”
“アヌスに突き立てる事でしょう・・・”
勿論、そのアヌスは男性のものであった。
そして、その空間には自分達が鑑賞している対象はさておき、異性は一人もいない。つまり、異性の目や耳を気にする必要も無い訳で、それこそ体育館やプールの更衣室で男性アイドルのチンポ食べたいとかBKAのメンバーは枕営業でもう全員ガバマンだとか、もういやらしさ大爆発のお下品トークを繰り広げていた連中の頭のタガが外れるのも宣為哉・・・。
「も・・・ダメ・・・」
「我慢・・・できない・・・」
「辛抱の・・・限界・・・」
ブルマー叛逆同盟の三人は腰のホックを外してさらにファスナーも既に引き下ろしていたのでそのまま足元にストンと落ちたスカートの上に座り込むと、さっきまではファスナーの開口部から手を入れてもどかし気にパンティの上から触っていたのに対し、今度は大胆に脚をM字に開いて堂々とパンティの上から中に手を入れて、他人のいる前で堂々とオナニーを始めてしまった。
その室内に正常な人間がいれば思わず眉を顰めるか軽蔑の眼差しで睨むかしていただろう。勿論、正常な精神の者も二人ほどいるのだが、今はアスリンのせいで何も言う事はできない状態であった。
そしてその室内の様子をどこかで見ているより年上の女性二人は・・・
「あらあら、あの三人ったら、堂々とオナニー始めちゃったわよ?アヘ声出して少しでもシンイチくんに協力する気かしら?」
「まさか・・・アスリンは当然として、あの三人以外のコ達だったらソノ気も出るでしょうけど、あの三人では無理よ。イメージが邪魔してね」
などと大きなお世話だという感じでくっちゃべっていた。
しかし、そんな二人の話を聞いていた訳ではないだろうが、その室内にいる他の女のコ達、贅嶺女学園のお姉さまズ―――それも最年長のチコも例外ではない―――でさえも、もう目の前で繰り広げられている生やをいアナルセックスに腐女子としてのリビドーをいたく刺激され、M字開脚かM字座りかあるいは正座か体育座りか片膝立てか膝立ちか、もう姿勢は各自バラバラであるが、同じくスカートを降ろしてその上に座ってパンティの中に手を突っ込んで全力オナニーに勤しんでいた。
アスリンとて、れっきとした紛う事無い立派な腐女子・・・汚超腐人と言った方が正解か?―――であり、その手の小説・イラスト・漫画・CG・ゲーム・アニメをネタにオナニー三昧という日々もあった―――特に誕生日にサトミからプレゼントして貰った無修正18禁やをいアニメDVDは何度も鑑賞して最高のズリネタになっている―――が、今はその生やをいアナルセックスという腐女子垂涎シーンを鑑賞しつつも、シンイチイジメという別の嗜虐欲―――それは純粋な性欲とは微妙に異なっていたりする―――の方が性欲に勝ってしまっているので、周りの腐女子達のようにオナニーしたくなっていた訳ではなかっただけだった。
そして、アナルセックスしている男のコ二人にとっては、その二人だけを絶対不可侵領域が覆っているかのように、周囲の腐女子達のオナニーによる喘ぎ声・悶え声―――あぁ~ん、とか、イヒィイ~、とか、くぅう~・・・等はまだわかるが、ブルマー叛逆同盟三人の、ギヒィ・・・とか、グヘヘ・・・とか、オッホォッ・・・何て声を聞いたら多分性欲はまず減退するだろうが―――など聞こえないようだった。
シンイチはセルフフェラでアヌスを貫かれている不快感を紛らわす以上に歓びを求め、それ故に締め付けがリズムよく強弱されるアヌスにペニスを突き込んでトオルも悦びを感じていた。
“ト、トオルくん・・・もう・・・ボク・・・イキそうだよ・・・”
“シ、シンイチくん・・・もう・・・僕も・・・ガマンできそうにないよ・・・”
快楽の絶頂が近い事は、一度二人の美少年が微かな小休止を入れた仕草を見て二人の女性はすぐに気付いた。
「そろそろ乗り込む準備しておいた方がいいわね」
「こんな事もあろうかと、諸事万端整えてあるってばヨ」
「予測も何も、必然の成り行きでしょうが」
「はいはい、ホントあんたはノリが悪いんだから・・・」
そして、ほんの一瞬の小休止を挟んで、二人はいよいよクライマックスに向けて動きを激しくしていった。シンイチは己のペニスを愛撫するシリンダー運動のスピードを、トオルはシンイチのアヌス内でのピストン運動のスピードを上げていった。
そして、ズリネタがいよいよクライマックスを迎えそうな気配を、オナニー慣れした腐女子達が気付かない筈も無く、室内には男女合わせてハァハァハァハァと熱い吐息が充満し、ただ一人腕撫したアスリンだけが仁王立ちで二人の美少年の痴態を凝視していた。
“いいわ・・・もっと・・・サカるのよ・・・そして、もっと変態に堕ちていきなさい・・・”
他の腐女子が一人もいなかったら、きっとアスリンも「グヒャヒャヒャヒャ~」とアクマ張りのドス黒い笑い声を零していただろう。
そして、その時は来た。
ついに絶頂に達したトオルはシンイチのアナル内にペニスを深く突き込んだそのままの姿勢で腰のピストン運動を停止した。
「くっ・・・はぁうぅぅっ・・・」
そのうめき声とともに、我慢の限界に来ていたその我慢も性欲に屈し、トオルはシンイチのアヌス内への射精を始めた。
「・・・んむぅっ・・・」
トオルの射精開始直後、その白濁液が自分の胎内に打ち込まれているのを感じ取ったシンイチもそれが起因となって思わず口に咥えた己のペニスを口から全部出てしまった状態でお口のシリンダー運動を停止した。そして、我慢の限界に来ていたその我慢も性欲に屈し、シンイチは己の顔面で受け止める形で射精を開始した。
「イ・・・イクゥッ!」
二人の美少年の痴態をズリネタにオナニーをぶっこいていた10人の腐女子達も、その二人が絶頂に達した姿を見て自分達もそれぞれの姿勢で絶頂に達した。
「全員、イッたみたいだわ。行くわよ、サトミ」
「はいな、あんさん」
しかし、イツコはサトミのボケを完全に無視し、保健室へと乗り込んでいった。勿論、サトミもそれに続いた。
「出・・・出る・・・出るっ・・・まだ出るよっ!」
自らもアスリンに強要されて普段の倍の量のドホモルンクルリンの錠剤を飲まされ、同じくスプレー剤もより多めに自分のペニスに噴霧させられていたトオルは、今までピストン運動していたシンイチのアナル内の大量のドホモルンクルリンにペニスをずっと漬け込ませていたせいで、さらに激しい性欲で興奮が止まらず、一旦停止していた腰のピストン運動を激しく再開しながらも己の精液をこれほどかと言うまでに大量に注ぎ込んでいた。
そして、イツコとサトミが保健室内に突然入って来た―――勿論それを知っていたのはアスリンただ一人―――その時に、ちょうどトオルは射精し尽してへたり込み、そのせいでシンイチのアヌスからもトオルのペニスがヌルリと抜け落ち、その結果、トオルのペニスの幹のサイズに拡げられていたシンイチのアヌスは口を開いたままだったせいで、大量の白濁粘液をまるで浣腸されてしまったかのようにドクドクと吐き出し、トオルのペニスを白く塗りたくっていった。
「ふふっ、どうやら二人とも絶頂に達したようね」
「それを言うなら、アタシ以外の全員でしょ?」
アスリンはそう言ったが、彼女以外の10人の腐女子は絶頂の余韻に浸ろうとしていたところに予想外の人物が現れた事に呆然自失の態だった。
「そこの三人は置いといて、贅嶺女学園のみなさんとは初めましてかしらね」
「アスリン、紹介して頂戴」
保健室の入り口のドアに立って―――それで誰も逃げ出せない―――いる二人に言われて、アスリンもその二人の傍に移動して―――そしてその二人は左右にずれてアスリンが真ん中に立つ・・・つまり彼女が三人のリーダー然とするのを当然のように受け入れた―――また向き直った。
「練芙学園の葛木サトミ先生とおなじく赤城イツコ先生よ。ちなみにサトミは英語科、イツコはこの保健室の管理人よ」
アスリンと旧知の間柄であるサトミはともかくとして、イツコもアスリンが自分を名前で呼び捨てにするのをさほど気にしたりはしないのは、彼女が自分の趣味の研究のスポンサーであるのが理由だった。
しかし、10人の腐女子達はまだ事態が飲み込めていなかった。これはアスリン主催の秘密のパーティーだった筈。誰にも知られてはいけない筈だったのに、自分達の知らない成人女性が二人も現れた事に、何となく気後れがしていたのだ。特にブルマー叛逆同盟の三人は、自分の学校の先生にこの秘密のパーティーに出ていた事を知られてしまい、内心「終わった・・・終わったー・・・」などと自嘲の気分だった。
「以前にも話した事が有ったと思うけど、私はソイツをアナルマゾのほもーん奴隷に仕立て上げたい。それで、この二人にはいろいろと相談に乗って貰ったり、サポートして貰ってるの」
「でも・・・何故・・・先生がアスリンに・・・」
「まず、最初に私から言うと、訳はいろいろあるんだけど・・・まあ、一番の理由は、アスリンがいいトコの御嬢様だった事かしらね?詳しく説明すると、アスリンは今は惣竜という苗字だけど、実は萩生コンツェルンの直系の女のコなの。来る日が来たら、社交界に花形デビューになるわ」
「は・・・萩生コンツェルンの・・・お嬢様・・・」
ブルマー叛逆同盟の三人はともかく、一応お嬢様学園を気取っている?贅嶺女学園の生徒達はほとんどが名家の関係者や社長令嬢といった、一応はお嬢様であった。まあ、高等部や短大となると優秀な者を入学させて卒業させて学園側にハクを付けさせるという目的もあって、必ずしもお嬢様だけとは限らない―――チコやリエ・ミエ・ミチコは高等部からの外部入学者でそっちに該当する―――訳だが、来期の高等部生徒会役員でもあるサエコ・アケミ・ユミは本当にお嬢様であり、特にサエコは萩生コンツェルンについてもよく聞いていたので、アスリンがその直系の御嬢様である事に目を白黒させていた。
「ドホモルンクルリンを作り出したのは、何を隠そう、この私。と言っても、先立つ物が無ければ研究も開発も改良も製造もできない、という事で、趣味と実益を兼ねてさらに目的もアスリンと一致したから、ドホモルンクルリンを作るためにスポンサーになって貰ったのよ」
「ええっ!?」
どんな男もほもーんにしてしまう、という腐女子が泣いて喜ぶその悪魔の薬を一介の高校保健教師が作り出したという事にブルマー叛逆同盟の三人は吃驚仰天した。
「まあ、そんな訳よ。だから今後注意しておいてほしいの。私が決めた事を今から言うけど、そのルールを一度でも破った人は・・・はっきり言って、人生終わるからね?」
スカートを脱いでその上にパンティ丸見えでへたり込んでいた10人の腐女子達は、アスリンの昏さを漂わせた微笑みで身を硬くして緊張せざるを得なくなった。
「今後、このパーティーは会員制にするわ。次に、参加する場合は、参加料として一人一万円を徴収します。さらに、新たに会員を連れてきたい場合は、まず私に引き合わせること」
まあ、それぐらいの金額だったら、一応お嬢様である贅嶺女学園の七人は何とかなるだろうが、ブルマー叛逆同盟の三人は生憎一般庶民であって、月に一万円もお小遣いを貰っていない。となると、どこかでバイトでもしないとお金は足りないが、中学生では勿論バイトは無理―――まあ、援助交際ならば可能性はあるが、穴さえあればいいという男性ばかりが相手してくれるかとなるとその可能性はぐっと下がるが―――となる訳で、そうなるとパーティーに参加するのも3~4回に一回となりそうだ。
「それから、このパーティーの事は絶対に外部には他言無用よ。もし、会員以外に情報を漏らしたら・・・さっきも言ったけど、人生終わるからね。一応言っとくけど、脅しじゃないわよ」
「ついさっきまで、この室内の光景はカメラで撮影録画していたわ。二人の生やをい・アナルセックスシーンは勿論のこと、貴女達10人のオナニーシーンも完全に映像に収めてあるのよ」
アスリンの言葉を受けて補足説明をしたサトミは、持って来ていた10枚の写真をポケットから取り出して、腐女子達の前にばらまいた。それは、撮影した映像の1カットをプリントアウトしたもので、先ほどの10人の腐女子がオナニー真っ最中であるのが丸わかりだった。
シンイチ、そしてトオルを脅迫してきたのと全く同じ手口である。10人の腐女子達は、自分達の人生がアスリンの手の中に握られてしまった事に朧げに気付き始めた。
「でも、そんな一方的だとみんなも不満があるだろうから、もう一つ・・・そいつをもっともっとアナルマゾのほもーん奴隷として成長させるためには、やっぱり大人の男性が必要だわ。それも、できれば屈強な人がいいわね。そういう人を紹介してくれたら、逆にこちらからは謝礼金を出すわ。新しい人を紹介してくれるたびに、一万円をね」
「ただし、その理由は、ドホモルンクルリンのためよ。紹介してくれた男性にドホモルンクルリンを投与してほもーんに仕立て上げる。今はサンプルが二人しかいないけど、サンプル数が多くなればもっと薬効の改良もできるしね」
アスリンの言葉を受けて補足説明をしたイツコは、用意してきた錠剤の入った小さなポリ袋をポケットから取り出して、腐女子達の前にばらまいた。アヌス内に注入あるいは外表面に塗る軟膏とペニスに噴霧するスプレー剤は上級者向け、いや、行く行くはできれば飲むだけの錠剤だけにしたいとイツコは考えていたのだ。
「勿論、この先々でルールは追加される可能性もゼロじゃないけど、取りあえずはこんなもんかしらね。みんな、わかった?」
同級生であるブルマー叛逆同盟の三人はさておき、年上である贅嶺女学園のお姉さまズ七人に対してもアスリンは目上視線で見回した。
誰も異議を唱えるどころか、口を開こうとしなかった。アスリンがどこそこの超御嬢様云々カンヌンはともかく、自分達のオナニーシーンを撮影されてしまっては、さっきまで生やをいシーンを鑑賞しズリネタにしていたDC二人と同様に、そのオナニー姿をNetでばらまかれてしまうかもしれない―――そうなってはもう人生オワタ\(^o^)/としか言いようが無くなる―――という強迫観念にいつも晒される事になるのだ。
そして、アスリンの野望―――シンイチをアナルマゾのほもーん奴隷にする―――を考えれば、DC二人の人生を終わらすのも躊躇する可能性も有るが、ただの腐女子仲間である10人は、別にアスリンの野望達成にとって必要不可欠な人間ではないのだ。
「わかった人は手を上げて」
アスリンのその問い掛けに誰もがすぐに挙手し、アスリンに従う事を受け入れる意がある事を示した。
「よろしい。では・・・愉しい宴の再開と行きましょうか」
アスリンはまた邪悪な笑みを零してベッドの上でへたり込んでいるシンイチとトオルを睨め付けた。
「「えっ!?・・・」」
二人がアスリンから聞かされていたシナリオはそこまでの筈だった。アスリンが10人の腐女子に服従を誓わせたら今日の宴はお開き、撤収になる、と・・・。
「ムチだけじゃ物事はスムーズには進まない。やっぱりアメも必要だしね」
DC二人にアメなど用意されている筈も無い。つまり、ムチとは10人の腐女子に対しオナニー写真で脅迫して服従を誓わせる事に他ならなかった。では、アメと言うのはさっきまでのDC二人の生やをいシーンの鑑賞を意味しているのではないのか?と思いきや。
「まあ、ここまで来たら私達も愉しませて貰わないとね」
「もっとスゴイシーンを見せてあげて、サービスサービスゥ、って事よ」
等と言いながら、サトミとイツコはやおら身に付けていた衣類を脱ぎだした。勿論、大人の美女二人のストリップシーンはもしかしたらDC二人にはアメになるかもしれなかったが、決して10人の腐女子へのサービスにはなり得なかった。
タイトスカート、ブラウス、スリップ、パンティストッキング、ブラジャー、パンティと脱いで行って、サトミとイツコは全裸になっ・・・てはいなかった。
パンティを脱いだその下に現れたのは、黒いバンドで留められたペニスバンドだった。ただし、秘裂の外側にはペニスを模擬した物は装着されておらず、代わりにプッシーの中には既にディルドが埋め込まれていた。
「はい、どうぞ」
そしてまた、アスリンはどこぞから取り出した黒とピンクの2本のディルドをサトミとイツコに手渡した。
「見よ、ディルド、合体ーい!」
「つまら無い事言ってないの」
サトミが何かネタをかましながらに対しイツコはそれに冷静にツッコミを入れながら、二人ともディルドをペニスバンドに装着し、プッシーに咥え込んでいる方のディルドと連結させた。
双方向ディルドでのプレイを見た事が有るのはチコとリエ・ミエ・ミチコの4人だけ。その仕組みを理解しているのもその4人のみ。そこで、期待にwktkしているその他6人にそれがどんなものかを説明するためにサトミとイツコは互いに相手のディルドに手を伸ばした。
「サトミとこんなプレイをする事になるなんて、学生時代は思いもしなかったわ」
「まあ、今は成り行きという事で・・・ばーんと当たって、後は流れで・・・」
等とたわ言を交わしつつ、二人は相手のディルドを互いに軽く扱いてみた。
「はぁぅ・・・」「おほぉっ・・・」
ディルドに与えられた刺激がエネルギーとなって膣内に咥え込んだバイブに伝わり、二人はともに悦楽を感じた表情になった。
「はぁ・・・ま、まあ・・・この大人のオモチャはこういう仕掛けなのはわかったかしら?」
「勿論、外に出ている方は、しかるべきところに入れるのが本来の使い方なのよね」
勿論、それはレズビアン用の大人の玩具なのだが、それにやをい的な使い方を考え付いてしまうところが腐女子だった。
「ほら、何してるの貴方達。ちゃんと勃起させておかないとダメでしょ!」
イツコが指摘したように、シンイチとトオルのペニスは何度も射精したせいで小休止とばかりに萎え萎えになっていた。勿論、イツコの作り出したドホモルンクルリンの効能がそう簡単に無くなる筈もなかった。
「さっさと勃たせて。そうだ、さっきの私達みたいにお互いに刺激し合いなさい。勿論、みんなによくわかるようにしてね」
またサトミも思い付きのアドリブ―――勿論、アスリンの意向にも合致していたので待ったは入らなかった―――でとんでもない事を言い出した。二人がお互いだけを意識してプレイをするのではなく、その恥ずかしいプレイをちゃんとショーとしてギャラリーに見せろというのだ。
「何してるの?二人とも、サッサとヤリなさい!」
アスリンが怒気を孕んだ口調で命令すると、二人はすぐに反応した。ベッドに並んで腰掛け、片手を相手のペニスに伸ばす。そして、優しく手コキを始める。やはり小休止状態なだけだったらしく、ドホモルンクルリンの効果はまだ残っていたらしく、二人のペニスは見る見るうちにフル勃起していった。その様を、さっきアスリンの言葉でビビらされたのももう忘れて、10人の腐女子達はハァハァしながら見ていたところはやはり腐女子らしかった。
“男どうしでチンポ手コキし合ってる~”
“人に見られてるその前で・・・”
“間違いない、ヘンタイだわ!”
・・・二人は今までずっと命令で仕方なく、嫌々やらされていただけだというのにブルマー叛逆同盟の三人は腐女子以前に何か人間としておかしいレベルになってしまったようだった。
そして、またアスリンはどこぞから別のアイテムを出してきた。
「じゃあ、トオルはこれを着てからまたシンイチとアナルセックスするのよ」
と言いつつ、アスリンがトオルの目の前に付きつけたのは、レース地のランジェリー、それもスケスケのベビードールだった。女装させるのならばシンイチの方になる筈だったが、こうなったのは勿論理由があった。
サトミとイツコが股間にディルドを生やしたのは勿論シンイチとトオルをレイプする為。ただ、イツコはどちらかというとレズ故にペニスバンドをつけたならばやはり女装美少年のカマ掘るほうが好きなので、トオルにランジェリー女装させてシンイチのカマを掘らせ、そのバックからトオルをアナルレイプしたいと考えていたのだ。それに対し、サトミは以前にシンイチのアナルレイプは経験している―――イツコ→サヤ⇔シンイチ←サトミ、少し離れてアスリンはマンズリ・・・という宴の時である―――という事でどうせならシンイチの口が空いているのでその口をレイプしようとなった訳だ。
さらに、アスリンはまたどこぞからアイテムを二つ取り出した。頭に乗せるそれはインターフェイス・ヘッドセット―――ヘッドギアなんてダサい物ではない―――らしく、そこからコードが伸びてペニバンにチューブコネクターで介して腰に取り付けられる黒い小さな機器にプラグで接続された。
「あれは・・・?」
それは、やはりイツコが開発した、脳波とリンクしてディルドから内部ピストンで液体を射出できる装置だった。インターフェイス・ヘッドセットで脳波を感知し、装着者がエクスタシーに達した事を瞬時に脳波から察知して腰に付けたタンクに入った液体を極小コンプレッサーで加圧した空気でバルブで押し込み、液体はチューブを介してディルドに流れ込み、さらにその内部のピストン・シリンダー機構もリンクしてディルド先端から液体を射出させる仕組みとなっていた。
ただ単にスイッチをonにして疑似精液をディルドから射出させるピストン射精機能付きディルドなら既存であったが、そのスイッチonをエクスタシーの際の脳波パルスに連動させる仕組みと言うのは勿論イツコの発明であった。
そして、当然その液体と言うのもただの疑似精液ではない、シンイチとトオル本人は勿論、久々にシンイチがユイコになって有料フェラチオサービスしてDK、DD以上は当然の事、DCやあまつさえDSにまで無料でフェラチオしてあげて、それでユイコに口内射精してもらったものを集めたもので、たっぷり350mL缶一本分はあった。それをイツコはトオルのアナル内に、サトミはシンイチの口腔に流し込むつもりだった。まあ、シンイチの方は飲みきれなくなって吐き出したら顔シャになるがサトミはそれも一興と思っていたので問題ない。
「サトミもイツコも準備OK?」
「「OKよ」」
「はい、それではクライマックスの4P行きます。じゃあ、シンイチとトオルの二人はアナルセックス、用意・・・スタート!」
アスリンはまるで映画撮影するかのようにカチンコの代わりに両手でパンと鳴らした。
二人に拒否権は無い。諦めきった表情でシンイチはベッドの上で四つん這いになると、同じく諦めきった表情でトオルもその後ろに位置した。
「行くよ、シンイチくん・・・」
「来て・・・トオルくん・・・」
トオルが自分のペニスをシンイチのアヌスにあてがうと、すぐにシンイチはアヌスを弛緩させ、トオルはペニスを突き込んだ。
「ふぅっ・・・」
「はぁぅ・・・」
再びシンイチのアヌスにペニスが包まれた事でトオルは声を漏らし、再びトオルのペニスがアヌスを貫いた事にシンイチも声を漏らした。
「はい、トオルはペニスをピストンピストン、シンイチはアヌスをキュッキュッと締め付けるのよ」
アスリンは腕撫して仁王立ちで二人に演技指導?し、それに従って二人は動き始めた。
「はぁぅ~・・・ト、トオルくんのオチンチンが・・・僕のお尻の中で・・・動いてるよぉ・・・」
「くぅっ・・・シ、シンイチくんのアナルの中・・・とっても・・・気持ちいいよっ・・・」
やはりさっきまでは小休止状態だったようで、ドホモルンクルリンの効果はアッと言うまに蘇ってきて、シンイチに対しては不快感を低下させ、トオルに対しては快感を向上させたようだった。もっとも、シンイチにとっては不快感は低下したものの、快感は全く無い事からせっかくフル勃起したオチンチンも徐々に萎え萎えになっていった・・・。
そんな生やをいシーンが目の前に繰り広げられているというのに、10人の腐女子達は込上げてくる性欲を何とか鎮めようと葛藤していたようで、彼女達がパンティ丸出しの下半身を身動ぎさせているのに気づいたアスリンは、何を思ったのかスカートの腰のホックを外しファスナーも引き下げて、スカートをそのまま足元に自由落下させた。そして、一人だけパイプ椅子に座ると・・・
「やっぱり、我慢し過ぎるのも身体に悪いし・・・」
熱い吐息が零れるのをできるだけ我慢はしていたが、もうそれも限界とばかり、パンティに手を差し込んだ。それを不思議そうな目で見ている周囲の腐女子達にアスリンは告げた。
「こんなシーンは滅多に見れないし、みんなもオナニーしたら?ビデオ録画は止っているわ」
「そっそれならっ!」
「私もっ!」「私だって!」
さっき全員のオナニーシーンを録画して自分に従うように強要してきたアスリン本人が、ビデオ撮影はしていないと宣言して自らオナニーを始めたのだ。ならば、何の我慢がいるものかと、10人の腐女子は誰もがまたアスリンと同様にパンティに手を差し込んで・・・いや、ブルマー叛逆同盟の三人はもうパンティも脱ぎ捨てて、全員オナニーを始めた。
今や保健室内は二人のDCのアナルセックスによる悶え声?と4人のJC・6人のJK・1人のJDのオナニーによる喘ぎ声で満たされていた。
女性の性欲感情丸出しの喘ぎ声を聞けば、男性なら少しは劣情を催すと考えられるが、それでもシンイチのおちんちんは萎え萎えのままで、バックからトオルに腰を揺り動かされてアヌス内をペニスでピストンされる度に前へゆらゆらと揺らされているだけだった。
“いいわ・・・もっと・・・もっと、シンイチのケツマンコを犯すのよ・・・”
トオルの腰の動きを見ているアスリンの指の動きは込上げてくる劣情が大きくなるにつれてどんどんスピードを上げていった。
「ノってるわね~、アスリン」
「でも私達の事も忘れて貰っちゃ困るのよね」
両肩をポンと叩かれたアスリンは、残った手で淫部に生やしたディルドを優しく扱いて膣内のバイブを静かに振動させて気分を盛り上げているサトミとイツコが残っていた事に気付いた。
「あ、ゴメン・・・ええ、もう、お好きにどうぞ・・・」
アスリンの了承を得たサトミとイツコも、周囲の腐女子達と負けず劣らぬ下卑た薄ら笑いを浮かべながら
「という訳で、ここからは私達の出番という事で・・・」
と二人ともベッドに上がった。サトミはシンイチの前に、イツコはトオルの後に・・・。
そして、サトミはシンイチの口に、イツコはトオルのアヌスに自分達の「ペニス」を押し付けた。
「「わかる?これから私達のペニスが・・・「シンイチくんの口を・・・」「トオルくんのお尻を・・・」犯すのよ・・・覚悟しなさい」」
だが、シンイチとトオルの二人とも、サトミとイツコの二人が双方向ディルドを装着した事で、二人が自分達をレイプするつもりである事に気付いていた。そして、サトミとイツコとアスリンと10人の腐女子が誰も知らない事が有った。それは、トオルもずっと幼い頃にアナルレイプされた経験がある事、それをシンイチにも告白済だった事だ。だから、シンイチも既に相手がアスリンだったりサヤ(が口で咥えていた)であったりとそれをフェラチオさせられた経験もある事から、シンイチもトオルもこれから自分達が何をされるのか、その行為に大きな恐怖など何も感じてはいなかった。
“シンイチくんと・・・” “トオルくんと・・・” ““二人一緒なら・・・何も怖くないから・・・””
「むぐぅ~・・・」「はぐぅっ・・・」
自分の意志ですぐに開く事ができる口と違って、慣れれていなければ肛門はそう簡単には開かない。だが、シンイチがサトミのペニスを口で咥えたのと同時にトオルもイツコのペニスをアヌスで受け入れた。その状況をオナニーに夢中の10人の腐女子は勿論、鈍感なサトミは論外として、主催者のアスリンでさえも何の違和感も無く見逃していた。
“・・・あら?”
とその違和感に気付いたのはイツコただ一人。だが、アヌス内でペニスの抽挿を開始してすぐにアヌスの締め付けによる刺激がディルドを通じて膣内のバイブに一瞬で伝わり、歓びを感じたイツコはすぐにその違和感を忘れて行為に没頭し始めた。
「い・・・いいわぁ~・・・シンちゃん・・・その調子よ・・・もっと・・・お口で・・・愛撫するのよ」
サトミはシンイチの頭を押さえながら自分のディルド・・・いや、「ペニス」をリズミカルに出し入れさせていた。それはシンイチがフェラチオするというよりも、サトミがイラマチオを愉しんでいるといった方が正しかった。
「い・・・いいわよぉ~・・・トオルくん・・・その調子・・・もっと・・・お尻を・・・締め付けるのよ」
イツコはトオルの腰を掴みながら自分のディルド・・・いや、「ペニス」をリズミカルに出し入れさせていた。それは、トオルが腰を前に突き出す時は自分は腰を後に引き、トオルが腰を引くときは自分は腰を突き出すというリズミカルなもので、実際にトオルの腰がシンイチの腰に当たる音とイツコの腰がトオルの腰に当たる音とがパン、パン、パン、パン、と小気味良い音を立てているのでよくわかる。
“スゴイ・・・スゴイわ・・・シンイチが・・・トオルにアナルレイプされながら・・・口も犯されてる・・・なんてミジメな姿なのかしら・・・ドゥフ・・・ドゥフドゥフフフ・・・”
シンイチの後ろに誰がいるか、シンイチの前に誰がいるかはどうでもいい。アスリンはシンイチが上の口も下の口もレイプされているというそのシーンに激しく劣情を催し、その性欲による興奮度合いはどんどん上昇し、秘所を擦る指のスピードも上昇した。惜しむらくは、シンイチの口を犯しているのが偽物のペニスだということ。まあ、それも、自分の支配下に置いた10人の腐女子達で本物のペニスが調達されてくるだろう。その者がイツコのドホモルンクルリンでほもーんになるかどうかはアスリンには関心が無かった。シンイチをレイプしてくれればそれでいいのだ。
「い、いいわぁ・・・シ、シンイチ・・・もっと・・・もっと・・・犯されなさい・・・あんたが惨めな姿を晒すのが・・・私の性欲を・・・激しく掻き立てるんだからぁっ!あぁんっ!!」
10人の腐女子達やサトミやイツコの零す悶え声を聞いても何も反応をしなかったシンイチのペニスはその瞬間、ぴくんと反応した。
トオルからアヌスにペニスを突き込まれ腰を打ち付けられてもゆらゆら揺れてるだけのシンイチのペニスは、萎え萎えのおちんちんから徐々にその長さや太さそして硬さを増大させてオチンチンと変化していた。それに気づいたのは、やはりアスリンただ一人だった。
“シンイチのチンポ・・・勃起しかけてる!?”
女装時以外は決して勃起する事が無かったシンイチのペニスが、このアナルレイプ中で勃起を始めたのは初めてだった。
“ついに・・・ついに・・・シンイチも・・・完全にほもーんになったのね!”
・・・勿論、その変化はアスリン自身の悩ましい悶え声・喘ぎ声をシンイチが聞いた事で起きた事であり、このアスリンの感動は当然ながらヌカ喜びに過ぎない事に勿論本人が気付く筈も無かった。
「ああ・・・そろそろ・・・イキそうだわぁ・・・」
「こ、こっちも・・・じゃあ・・・そろそろ・・・スパート、掛けるわよっ」
サトミの声を受けてイツコも動きを変えてきた。さっきはトオルと自分とで腰を動かすタイミングと方向を真逆にしていたのだが、今度はトオルが腰を引いた直後に自分も腰を引き、トオルが腰を突き出す直前に腰を突き出す。つまり、さっきは半ピストンで1ストロークだったのが、今は1ピストンで4ストロークになったのだ。この腰遣いはサヤとのディルドプレイで会得したものであった。
そして、サトミの腰遣いのスピードもアップした事で、シンイチは口とアヌスへのディルド/ペニスの出し入れのタイミングが全くシンクロする事になった。トオルのペニスが突き込まれるのと同時にサトミのペニスが引き戻され、トオルのペニスが引き戻されるとサトミのペニスは口奥まで突き込まれる。それはまるで、自分の口とアヌスが一本の管でつながったような、その中をペニスとディルドの長い棒が行き来しているような感覚であり、勿論身体の中は何も感じていないのでその感覚はアクマでも錯覚だったが。
そして、いつの間にかシンイチのオチンチンは包皮も剥けて亀頭が完全に露出してチンポに変身していた。
“勃(た)・・・勃った・・・シンイチのチンポが・・・フル勃起したっ!!”
通常ならばお腹に張り付くほど真上にそそり立つそれは、四つん這いと言う姿勢のせいで重力によって斜め下を向かざるを得なかったが、背後からのピストン運動による振動でシンイチ自身のお腹にピタン!ピタン!と打ち付けられていた。そんな刺激を受ければ・・・それを性的刺激と頭が勘違いしてしまうのもドホモルンクルリンの影響だったのかもしれない。つまり、シンイチは射精衝動を感じていた。
“う・・・嘘・・・ボ、僕・・・感じてる?口とお尻を犯されているのに・・・や、やだ・・・イキたくない・・・ト、トオルくん・・・”
“ゴ、ゴメンよ・・・僕はもう・・・自分の衝動を止められそうもない・・・僕のペニスは・・・君のアヌスの中に・・・射精したがってるんだ・・・シンイチくん・・・”
「あぁん、スゴヒィッ!私・・・も、もう・・・イキそっ・・・」
女装とは無関係に―――勿論ほもーんもアナルマゾも完全に無関係である―――接触刺激でフル勃起してしまったシンイチのペニスがトオルのピストン運動で激しく揺れ動かされているのを見て、
“ぐふふ・・・シンイチが・・・アナルセックスで興奮して・・・チンポをびくびく震わせてる・・・”
とアスリンはそれがどうしようもない勘違いである事にも気付かずに勝手に激しく興奮し、性欲の赴くままにブラウスの上から乳房を揉みしだき、パンティの中に差し込んだ指は秘所の襞を掻き分けて膣穴に溜まり続けているトロミをすくってはクリトリスにまぶしながらそれを扱き上げていた。
そして運悪く?そのアスリンのいやらしい喘ぎ悶え声を聞いてしまっては、シンイチの中の男としての本能がそれに反応せざるを得ない訳で、ますますシンイチも我慢の限界に近づいて行った。
「も、もう・・・私も・・・ガマンできそうに・・・ないっ」
「ええ・・・私も・・・もう、限界っ!」
そう言いながらサトミとイツコはアスリンの方を見やって、アスリンがオナニーに没頭しながらも二人に頷いた事に気付いて―――それは、イク時は一緒にという意味のアイコン・タクトだったのかもしれない―――我慢を放棄し欲望を開放した。
二人の腰を動かすスピードと一人の指を動かすスピードは完全に一致し、一気に快楽の頂点へと突き進んでいった。そして・・・
「も・・・もぉ・・・」「ダァメェ・・・」「い・・・いぃ・・・」
「「「イッッッ・・・クゥフゥゥーーッッッ!!!」」」
三人は見事にシンクロして同時にオルガに達して美しい?ハーモニーのヨガリ声を上げた。
「あ・・・あぁ・・・もう・・・ボクも・・・イックゥゥーー!!」
女性がイク時、男性も最もエクスタシーを感じる事ができる・・・しかしそれは自分達も女性としてイキたいからという考えもある・・・という事で、サトミ、イツコ、そしてアスリンの三人の同時オルガのヨガリ声を聞いて、とうとうシンイチも心を開放し、絶頂を迎えてしまった。そしてそれはアヌスの締め付けも一段と増してしまったようで・・・
「僕も・・・出るっ・・・シンイチ君の中に・・・出すよっ!!」
シンイチのアヌスで自分のペニスをしごき立てていたトオルも急激な快楽の上昇に抗えず、とうとう心を開放して絶頂を迎えてしまった。
そして、シンイチとトオルがイクという事は、射精するという事であった。さらに、サトミとイツコもイクという事は、疑似精液をディルドの先端から噴出させる・・・つまり疑似射精するという事であった。
トオルはシンイチのアナル内に射精し、イツコはそのトオルのアナル内に疑似射精し、サトミは射精しているシンイチの口腔に疑似射精し、そしてシンイチは自ら射精しながらアナル内にトオルの精液を、口腔にサトミの疑似精液を噴出させられてしまった。
サトミとイツコは一方的な快感を、トオルは快感と同じぐらいの不快感を、そしてシンイチは快感よりもそれ以上の不快感を味あわされてしまった。勿論、そうなる事もアスリンが計画していた事だった。
「快楽を味わうと同時にそれ以上の不快感も与えてやるんだから!」
それがこの宴のフィナーレを飾る4Pだった訳だ。
そして、アスリンの狙い・計画通りの結果となり、シンイチは射精はできたものの、トオルの精液をアナル内に注ぎ込まれ―――まあ、これは今日は二回目だからもしかしたら何とか我慢できるかもしれない―――さらに口腔にサトミの疑似精液をたっぷりと注ぎ込まれ、一射目は何とか飲み込めたものの、その後は無理だったようで第二射・第三射・・・・・・とサトミのペニスバンドの腰の後ろのタンクが空になるまで注ぎ込まれてしまっては飲み込む事は無理で・・・
「ぐふぅっ!!」
苦しさに口を開いても疑似射精は止らず、口腔に入りきれなかった疑似精液はシンイチの口と鼻腔から逆流して吹き零れた。それをサトミとイツコは見る事はできなかったが、アスリンは見る事ができた。そのシンイチの悲惨で酷くて可哀想な様はアスリンにとっては無上の歓びを感じさせるものだった訳で、
「ま、また・・・イックウゥ~~ッ!」
さっきオルガに達したのに、奇跡的にアスリンはもう一度絶頂に達した。一旦オルガに達した後の再度のオルガ―――これをセカンド・オルガと称する―――はさらにアスリンの絶頂度をもう一段階引き上げ、アスリンはそれまでの人生で味わった事の無い最大の性的快楽を味わえる事になった。
そして、三人組以外の10人の腐女子はどうか?と言えば、シンイチが射精してしまったのを見て我慢の限界を感じ、そのエクスタシーは一気に上昇して全員ほぼ同時にオルガに達してしまっていた。計画者と実行者の三人組だけでなく、鑑賞者までも一斉にオナニーで絶頂に達するほど、そこで行なわれた4Pシーンとそのクライマックスは腐女子達のリビドーを激しく刺激してしまったのだ。もしかしたら、これ以上のシーンは望めない・見られないという事で、どんなズリネタであってもイク事はできないかもしれないという恐れも無きにしもあらずであった。
絶頂に登り詰めた余韻に浸っている13人の腐女子は、タンクの中の疑似精液を全て射出してしまって電池が切れるまで動き続けているであろうと思われるピストンのむなしいシャコーンシャコーンシャコーンシャコーンという響きも聞こえていないようであった・・・。
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