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以来、僕はこの遊戯の虜となった。
人前でしてはいけないことだということは何とは無しに解っていた。
男の眠った深夜、着物を脱ぎ、貧相な隠茎を握る。
布団と着物に粗相してはならぬと思い、僕は常に全裸でこの悪癖に耽った。
男がしたのと同じように、皮を下ろし、亀頭を露出させる。
皮が被さったままでは衝撃が半分以下に落ちることを僕は何度かの悪癖のうちに知った。
必ず亀頭を曝さなければならない。
その後、じっくりと細い茎を手折らぬよう、上下に扱く。
次第に赤に薄色の液が滲み始め、僕は幸福の中に浸り始める。
行灯の油を指に塗し、肛門の襞を濡らした後、ゆっくり自分の中に埋め込む。
それは恐ろしいことだったが、僕はそうせねば射精することがままならなかった。
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