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陰部からの音が激しくなる。
骨の様でいて太く節くれた指が僕の胎内を解き、ぐちぐちと音をさせる。
彼の口の中で張り詰めた粗末な隠茎は震えながら体液をあられもなく吐き出し続け、今は彼の口から涎の様に滴った。
まるで餓えた獣に生きながらにして喰われている様だ。
「!!」
目の中で閃光が瞬く。
気をやってしまう。
ダメ。
微かな理性で僕は彼の頭を押し退けようと腕を延ばす。
そんなこと判り切っていた彼の広い手が僕の両手首を手折らんばかりに掴んだ。
「ぃっ、ぃっ、ぃっ」
張り付いた息が僕の呼吸を困難にする。
磔けられた僕は僅か動く肩と胸をびくつかせ、限界を訴える。
「気をやるのか」
彼の舌が漣の様に小さな刺激を露出した粘膜に与える。
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