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つきをみていた4※

雅紀は思わず大声で喘いでびくびくと震えた。小さな尻がきゅっと窪む。熱い口腔に包まれて、いきなり達しそうになったのか、暁の肩を掴む手にぎゅっと力がこもった。 口に咥えたものを舌で舐めながら見上げると、俯いて歯を食いしばり、甘い衝動に必死で耐えている雅紀の、ちょっと男っぽい表情が見えた。 男のこういう顔を仰ぎ見るシチュエーションってのは、なんだか新鮮で不思議な気分になる。ああ、男とセックスしてるんだなあと、妙なところで実感していた。 暁は、ソファーに放り出しておいたチューブに手を伸ばした。出来るだけ奥まで咥え込みながら、チューブの蓋を外し、指に潤滑ゼリーを多めに出して、雅紀の尻の狭間を探る。 ふぅふぅ言いながら暴発を堪えている雅紀のものに、ねっとりと舌を絡めてくびれを舐め擦る。必死に我慢しようとする雅紀の、指の爪が肩に食いこんで少し痛い。ゼリーまみれの指が尻の奥に触れると、雅紀はビクッと震えて、閉じていた目を開いた。 「ふめふぁいは(冷たいか)?」 咥えたままそう尋ねると、雅紀は切なげに眉をぎゅっと寄せ 「……っやぁ……しゃべ……んっなぃで…っ」 「いひほう(イきそう)?」 雅紀は、くぅっと呻いて暁の髪をかきまわした。指先をぐっと奥の窄まりに突き入れる。潤滑剤のおかげで、それほど抵抗もなく潜り込んだ。 「んんっぅ」 するっと入りこんだ指の感触に、雅紀は再び唇を噛み締める。 前と後ろを同時に刺激されては堪らない。入口をくにくにしながら、暁が強く吸い上げると、大きく喘ぎ仰け反って、とうとう堪え切れずに熱い飛沫を口の中に吐き出した。 暁は、イッた瞬間の顔を見たくて目線をあげてみる。雅紀のイキ顔はやっぱり凄く綺麗だ。潤んだ瞳はちょっと虚ろで、うっすらと開いた唇といい、もともと人形の様に整った顔立ちが、まるで夢見るような雰囲気になっていて、その上、壮絶に色っぽい。 感心しながら見とれていたら、焦点の定まってきた雅紀と目が合った。途端に雅紀は、何故か泣きそうに顔を歪めて、急に幼い表情になる。 暁は口の中に残っているものを慌てて飲み下し、ペニスから口を離して 「おいこら、なんで泣くんだよ?気持ちよかったんだろー?」 雅紀はしょげた顔で涙を滲ませ 「…っく……イッちゃ……った…」 ぐすぐすとそんなことを言う。 「んな罪悪感いっぱいの顔で泣くなって。イッて欲しかったんだから、いいじゃん」 「…ぃっく……だって……また…飲んだぁ……出して、くれて……いいのにぃ…」 子供みたいに舌足らずで、しゃくりあげながら駄々をこねる雅紀は、艶めいていたさっきとは別人のような愛らしさだ。暁は内心苦笑しながら、 「おまえってほんと、ギャップあるよな。見てて飽きねえよ。そーゆとこ可愛いくて仕方ねえわ」 ゼリーのついていない方の手を伸ばして、雅紀の滑らかな頬に触れた。ぽろんと零れ落ちる涙が、指先を濡らす。 雅紀は震える手を伸ばして、暁の口にそっと触れた。 「気持ち、悪く、ない?…大丈夫?」 「全然へーき。むしろ、おまえのイキ顔がエロ過ぎて、俺までヤバいから」 雅紀は驚いたように目を見開き 「……え…。暁さんも……イきそう?」 「まーだ大丈夫だぜ。でもめっちゃそそられて、もうぱんぱんになっちまってる」 雅紀はこくこく頷くと 「……ぁ、じゃあ、俺も、暁さんの、舐める…っ」 そう言って、ソファーから身を起こそうとする雅紀を押しとどめ 「それは、また後でな。俺はもっと、おまえを可愛がりてえの」 「……っでも…っ」 「いいから、じっとしてろって。な?おまえのエロい身体、もっと見して」 そう言われて改めて、自分がどんな格好をしているのか気づいたのだろう。雅紀はぼんっと顔を赤くして、暁の前に両脚を開いてさらけ出していた股間を、慌てて手で隠した。 「……っだめっ。見ちゃ」 暁は堪え切れずに笑い出すと 「今更、何言ってんだよ。さっきからバッチリ見てるっつの。こら。隠すな。手、どけろって」 「やっ」 ……強情っぱりめ…。 暁は耳まで真っ赤になっている雅紀を上目遣いにじっと見つめて 「見してくれねえの?」 暁のちょっと拗ねた声に、雅紀ははっとして、うろうろと視線をさまよわせ 「…ぅ……だって…」 「俺に見られんの、嫌か…?」 「…ぅ……いや……じゃ……ないし…」 そっぽを見ながら呟く雅紀の顔をのぞきこみ、 「んじゃさ、脚、自分で持って開いて?」

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