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後日談 『おしおきー34』※
至近距離でじっと見つめられ、熱っぽい眼差しで口説いてくる暁から、雅紀は照れたように目を逸らし
「……え……だめ……。俺、切り替え出来なくなるから…」
……うわぁ。そんな顔で、そんな声で、だめ…とか言われてもさ。しかも、ちんこ勃ってんじゃん。
自分のもそうだが、雅紀のも硬くなっているのが布越しに分かる。
「中途半端に止めちまったら、おまえ妖しいフェロモンだだ漏れだろ?んじゃさ、このまま抜きあいっこしようぜ」
そう言って暁が下に手を伸ばし、雅紀のものを布越しに掴んだ。
「……んあっ…っん」
思わずびくんと震えて大きな声が出てしまい、雅紀は慌てて自分の口を塞いだ。
「エロい声、出てんじゃん」
耳まで真っ赤にして口を押さえ、目を白黒させている雅紀に、暁は悪い顔をして囁いた。
「……っだって……っんっ……ぁんっ」
反論しようとする雅紀のものを、少し力を込めて撫であげると、雅紀は息を詰まらせ、ぎゅっと腕にしがみついてきた。
「キスだけで、もうこんななっちまってんの?」
ぷるぷる震える雅紀の耳に、熱い吐息とともにハスキーボイスで囁く。ジーンズのボタンを外し、チャックをさげて、下着の隙間に手を差し込んだ。
「……っああっんーっだめ…っ」
暁のごつい指が直に絡みつく。雅紀は悲鳴のような声をあげ、やめさせようともがき暁の腕を掴みしめた。暁は耳をはみはみしながら息を吹きかけ
「だめじゃ、ないだろ?これ、気持ちいんだよな」
囁きながら絡めた指をゆっくりと動かす。既にはちきれそうになっている雅紀のものは、括れの所をゆるゆる刺激されただけで、悦びにぴくんぴくんと震えた。
雅紀は声を殺そうと必死に唇を噛み締めた。先っぽから溢れ出た蜜が、暁の指を濡らしている。
「……感じてるんだ。もうよだれ出てるぜ」
「……ぅふ……んあっ……やぁ。言わなっでぇっだめ…っ」
もう一方の手で雅紀のジーンズを下着ごとずりおろし、ぷりんとまろびでた小さな尻をさわさわと撫でた。気持ちいいのだろう。雅紀は暁の胸に顔を埋め、くぅくぅと呻きながら、腰をもぞもぞ揺らしている。
その反応が可愛くて、暁は更にじわじわと前を扱きながら、雅紀の尾てい骨辺りを撫で回した。
「んっあ……ぁぁんっ」
雅紀はここがかなり弱いらしい。堪らない声をあげて身を捩る。
暁の指が尾てい骨付近を這い回る度に、ぞくぞくっと快感が背筋を走り抜けていく。雅紀は閉じられなくなった口から、掠れたヨガリ声を漏らし、くねくねと身を捩り続けた。
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