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後日談 『おしおきー48』※

暁の欲情に掠れた声が、まるで魔法の呪文みたいだ。なんだか頭がぼーっとしてきた。 雅紀はきゅっと唇を噛み締めると、もうしっかり反応して、勃ちあがってしまっている自分のペニスに、そっと手を伸ばした。 「そ。優しくさ、握ってみ。俺がするみたいにさ」 雅紀はぎゅっと目を瞑ってこくこく頷くと、暁の言う通りに、自分の屹立を右手で握った。 「おまえのって、形がいいよな。 んじゃ、次はゆーっくり手を動かしてさ、扱いてみな」 暁の囁きに操られるように、雅紀は自分の手を、ゆるゆると上下に動かし始めた。根元からじんわりと上にいき、括れを過ぎて、張り出したカリまで到達すると、今度は下に向かって動かしていく。 間違いなく自分の手で自分を慰めているはずなのに、暁に視姦されていると思うだけで、いつもより数倍感じてしまう。カリの部分を押し上げた瞬間、ぷちゅっと水音がした。先っぽから溢れてしまった蜜が、握っている指を伝い濡らしていく。 「……っく……ぅん……」 感じ過ぎて怖いくらいだった。内腿がひくひくと震えている。 1度溢れてしまった蜜は、次から次へと湧き出して指を濡らしていく。動かす度にくちゅくちゅと卑猥な音が聞こえて、恥ずかしくて堪らない。 「……やらしいな。おまえ、感じ過ぎ。もうぐちょぐちょじゃん」 「……っぁぁ……っやぁ……ん」 暁の声がすぐ側で聞こえた気がして、驚いて目を開けると、実際にすぐ前に暁の頭がある。ものすごい至近距離で、自分のものをじっと見つめているのが分かって、雅紀は思わず泣きそうな声をあげた。 「ありがとうな、雅紀。すっげーエロくて綺麗だったぜ」 暁は雅紀の手をそっと外させると、ペニスに唇を寄せ、その先端に愛おしげにキスをした。 「……っぁ……っ」 仰け反る雅紀の背中に手を回し、岩に擦れないように引き寄せると、口を大きく開けて、震える屹立をぱくっと咥えた。 「っあああん……っ」 暁の熱い口腔に包まれて、ぞくぞくぞくっと快感が腰から背中に走り抜けていく。暁はむぐむぐと口を動かしながら、雅紀のものを深く咥え込んでいった。 「……っやっぁああ……っだ、めぇ……っ」 雅紀は切羽詰った声をあげながら、救いを求めるように手を伸ばし、暁の頭を両手で押し戻そうともがく。暁は構わず根元を手できゅっと握ると、傷つけないように注意しながら、ゆっくりと雅紀のものを口で愛撫し始めた。

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