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哀しい嘘。近くて遠い月6※
「少しは堪えましたか?薄汚い鼠くん?これから君には素敵なショーを見せてあげますよ」
殴られ蹴られロープで縛り上げられ、床に転がされている暁に、瀧田は満足そうに微笑むと
「来なさい。雅紀」
雅紀は腕輪を後ろ手にされて首輪と鎖で繋がれた状態で、泣きじゃくりながら暁を見ていた。
「どうしたの?早くしなさい。君の大事な暁くんの足を折ってあげましょうか?2度と歩けなくなるくらいぐちゃぐちゃに…」
「やめて!お願いもう止めてっっ!」
雅紀は掠れた悲鳴のような声をあげると、急いで瀧田の指し示す椅子の前に行く。瀧田は雅紀の黒のパンツをゆっくりと脱がした。パンツの下は黒いレースの下着一枚だ。
「さ、そこに座って。さっきのように足を開いて上に乗せて」
雅紀は震えながら、言われた通りにひじ掛けに足を乗せる。瀧田は雅紀の足をベルトで固定すると、差し出す形になった雅紀の尻を撫で
「可愛く乱れてくださいね。せっかく来てくれたのですから、愛しの暁くんにも君の恥ずかしい姿を、じっくり楽しんでもらいましょう」
下着の間から指を忍び込ませ、薬を3つ押し込んだ。雅紀は歯を食い縛り、暁から顔を背けて声を押し殺す。
「……っへんたい……がっ……俺の、雅紀に、触んな…っ」
痛みに荒い息を吐き、それでも瀧田を睨み付ける暁に
「ふふ。なんとでもほざきなさい」
瀧田は指を抜き取り、サイドテーブルに置かれた箱からディルドを取り出すと、ローションにたっぷり浸して
「梶。おまえがやりなさい」
指名された男はにやりと笑って、暁の頭を小突き
「悪いな。色男。おまえのお姫さんは、俺がいい声で鳴かせてやるよ」
不自由な状態で睨みあげ、べっと唾を吐く暁を、軽く蹴飛ばしてから、他の2人に任せ、梶はゆっくりと雅紀に近づき、瀧田からディルドを受け取ると
「可愛がってやるぜ」
瀧田がナイフで下着の脇を切り、あらわになった奥の蕾に、梶はディルドを見せつけるようにして押しあて、ゆっくりと入り口をなぶりながら、少しずつ中に突き入れていく。
「……あっくぅ……ぁあ……やぁあ…」
暁はぎゅっと目をつぶった。でも耳を塞ぐことは出来ない。雅紀の苦し気な声が鼓膜を通して心につきささる。
「どうだ?お姫さん。あんたのここ、狭そうなのに凄いな。こんなデカイのくわえてさ。ちゃんと飲み込んでいくぜ、ほらっ」
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