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番外編『愛すべき贈り物』220※

雅紀の甘えた囁きに、暁の愚息が飛び跳ねた。 ……ちょっ………。 改めて、目の前の清楚な天使を見直してみる。純白レースに小さなフリルまでついたビスチェとガーターベルトの雅紀は、既に全身を薄紅色に染めて、とろんと蕩けた目を潤ませていた。 ……すっげぇ……。久々に超絶デレモード、降臨してるだろ、これ。……や、エロモードもか。 どこでスイッチが入ったのか分からないが、雅紀がかなり欲情している、ということは分かる。こうなると、日頃ほよよんと幼いこの仔猫ちゃんは、恐ろしいくらい強烈なフェロモンを身に纏って、こちらの欲情を煽りまくってくるのだ。 ……しくじった……。途中で暴発しねえように、1回抜いときゃよかったかも。 後悔しても後の祭り。これはなんとか踏ん張るしかない。 暁はごくりと唾を飲み込むと 「ん~‍? 舐めて、欲しいんだ‍? エロいな、雅紀」 甘い声で囁き返して、ビスチェの胸元のリボンの端をシュルっと引っ張った。 きっちりと編み上げられていた身頃がふわんと緩む。リボンを下まで解いていくと、現れたのは白くてすべすべの肌。指でビスチェの袷をつーっと開くと、小さなピンクの蕾がちょこんと顔を覗かせた。 ……お。可愛いっ 既に感じて色づき、ぷつんと飛び出ている。雅紀のここは、初めて見た時より、絶対に色っぽくなっていると思う。 「舐めて欲しいの、ここだろ?」 囁きながら、指先でつんつんっとつついてみる。雅紀は、ぁんっと可愛く鳴いて、胸を波打たせた。 指の腹で優しく撫でて、爪先でそっとカリカリすると、雅紀は手の甲で口を押さえてんーんー呻く。ただでさえ敏感なそこは、ぷっくりとふくらみを増して、弄って欲しいと誘っているようだ。 ……あ~。すっげ、可愛い。 舌を出して先っぽでつついた。唇に含んで吸ってみる。雅紀は声を堪えながら、伏せた睫毛をぴくぴく震わせている。 ねっとりと唇で吸い付き、舌をれろれろ動かしながら、もう一方の乳首も指で嬲った。 「……っぁ……ぁっ……ぁっ」 耳から入る雅紀の低い喘ぎが、堪らなく心地よい。いよいよ我慢の限界だ。 暁は唇を離して、雅紀の顔を見上げると 「な……雅紀。俺ちょっと、もう我慢出来ねえかも。下、解してもいいか?」 潤んだ瞳がせつなそうに暁を見下ろす。こくこくこくと頷く雅紀の耳が真っ赤になっていた。 「ああん……っあ……っんぁん」 雅紀は床に降り、洗面台に両手をついてこちらに背を向けている。突き出された形のいい尻を包む下着の間から、暁はローションで濡れた指を突き入れて、小刻みに出し入れしていた。 指をもう一本増やして、中をじっくりと解していく。時折、ちらっと鏡を覗き込み、甘く蕩けた雅紀の表情を確認してみる。 非日常的なドレスや下着姿に、最初は別の興奮を煽られていたが、そもそもこの天使は、そんな余計なオプションがなくとも、充分過ぎるほどエロくて可愛い。特に感じきっている時の雅紀の艶やかさは、絶品だ。 煽られすぎて、がちがちになった自分の股間が痛いぐらいだった。 暁は暴発しないように気を散らしながら、伸び上がって、鏡の中の雅紀に囁いた。 「入れて、いいか? ここで。立ってられるか‍?」 暁の掠れた声に、雅紀は伏せていた目を開けて 「…っんぅ……だい、じょぶぅ……ほし……ぃ……きて‍?」 その甘く可愛いおねだりがとどめだった。暁は息を荒げつつ、でも傷つけないように指を慎重に引き抜いた。パンパンになったスラックスの前を開くことさえもどかしい。トランクスを引き下げ、飛び出してきた自分のペニスに、ローションをたっぷりと垂らす。 ……こら、落ち着けって。いきなり突っ込んだりすんなよ、俺。 必死に自分に言い聞かせながら、垂らしたローションを全体にしっかり塗り広げる。 「いくぜ……」

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