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特別番外編『にゃんにゃんにゃんの日』6※
濃厚過ぎるキスの後、唇を外して雅紀の顔を覗き込んだ。乱れた前髪をそっとかきあげてやると、雅紀はさっきより少し穏やかな顔つきになっていて、秋音はほっと胸を撫で下ろした。
「キスはいっぱいしたぞ?次はどうして欲しい?」
雅紀は潤んだ瞳を揺らめかせて
「んー……ここ、ちゅうって」
少し恥じらいつつも、雅紀はだるそうに手を動かして、自分の胸の尖りを指さした。
……すごいな……。普段の雅紀なら、自分からこんなおねだりは絶対しないぞ?
秋音は内心ドキドキしながら、余裕ありげに微笑んでみせ
「可愛いな、雅紀。そうか。ここを弄って欲しいのか」
そう囁いて、既にピンク色に熟れかけている小さな粒に、指先でそっと触れた。
「……っんあん……っ」
触れた秋音の方がびっくりするくらい、雅紀は可愛い声をあげてびくっと跳ねた。ちょっと触れただけでこの反応は……予想外にすごすぎる。
……大丈夫なのか?乳首触っただけでこれってのは……。
ここを指で捏ねたり、口で愛撫してやったりしたら、いったいどうなってしまうのか。いや、もっと敏感な下の方は……。
一抹の不安を感じつつ、秋音が小さな粒をきゅっとつまみ上げると、雅紀はあうあう言いながら身悶えた。顔を近づけ息を吹きかけ、唇でそっと触れ、舌を出して舐め上げる。雅紀はぴくぴく震えながら、もっとして欲しいというように、胸を突き出した。
……可愛い。なんだよ、これ。
恥じらいながら少しずつ昂っていく、いつもの雅紀の慎みのある反応も愛らしいが、こうして大胆に積極的におねだりする雅紀も超絶可愛い。
秋音は雅紀の素直すぎる反応にすっかり煽られてしまって、息を荒げ、ぷつんと突き出た尖りにむしゃぶりついた。
雅紀の掠れた低めの甘い喘ぎ声が、鼓膜を震わせ、更に秋音の欲情を煽っていく。両方の乳首を口と指で交互に可愛がってやると、感じ過ぎて辛いのか、雅紀は脚をもじもじさせながら、腰をくねらせ始めた。
いったん愛撫を止めて、雅紀の表情を覗ってみると、雅紀はせつなそうに眉を寄せ、はくはくさせている。
「そろそろ、こっち、触ってもいいか?」
言いながら、下腹に手を滑らせると、雅紀はきゅっと目を閉じて
「んぅっ……さ、わってぇ」
「いいこだ。じゃあ触るぞ」
秋音はそのまま指を滑らせて、既にしっかりと勃ちあがっている雅紀のものに、そうっと触れてみた。
「…っっっ」
雅紀は声にならない声をあげ、びくびくっと身体を震わせる。驚かさないようにそっとそっと指でペニスを包み込むと、雅紀はあうっと鳴いて足でシーツを蹴る。雅紀のペニスの先から、透明な雫が零れ落ちて、秋音の指を濡らした。
……もう限界寸前だな。1度出させたら楽になるかもしれない。
雅紀の身体は元々すごく感度がいいのだ。媚薬なんか使わなくても充分過ぎるほどに。今の状態は感度が良すぎて、気持ちいいよりは苦しいかもしれない。
雅紀の愛らしい反応に煽られ続けて、実は秋音の方も苦しいくらいなのだが、秋音は出来るだけ気を散らしながら、雅紀を気持ちよくしてやろうとしていた。
薬を使われた愛撫は、雅紀にとっては苦いトラウマだ。今はすっかり訳が分からなくなっているが、効き目が消えてから、自分の乱れた記憶にまた自己嫌悪に陥ったりしないように、確かな愛情でしっかりと包んでやりたかった。過去のトラウマの記憶と、今のこの行為は、全く別物なのだと安心させてやりたい。
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