707 / 707
特別番外編『にゃんにゃんにゃんの日』8※
「んぅっん……ん……っぅ……」
雅紀の鼻から抜ける甘い鳴き声を聞きながら、秋音は込み上げてくる強烈な快感を必死に散らしていた。
1度切羽詰まった熱を吐き出した雅紀は、そのまま疲れきって眠りにつくどころか、更に妖しさを増した。
秋音さんが欲しいと可愛くおねだりした後、戸惑っている秋音をシーツに押し倒すようにして上からのしかかり、小さな口でぱくっと秋音のものを咥えたのだ。
秋音は思わず呻き声をあげ、仰け反った。
雅紀の熱い口腔にねっとりと絡め取られて、まるで金縛りに遭ったように動けない。雅紀は精一杯口を開いて、秋音の昂りを唇で扱き、舌を使ってぺろぺろと舐めていた。
秋音はぴきぴきに固まったまま、薄目を開けて股間の方を見てみた。自分のものを咥えながら、上目遣いにこちらを見ている雅紀と目が合った。
「……っっ」
雅紀に口でされるのは、もちろん初めてではないが、いつも以上に大胆にねちっこく攻められて、正直もう心臓が壊れそうなくらいドキドキしていた。
……マズい……これは、まずいぞ。ああ……頭が沸騰しそうだ。
「……っく……まさ、き。それ、だめだ」
秋音の声に、雅紀はぴたっと動きを止め、上目遣いに秋音を見た。口いっぱいに秋音のものを頬張ったまま、きょとんと見つめてくる雅紀のつぶらな瞳。
……っ。いや、だから、それもだめだって。
雅紀は四つん這いの格好で、秋音の股間に顔を埋めている。その壮絶に悩ましいポーズも、ギャップのあり過ぎるあどけない表情も、視覚的に秋音を追い詰めている。
「ふぐぅ?」
どうしたの?秋音さん。っと潤んだ瞳が無言で聞いている。
秋音は下腹にずくんっと直撃を受けて、シーツをぎゅっと握り締めた。
……危ないところだった。今、一瞬、暴発しかけた。これはヤバすぎる。もう止めさせないと
秋音は内腿にぐっと力を入れて、弾けそうになる熱を抑え込み
「雅紀、そろそろ、もう、いいぞ。今度はおまえ、可愛がって、やる」
上擦る声を必死に抑え、出来るだけ平静を装ってそう言うと、雅紀は口に咥えたままで、きゅっと眉を寄せ、小さく首を横に振った。
……おい。なんでそこで拗ねる?どうして拒否だ?
雅紀は納得のいかない顔で咥えたものを離さず、またゆっくりと舌を動かし始めた。
じわりじわりと甘い疼きが、また秋音を追い詰めていく。こんな甘苦しい拷問は初めてだ。
秋音は微かに呻きながら、震える腕を伸ばして、雅紀の髪に触れた。雅紀は舌だけでなく、顔全体を動かして、秋音のものをじっくりと口淫している。
内腿が小刻みに痙攣を始めた。
……だめだ。もう、限界だっ。
「あっく……っま、さき、はな、せ。出て、しまうぞ」
狂おしい昂りに秋音は切羽詰まった声をあげ、雅紀の髪を指でかきまわした。雅紀は目だけあげて秋音ににこっと微笑むと、止めるどころか、更に激しく唇で扱き始める。
……ああっダメだ、イく……っ出る…っっ。
書籍の購入
ともだちにシェアしよう!




