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歪む月4※

革の下着の上からローターを押し当てると、雅紀はびくっと跳ねて首を仰け反らせた。 「んああっ……やっあーーーっ」 細かな振動が反応し始めた雅紀のものを震わせる。雅紀は悲鳴をあげて、身体をくねらせた。 全身を使っての雅紀の激しい抵抗に、さすがに手を焼いていると、瀧田は雅紀の両足首に革の枷をはめ、それぞれを手首の枷と鎖で繋いだ。 鎖をガチャガチャ鳴らしながら悶える雅紀の股間を、挟み込むように2つのローターで責めたてる。瀧田が下着の両脇の留め金を外すと、完全に勃ちあがった雅紀のペニスが、根本だけ拘束された状態で飛び出してきた。 大迫はローターのスイッチを切ると、手で直にそれに触れた。鈴口から滲み出てくる先走りを塗り広げるようにして、先っぽから根本に向かってじんわりと握り込む。 「んっあぅっや……っだめっあっ…ああ」 ゆっくりと扱きあげながら、仰け反る雅紀の耳に囁いた。 「たまらないか?ん?…嘘つきめ。嫌じゃなくて、いいって言ってみろ」 「やっ……ああっ……ん…ぁやめっ…っあ」 泣きながら嫌がる言葉とは裏腹に、雅紀の腰が妖しく蠢き出す。 男の身体は正直だ。心なんか伴わなくても、刺激されれば勃起する。これだけ敏感な身体ならば尚のこと、男も女も数多く仕込んできた大迫の、的確な責めにあってはひとたまりもない。 可哀想だが、雅紀の身体はかなり敏感だった。もともとの感度の良さに加えて、どうやら過去にも徹底的に仕込まれた経験がありそうだ。経験豊富な大迫がぞくぞくするほどの反応の良さだった。 「どうです?僕のお人形さんは。素敵な身体でしょう?」 なんでお前がドヤ顔だよ、と突っ込んでやりたいが、瀧田の言う通り、予想以上の素材だ。みっちり仕込めば金持ち相手のセックスdollとして過去最高の出来に仕上げられるだろう。 「ああ、いいね。これはやり甲斐がある。徹底的に仕込んで最高のdollにしてやろう。次のお披露目会には出すのか?」 瀧田は首を傾げ 「……どうでしょう。この子は特別だから……つまらない品評会には出したくないんですよね」 そう呟いて雅紀に歩み寄り、指を伸ばして乳首を愛おしそうに撫でる。 瀧田の意外な言葉に、大迫はへえ…っと眉をあげた。これまでのdollたちとは明らかに違う扱いだ。 「今回は、お披露目用に仕立てなくても結構です。僕の目を楽しませてくれるだけで」 「了解だ。では次は後ろか?それともこのまま前を?」 「前を。これを使ってください。くれぐれも傷つけたりしないよう慎重に」 「分かった。じゃあそろそろ薬を使おう。無理矢理押さえつけてこれを使うと怪我させてしまうからな」 瀧田は頷くと、サイドテーブルに薬を注入する為の器具一式の入ったケースを取りに行く。 「ぁ……ぁ…や……ぁぁ…」 瀧田が手にした注射針のない注射器を見た途端、雅紀は恐怖に顔を歪めガタガタと震え出した。 「やっだ……ぁっ薬……嫌だっやめて…っおねが…っ」 この怯え方は尋常じゃない。以前薬を使われたのが、かなりのトラウマになっているのだろう。大迫は雅紀を宥めるように頬を撫でて 「そう怯えるなよ。気持ちよーくなれる薬だ。何もかも忘れて、快感だけに没頭出来るぞ」 「……っ嫌だ!お願い……やめて…っ」 ぼろぼろ泣く雅紀の涙を指先ですくいとり 「そんな顔されると余計苛めたくなるな。……いいか?じっとしてろよ。暴れて傷でもつけたら、一生使いものにならなくなるぞ」 大迫に雁字搦めに押さえつけられ、雅紀のペニスは、恐怖のせいか先ほどより力をなくしている。 瀧田はそれを愛しげに掴むと、長い指を絡めて揉み扱きながら 「可愛い僕のお人形さん。天国に連れていってあげましょうね」 トロリとした液体を入れた注射器の先を鈴口にあてる。 「……ぁいやっ……いやだっいやーーーっ」 腰を引こうともがく雅紀の身体を、大迫は渾身の力で押さえ込む。瀧田は躊躇なくゆっくりと先端を挿し入れて、じわじわと液剤を注入し始めた。 「……んっあぁっあー、あ、あ……ぁあ…」 射精とは真逆の酷い違和感に、じわじわと犯されていく。雅紀は吐き気のしそうな悪寒に、ぶるぶると全身を震わせた。 「辛いのは最初だけ。薬が効いてきたら、君はもっと淫らで綺麗な生き物になりますよ」 瀧田はゆっくりと時間をかけて中身を全て注入し終えると、注射器を抜き取り素早くシリコンの栓をする。抜け落ちないように根本の拘束具に固定して、ガクガク震える雅紀に覆い被さり、唇を奪った。 押さえ込んでいた雅紀の身体から、徐々に力が抜けていく。

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