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プレゼントクリスマス2
「みことちゃん、ありがとう!レイ…大切につかうね」
玲ちゃんは命に抱きつくと、頬擦りしながら笑っている。
おまけに、今度はチュッとその唇に口づけた。
命も当たり前のようにそれを受け入ているのを思わず俺と圭介はそれを注視してしまう。
あっというまに玲ちゃんと命の口付けがどんどん深いものに変わっていく。
「ん、んんっ」
「ふぁ」
くちゅくちゅと舌を絡ませたり、お互いを吸い合うぷちゅぷちゅっという音が広い玄関に木霊している。
俺と圭介は顔を見合わせると頷きあい、二人を引き剥がした。
ちゅぽんという間抜けな音を立てて二人が離れる。
「あーん、れいちゃぁん」
「みことちゃぁん」
圭介は玲ちゃんを、俺は命を小脇に抱えてため息が出る。
命も玲ちゃんもお互いを求める様に手がパタパタと動いている。
その様子は可愛いのだが、このあと命を連れて用事があるので下手に体力を消耗させるわけにはいかない。
他に何もすることがないと、二人は肌を重ねる事がある。
俺はそれを悪いとは思わないし、仔犬がじゃれている様で可愛い。
それで仕事の手伝いをさせることもある位なのでいいのだが、体力のない命には体力の温存をしておいて貰わねばならない。
「それじゃぁ、今日はこの辺で…」
「あぁ、よいお年を」
「みことちゃん、またね!」
「うん。またねー!」
圭介がそう言うとそそくさと帰って行くので、俺は玲ちゃんに悪いと思いつつ二人に手を振ってやる。
エレベーターに乗るのを見届けると玄関を閉めてリビングに向かう。
「命…今日はパーティーだろ。玲ちゃんとちゅーしたらパーティー行けなくなっちゃうだろ」
「はぁーい」
今夜は何が悲しいかな組の会合があるのだ。
何を考えてクリスマスイブに会合と言う名のお偉いがたのパーティーに出なくてはならないのだろうか。
皆家族サービスしろよとこっそり悪態をついたのだが事実は変わらないので仕方ない。
命は玲ちゃんと別れた寂しさからしょぼんとしている。
「“圭ちゃん”に命と選んだ玩具を渡したから今度感想を聞こうな」
「れいちゃん喜んでくれるかな?」
クリスマスと、正月に向けて特別セットで商品の詰め合わせを販売した。
ライトユーザーから、ハードユーザーまで楽しめるように色々なものを詰め込んだ。
圭介に渡した物は俺と命で選んだ厳選品が入っている。
命の話では玲ちゃんはあまり道具が得意ではないらしい。
「んー?命が好きなものを入れましたって付箋にには書いたから気に入ってくれるんじゃないかな?」
「うん。ぼくバイブ使うと頭バカになってだぁいすき」
嬉しそうな顔に妖艶な空気を滲ませ出したので、俺は慌てて玲ちゃんから貰った紙袋の軽い方を命に渡す。
パーティーに行く前に命と遊んでしまうと、兄達に何とからかわれるか分かったものではない。
命に手を出される可能性もあるので、ぐっと我慢だ。
「玲ちゃんからの料理は、帰ってきたら食べような」
「うん!」
俺は今から会食が嫌で嫌でたまらなかったが、料理を冷蔵庫に仕舞いながらため息をついた。
+
「命…大丈夫か?」
「う、うん」
夜になり、命に子供用のスーツを着せて会場のホテルまで来たのはいいのだが宴会場に入った途端顔が真っ青になりカタカタ震えだす。
何とか震えを我慢しようとするためか、俺のジャケットの裾を指の色が変わるほど握りしめている。
「ちょっと出ようか…」
俺は命を抱き上げ急いでフロントへと向かった。
空いている部屋を取ってエレベーターに飛び乗る。
流石にクリスマスイヴと言うだけあって良い部屋は全て埋まってしまっていた。
しかし、今はそんなことも言ってられないので落ち着けるために命を抱いたままベットへと腰をおろした。
「どうした命?」
「な、何でもないの…」
声まで震えてしまっているのに、命は首を横に振る。
とりあえず、小さなジャケットを脱がしベットに放る。
「怖いことがあったんだろ?パパに言ってみなさい」
「…」
優しく背中を撫でてやるが、俺にぴったりくっついたまま命は何も言わない。
「あっ…パパ…」
「ほら話してごらん。ん?」
カッターシャツのボタンをプチプチ開けて昨日も散々いじってやった乳首を摘まんでやる。
そうすると小さな声をだして感じはじめる。
「おっぱい…もんじゃだめぇ」
「そうだな。沢山もみもみしたせいで女の子みたいに少し膨らんできちゃったもんな」
真っ平らだった命の胸は少し山を作り、乳首もツンと尖った益々厭らしい身体に変わってきていた。
俺の日々の努力の賜物だ。
「おっぱい…はずかしっ」
「裸は恥ずかしく無いのに、おっぱいだけ見られるの恥ずかしいんだ」
「きゃんっ!ひっぱっちゃだめぇ…のびちゃうぅ!あっ、やぁぁ」
なかなか理由を話さない命に焦れて指先で乳首を引っ張ってやる。
ぷにぷにとしているのに、引っ張る度に芯をもってくる乳首を俺は親指と人指し指でぎゅっと押し潰してやった。
命の身体が大きく揺れたかと思うと、小刻みにぴくんぴくんと跳ねる。
「命?パパ質問してるのに、自分だけ逝っちゃったのか?」
「あっ、ごめんなさぁい…くひっ!」
反対の胸を持ち上げる様に揉みながら耳を舐めてやると、膝の上の小さなお尻が跳ねる。
わざとくちゅくちゃっと音をたてながら耳を舐めてやると俺の膝にぐいぐいと股間をおしつけてくる。
「何が怖かった?」
「あっ、パパ…お尻さわってぇ?」
「パパの質問に答えたらね」
孔をさするように短パンの上から撫でてやると身体を伸ばして首にすり寄ってくる。
俺も平均的な日本人に比べると背が高く、それに比べて命は規格外に小さいので命がのびても実は中々届かない。
しかし、俺が元々猫背なので命が手を伸ばしても首元へすり寄ってこれる訳だがあまり猫背だとまた兄達に何か言われそうだ。
「あっ…お仕事のこと!お仕事のことおもいだしちゃったの」
「ふーん。あんな会場で何したの?」
太股の裏側を撫でて短パンの裾に手を入れて内腿を撫でてやる。
命はそれに期待して腰が先程より大きく上下に動いている。
「あうっ!れいちゃんと…えっちしてるのっ、皆に見られながら…」
「へー」
「いっ!」
その言葉が面白くなくて耳をガブッと噛む。
薄い皮膚が少し切れたのか血の味がする。
命の血は少し甘く感じで夢中で舐めていると、命の身体から力が抜けて俺にもたれかってきた。
「あっ…んんっ」
「耳でメロメロになっちゃったか。お尻は要らないの?」
「ほひぃ」
「そんな…よだれ垂らしちゃうほど気持ちよかったのか」
命の口から垂れてしまっているよだれを舐めてやりながら短パンに手をかけてやる。
それをずるっとおろしてやると下着に小さな水染みが出来ている。
「少し…出ちゃったね」
「あひ!ごめんなさいぃぃ」
快楽に流されやすい命にお仕置きがてら、また乳首を押し潰す。
あまりやり過ぎると乳首が肥大化してしまうので程々にしてやる。
まぁ、大きくなっても客受けしていいかもしれないが。
「ビンゴの景品にって頼まれてたけど…使っちゃおうか」
俺は床に置いていた紙袋から箱を1つ取り出す。
大きな紙袋には今日のパーティーでおこなわれるゲームで使う為にと頼まれたうちのショップの玩具の詰め合わせの箱が数個入っている。
順位によって箱の内容は違うが、俺は迷いなく1つの包みを開けてバイブを1つ取り出した。
「えへへ。ぼくそれ好きぃ」
「玲ちゃんにあげる箱にも入れてたくらいだもんな」
真新しいパッケージに入っているバイブにはびっしりと突起物がついている。
少し小振りで細身ながら色々な種類のスイングが搭載されていてベビーユーザーにも人気の商品だ。
「んんんっ。イボイボきもちいいよぉ」
「突起が入口を擦っていくの気持ちいいんだったよな」
開けた箱の中にはローションが入っているのでそれを使って命の孔をさっとほぐして玩具を入れてやる。
ゆっくり押し込みそれと同じ早さで引き抜くを繰り返してやると、命は俺の唇を必死で舐めてくる。
「んにゃっ、パパぁ」
「そろそろ行かないとパパ怒られるから、ここで遊んでてな?」
甘えた声で俺の手に翻弄される命へ俺は箱からモコモコのファーでおおわれた手錠を取り出し、命の手につけて目にはアイマスクを取り付ける。
玩具が抜けないように箱に巻いていたリボンをバイブを固定するために使った。
「自分で調節できるようにしといてやろうな…」
「え?なに…きた、ブルブルきたよぉ」
俺は命にリモコンを握らせ、メモリをあげてやる。
出掛けるときにしかしない腕時計を見ると、パーティーはもうはじまってしまっている。
俺は命の頬にキスをしてやるとカードキーと景品の箱が入った紙袋を持ってスーツを整えて部屋を後にした。
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