20 / 119

プレゼントクリスマス5

カタカタカタカタ 仕事部屋にキーボードを叩く音だけが響く。 「んー。パパおはよぅ」 「おはよう命。ゆっくり寝れた?」 パソコン机の横にある、ベットのシーツがモゾモゾと動く。 そこから命の眠そうな顔が飛び出した。 「ここお道具のおへや?」 「命昨日の事覚えてない?」 俺は一旦仕事を中断して命に近付いた。 「きのう?」 「昨日ホテルから帰ってきて、お道具のお部屋で沢山遊んだの覚えてない?」 「え…あ…」 昨日の夜の事を思い出したのだろう命がもじもじとしだす。 俺はそんな命を抱き締めてやりながら頭を撫でる。 そうすると命は嬉しそうに俺の手に頭を擦り付けてくる。 + 深夜、自宅であるタワーマンションに帰ってくると俺達は通称“お道具の部屋”という仕事部屋に入った。 俺達の部屋はタワーマンションの最上階にある。 フロアには2部屋しかないのだが、その2つともが俺が所有している部屋だ。 1つは生活スペースで、もう1つはショップ名義の部屋になっている。 命の言うお道具の部屋とはショップ名義の仕事部屋の事だ。 俺は日中はショップ名義のこちらの部屋に居て、注文品などの梱包や新商品などの撮影などをしている。 忙しいときは組の者が手伝いに来るので何とかやっていけている。 「クラブに貰った玩具まだ残ってるから、ついでにお仕事もしような」 「う、うん?」 俺の言葉を頭の溶けた命は理解していないようだ。 商品の撮影用に使っている部屋に命を連れ込み服を脱がせ下着だけにしてやる。 「すっかり濡れちゃったね」 「ふあぁ…パパぁ…」 命は我慢の限界と言った様子で、自らパンツをずり下げるとぷりんとしたお尻を露にさせる。 孔からは俺の押し込んだパールの柄が飛び出して主張している。 「手を使わないで押し出してみせて」 「う…ん」 命が腹に力を入れると中に押し込んで居たものがゆっくり孔を拡げて出てくる。 「んっ、くふっ、んー」 命からは苦しそうな声が出る。 俺はそれを後ろからカメラを回して様子をとらえている。 「はぁ。はぁー」 カチャンという軽い音をたててフローリングに命の孔から抜け落ちたものが転がる。 命は荒い息を吐きながらやっと立っていて足が震え、まるで生まれたての小鹿の様だ。 「じゃあ、いつもみたいに拡げて見せて」 「はい…」 命はおずおずとベットに上がると身体を倒して俺に見えるように孔の縁に指をかけ左右に拡げる。 いつ見ても内臓は赤く、うねうねと男を誘っているそこはすっかりメスのそれであった。 「ひゃっ!!」 「普通のローションだよたっぷり飲み込んじゃったね」 自ら拡げている孔の中にローションを流し込むと、それを飲み込むような動きでチュポキュポッと不思議な音を立てている。 「ふえぇ。それなにぃ」 「スキンチューブっていうんだって」 俺はコンドームに似た薄い素材のチューブを取り出す。 チューブの端にはプラスチックで口がついている。 ゴムの様なフニャフニャとした素材で出来ているので中に押し込む為の専用の器具がついていた。 「んにゃっ!あっ、うっ…ううん」 「これ気持ちいいの?」 スキンチューブを先端の膨らんだ専用の器具で押し込んでいく。 コツンと奥の壁に器具が当たるが先に進めて行く。 「おにゃか…いっぱい」 「はい。全部入ったし、チューブの口だけが出てるよ」 「んひっ!!」 チューブを押し込む器具を引き抜いて、仕上げにチューブの端のプラスチックをぐりっと押す。 すると、命からひきつった声があがった。 「さぁ命…仕上げだよ?」 「えあ?」 大きな注射器に入っている溶液をチューブの口にセットして、ピストンを押す。 スキンの中が溶液で満たされていく。 「あっ、ああ…ゆっくりおにゃかいっぱいになる」 「口に弁が付いてるから逆流してこないのか…」 俺は溶液を押し込みながら少しずつ膨らんでいくせいで中から押し出されてくるチューブの様子を観察する。 「もう…もうでちゃう!!ぼく…おにゃかひっくりかえるぅぅ」 命は耐えきれなくなったのか膣圧でスキンチューブが膣から飛び出してくる。 はじめはただのペラペラのビニールみたいだったものが、溶液を注ぎ込んだお陰で長い凶悪な攻め具に変わっている。 持ち上げてみると適度な弾力がある。 「まだ残ってるぞ?」 「えあ!あ"あ"っ」 まだ孔に残っていた物を引っ張ってやると、ぢゅぼんっと言う音と共に抜け落ちる。 命のモノからは透明な液体が溢れ、シーツを濡らしていた。 「押し込むのにコツがいるけど、慣れてくるとすぐに入れられるな」 「あがっ、んん!」 何度目か分からなくなるほど命に新しい玩具を試して、回りには溶液の詰まったスキンチューブが転がっている。 擬似排泄により、命の孔が忙しなくヒクヒクとひくつき、命はもう意識を失いそうになっている。 「命?これどうだ?」 「あぎっ!お、おにゃが…どんどんいっ、ぱい、にっ…なっで、おにゃがひっぐりかえりぞうになるっ!」 何度目か腹に押し込んだスキンチューブに液体を注ぎ、その感想を聞くとどうやら気持ちいいらしい。 このまま売り出す事ができそうだ。 「そうか…ありがとう。お仕事は終わりだよ」 「あ…んっ」 命を抱き上げブラジャーのホックをとる。 それからマッサージ機を止めて、剥がしてやる。 この超音波式のマッサージ機のお陰なのか少し胸に変化があった命は自分の身体の変化に戸惑っているが、俺はどんどん俺色に染まっていく命がいとおしくて堪らない。 舌を絡めてやりながら背中を擦ってやると、命は電池が切れた人形の様に急に動かなくなった。 「命お腹すいてないか?玲ちゃんから貰ったやつ少し食べようか」 「うん!ケーキ!」 「ケーキは夕方に飾り付けて、夜に食べようか」 俺の言葉に命の顔が輝く。 その顔に俺もついつい笑顔になる。 パーティーに行く前に命に軽食を取らせたきり何も食べさせていない。 最近では命の友達の玲ちゃんが俺と命の食事管理をしてくれている。 俺の食生活が少し乱れるだけで“パパさん!メッ!”と可愛く怒られてしまうのできちんと食事をとるようにしている。 朝は昨日貰ったサラダとスープにパンにして、残りの料理を夜に食べようと決めて仕事部屋から隣の生活スペースに移動する。 ピピピピ! 食事を軽く済ませると命の子供用の携帯が鳴った。 「はい!もしもし?」 命の携帯は巽から渡された子供用の携帯だ。 メタリックブルーの携帯は、パッと見防犯ブザーの様に見えるほどシンプルなデザインだ。 登録した所にしかかけられないし、登録があるところからしか電話を受け取れないのだ。 さっき見えたディスプレイには“ママ”と書いてあった様に見えたからきっと玲ちゃんからだろう。 「れいちゃん!うん。おはよう!」 命が電話に向かって挨拶しているのが可愛い。 「サンタさん?ぼくもパパと遊んでたから見てないの…プレゼント?あ!ぼくとパパで選んだおもちゃ!うん!」 命の電話の内容を横で聞いてると昨日圭介に渡した玩具のお礼で電話をかけてきてくれたらしい。 玲ちゃんも命も未だにサンタクロースを信じているらしい。 しっかりリサーチして生活スペースの枕元にスタンバイ済みだがまだ見てないのだ。 「うん。ぼくもおでかけした後、パパとあそんだよ!新しいおもちゃなの!」 命が興奮ぎみに話している様子は手や足がパタパタと動いていて見ていて楽しい。 「あのイボイボぼく好き!じゅぼじゅぼされるとあたまぼぉってするの」 たまに命と玲ちゃんは電話をしあっているのだが、必ずえっちな会話に発展する。 それはうちに玲ちゃんが来ている時も一緒だ。 「パパ!れいちゃんローターが好きなんだって!ばいぶが気持ちいいよね!」 そして必ずどちらが気持ちが言いかという論争になるのだ。 命が電話から耳を離して俺に同意を求めてくる。 「そのお話はまたおうちに遊びに来てもらったときにしなさい。あと、“玲ちゃんの好きなステーキ用のお肉貰ったから遊びに行くとき持っていきます”って言っておいて?」 「うん!れいちゃん?うん。おしょうがつに遊びに行くときにおにく食べようって!うん!じゃあね!」 命が電話を切ると満面の笑みで駆け寄ってくる。 玲ちゃんからの電話にご機嫌だ。 「玲ちゃんなんだって?」 「おどうぐばこありがとーだって!」 命が俺に向かって手を差し出すので俺は素直に抱き上げて膝の上に乗せてやる。 「お肉の事言ったら玲ちゃん喜んでた?」 「うん!楽しみにしてますって!」 「そっか。でも、命はまずサンタさんからのプレゼントを開けてから玲ちゃんの作ってくれた料理で今夜パーティーしなくちゃな!」 「パーティー!!」 嬉しそうに俺の首に抱き付いてくる命に昨日会合のせいで楽しめなかった分も楽しませてやろうと思った。

ともだちにシェアしよう!