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電車の記憶2
命の視線の理由を俺は知って居たが俺はあえて何も言わず歩みを進める。
圭介から教えられた海外のサイトに投稿されていた動画には痴漢ものが何点かあった。
その1つに、ランドセルを背負った命が電車に乗って居ると痴漢にあって散々身体を弄ばれた後に電車内に置き去りにされ、それを駅員が保護して駅員室に連れていったという設定のものがあった。
痴漢物の後にそのまま撮影したのかもしれない。
『君大丈夫?』
映像の中の命は気絶しているのか動かない。
駅員がTシャツの端をめくると、腹には“淫乱○学生!ランドセルのおもちゃでイジメて!”と落書きがしてある。
身体は痴漢に弄ばれた後なので、所々に男達の放ったものがこびりついていた。
ランドセルの中には先程まで使われていたであろう大人の玩具が大量に入っており、どれもこれも濡れているのかテラテラと光っている。
ゴクリ
駅員役の男が命を心配するふりをして抱き上げ連れていく。
男が簡易ベッドに命を下ろすと服を脱がせ、身体には情事の痕が生々しく残っている。
命の性器は輪ゴムで留められており、小さく反応しているが赤黒く変色してしまっていて痛々しい。
『君何されちゃったの?』
意識のない命に駅員役の男が話しかけながらランドセルの中を物色して少し大きめのバイブを取り出す。
男は命の孔にそれを宛がうと前戯など一切せずに一気に押し込んだ。
『んあああああ!!』
『あ、起きた?』
いきなりの挿入に命の身体が面白いように跳ね、意識を取り戻した。
ぢゅぼっ、ぐちゃっ
激しい水音をさせながらバイブが抜き差しされる。
命は小さな身体をばたつかせるが、男に押さえつけられているせいで抵抗らしい抵抗もできていない。
『んあっ!!』
『沢山出されちゃったんだね』
男がバイブを勢いよく引き抜くと、ゴボゴボと音を立て大量に出されたものが逆流してくる。
仮眠室を意識したセットなのか簡易ベットのシーツの上は逆流してきたもので水溜まりができていた。
『沢山出てきちゃったから、また注いであげるね』
パンッパンという肌がぶつかる乾いた音が部屋に木霊している。
命は放心状態で男に揺さぶられていた。
命の口には布が詰め込めこまれ、足は男の動きに合わせてブラブラと揺れている。
『おーい。交代の時間…』
『あ、駅長もいかがですか?』
セットの扉が開くと恰幅のいい中年の男が入ってくる。
駅長と呼ばれた男は最初は驚いた様な演技をしたが、直ぐにニヤニヤとした笑みを浮かべつつベットに近づいてくる。
『この子、反応が悪くないか?』
『あー。この子さっきまでレイプされてたんですよ~』
男が楽しそうに命を揺さぶり、ぷっくりと膨らんでいる乳首をつねる。
つねり上げた乳首をぐりぐりと捻られ命が顔をしかめた。
『ふーん。ならワシのも相手してもらおうかな。お前は終わったら行かないと交代だぞ』
『はーい』
駅長と呼ばれた男はスラックスをくつろげると命の小さな口に詰め込まれていた布を引き抜き、代わりに自分のモノを口に無理矢理押し込む。
『ぐえっ、うっ、えぐっ』
『駅長ので喉えぐられたらひとたまりもありませんね。じゃあ俺はこの辺で仕事に戻ります』
男に腰を押し付けられ、喉にも太った男の大きなものを押し込まれて命の身体が痙攣しはじめる。
手は太った男に頭の上でひとまとめにされ、抵抗も出来ていない。
『じゃあ、いってきまーす』
男は軽く制服を整えると部屋から出ていく。
部屋には駅長役の男と命だけになった。
『さぁ、ワシも若い肉をいただくとするかな』
『おぐぇ。ひっ!』
駅長役の男は命の喉からぺニスを引きずり出すと当然ながら命の口からはボタボタと唾液が垂れる。
えずいた命を仰向けに倒し、腹にペチンと太った男が自分のモノを宛がう。
男のモノはモザイク越しでも命の腹の半分まで来ており、それを感じた命は恐怖で上にずり上がろうとしたが再び両手を掴まれて逃げられないようにされている。
『やだ、ひっ!ぐっ、ぐぇ』
『ほー?ワシのモノもずっぽりくわえこんで厭らしいなぁ?ふわふわ包み込んで』
揺さぶられる命の口からは白濁した液体が飛び出していた。
容量のでかさに自然と吐いてしまっているのだろう。
『吐いちゃうほど気持ちいいかぁ』
『がっ、あえっ!んっ、げっ』
命が揺さぶられる度に胃に注ぎ込まれた液体を吐いているが男は気にせず腰をグラインドさせる。
そのまま映像がフィニッシュをむかえ、駅長役の男はランドセルに入っていた玩具を命に詰め込めるだけ詰め込んでいく。
そのままドロドロになった下着を命に履かせ洋服も戻していく。
ハーフパンツの裾からは男達が出したモノが溢れてきて足を伝っている。
人気のないホーム端ののベンチに置き去りにされた所で映像がフェードアウトしていく。
時折ぴくんと足が痙攣している事でなんかと命が生きている事がわかる。
+
「階段は抱っこしてやるから頑張ろ?」
「ん!」
珍しく不機嫌そうな顔をした命は俺にむかって腕を突き出した。
俺が電車に乗ると言ったのが今更ながらに腹が立ったのだろう。
命は基本的にのんびりとした性格なので怒るのにも時間がかかる。
俺はそれがちょっと面白くなって命を抱きかかえて階段をあがる。
「ほらホームに着いたよ?」
「やだ!」
命をホームに降ろそうとすると俺の首に抱きついて嫌々と首を振った。
近くに居た女性のグループがそんな俺達の様子を見てくすくすと笑っているのが見える。
俺は仕方がないので命を抱いたまま電車が来るのを待った。
「昼なのに混んでるな…」
ホームに電車が滑り込んでくる。
昼間の時間帯のはずなのにホームは人で溢れかえっていた。
電車の扉が開くと大量の人間が吐き出されていく。
俺も人の波に乗ってそのまま電車に乗り込んだ。
「命大丈夫か?」
「うん。大丈夫」
イベントに参戦するために電車に乗ることはあっても、中々在宅業の俺は電車に乗ることがないので普段からこんなに人が移動している事に感心してしまう。
命は俺に抱かれているのが安心するのか頬を肩につけてこっそり首筋の匂いをかいでいるようだ。
鼻息が当たってこそがしい。
「!!」
窓際に立っている時に、手に当たる命の尻の柔らかさについつい命の尻を揉む。
命は驚いて身体を強ばらせるが気にせず続ける。
俺は悪戯心に火がついて命の太股を撫で、ホットパンツの隙間に指を滑り込ませた。
下着を掻き分け孔の上をスリスリと撫でてやると、期待しているのかヒクヒクと収縮しはじめる。
「命こんなところで期待しちゃった?」
耳元で小声で問いかけてみると、命は小さくコクンと頷いた。
俺は命の頭に顔を埋めて大きく息を吸い込んだ。
シャンプーと甘い匂いに俺の理性がドロリと溶けていく感覚が胸に広がる。
命は左手でいつもの犬のぬいぐるみを握りしめ、右手では俺のジャケットを握りしめている。
「んっ…」
下着の隙間からゆっくり人差し指を沈めると、命の孔がきゅっきゅと俺の指を締め付ける。
そのまま少し指を揺らしてやると、甘い吐息がもれた。
俺は指を引き抜き、内ポケットからアナルパールを取り出す。
小さなパールが連なったそれを親指と人差し指で挟み、命の孔に滑り込ませゆっくり1つ1つ時間をかけて埋め込んでいく。
「ふんんっ」
玩具全てを埋め込んだ命の孔からは紐と、それに繋がる輪だけが飛び出している状態になる。
そして遠隔操作できるローターをパールの隙間をぬって奥に押し込んでやる。
全てを終えた俺はずらしていたホットパンツを元に戻して命から出ている紐を下着の中へ戻す。
「次の駅で降りてご飯たべような?」
「ふ…ぅん」
耳にふぅと息を吹きかけて、おまけのように猫耳パーカーの上から乳首の当たりをつねってやる。
命は俺の肩に額を擦り付けて刺激に耐えている。
俺はその様子が面白くて駅に着くまでの数分の間じゅう際どいところを撫でたり擦ったりしてやった。
「パパ…」
「ん?どうした?」
目的の駅について電車から降りると命を下に降ろす。
命は白く丸い頬を少し紅潮させながら俺を見上げてくる。
その顔を見ると、相変わらず不機嫌そうだ。
命は俺からの命令や言い付けには完全に服従の姿勢なのだが、自分が甘やかして貰えないのは我慢がならないらしくこうやって怒っているのだと今更ながらに気が付いた。
「最近歩いてないから、カフェまで歩こう?」
「ぶー」
最近あまり外出をしていなかったのもあるが、玲ちゃんが“謹慎処分”を承けていたせいもあって最近命は俺にべったりだった命が頬を膨らませている顔についつい笑みが溢れた。
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