38 / 120

花との戯れ4

俺達は相変わらず帰りを惜しまれつつ花吹家を後にした。 毎回玲ちゃんが今生の終わりみたいに寂しそうな顔をするので罪悪感に苛まれるし、命も涙を浮かべて別れを惜しむので引き離すのもやっとだ。 「命まだ足りないだろ?」 「う…ん」 流石に帰りは電車に乗る気にもなれず、タクシーを拾って帰ってきたのだが命の履いているクマ柄のニーソックスの手触りを楽しむ様に撫でていたらついつい悪戯心がむくむくと沸き上がって尻や首筋を運転手に分からないように撫でていた。 「なら気分も盛り上がってる事だし、お仕事の部屋に行こうか…」 俺が意味ありげに耳の後ろを撫でてやると、命は小動物の様に俺の手に頭を擦り付けてから大きく頷いた。 タクシーから降りて料金を払うと、いつもは通らないマンションのエントランスを命を抱えて通る。 コンシェルジュは不在なのか、カウンターは無人で俺は自分の指定の指定階のボタンを押した。 命が仕切りに俺の首元に顔を埋め匂いを嗅いでいるふすふすという音が聞こえていた。 「ほら…命ついたよ?」 花吹家で録画したものの撮れ高も悪くなかったが試したい器具もあったので、生活スペースではなく仕事場へと入っていく。 「命…自分で洋服脱げるな?」 俺が新しい空のSDカードを探している間に命に指示を出すと命は小さく頷いてパーカーを脱ぎ始めた。 花吹家で着た下着姿にもう一度なったのでソファーに命を座らせた。 この仕事部屋は動画の撮影ができるよに最近ソファーを導入したばかりだ。 黒い革張りの大きなソファーに命が座ると命がさらに小さく見えた。 俺がカメラのセッティングを終えて、今日使う道具を用意していると命が不安そうにこちらの様子を伺っている。 「きつくないか?」 「だいじょうぶ」 腕を後ろ手に拘束して、足をM字に開かせ足が閉じられないように膝の下に金属製の棒とそれに取り付けられたベルトで命をがっちりと固定した。 命は肘で上半身を支え俺の次の行動を注視していた。 「心配しなくても、命の好きなやつ着けてやるぞ?」 「うう…ビリビリ好きじゃないもん」 俺が電磁波式のマッサージ機を掲げると命の眉毛はハの字に下がっている。 最近表情が出るようになってきているなと、元々無表情と言われて居る俺が思うのもおかし話しだが命の表情でほっこりする。 「つめたっ」 ベビードールを少しずらすと小さく膨らみはじめた胸と乳首が顔を出した。 乳首は以前と比べると厭らしく色付き少しの大きくなってしまっている。 マッサージ機を取り付けるために潤滑剤を直接命の胸に垂らした。 「んんっ」 潤滑剤を広げるために掌で胸を揉むと乳首がつんと尖ってくる。 尖ってきた乳首を人差し指と親指で挟み、根本から先端に向けてしごくと下腹部がピクピクと痙攣しはじめる。 「おっとマッサージ機つけような」 「んっ…」 胸にマッサージ機を取り付け、起動のスイッチを押すとブルブルと小刻みに動き出した。 少し絵面的にベビードールが腹部を隠してしまっているのでハサミを取り出してベビードールを切り裂く。 完全にショーツだけになった命を見下ろすとまたショーツが濡れている。 プチュチュッ 「命はラブローション効かないと思うけど、これ使って腹の中をマッサージしような」 今度はローションを掌に垂らして、反対の手でショーツのサイドにあるリボンをほどき露になった命の孔に人差し指を擦り付ける。 服を脱いだときにきちんとショーツを履き直していたので少しもったいない気がしたが、気にせず続ける事にした。 孔はその刺激にひくひくと嬉しそうに収縮を繰り返し俺を誘う。 俺はその誘いに素直に指を孔に埋めていく。 昼に慣らした体は指1本位易々と飲み込んでしまう。 「そこやだぁ!!」 「ん?前立腺大好きだろ?」 孔の中にコリコリとした凝りを見付けて執拗に撫でてやると、孔の入り口がきゅっきゅと締まる。 俺は顔を近付け唇を奪った。 「んっ!んっ!んんんん」 舌を絡めてやると、命の小さな舌と膣内が小刻みに痙攣してきた。 俺はかまわず刺激をしていると孔が突然強い力で収縮する。 「お!前立腺弄られて潮吹いちゃったか…ラブローションのおかげもあるけど、準備運動を玲ちゃんの家でしたもんな」 腹に飛んだ透明な液体を指で掬い上げて、指先をペロリと舐める。 命はだらしなく舌を垂らしはぁはぁと息をしてる。 「あぐっ、あっ…」 指を3本に増やしたところで、命の膣が再び痙攣しはじめる。 しかし俺はそれを気にせず指を動かし続ける。 「んあ~」 「命?まだまだはじまったばっかりだぞ?」 はぁはぁと忙しない呼吸を繰り返す命に俺はカメラに向けて孔の中を見せつけるように拡げた。 「まだまだ終わらないんだぞ?」 「えあ?ああああ!!」 俺は片手で拡げている孔に細身のディルドーを差し込むと素早く抜き差しを繰り返す。 命は行きなりの事に身体を反らして言葉も無く潮を吹いている。 黒い革張りのソファーが命の分泌する液体でテカテカと濡れてしまっている。 「ほらカメラの方を見て、逝ってるの画面の前の人に見てもらお?」 「う、うん。ぼくおもちゃでイってる!!エッチな子でごめんなさいいい」 俺が指示していないことまで口走ってしまうほど命も飛んでしまっているようだ。 これなら腕の拘束を解いても大丈夫だろうと一旦手を止めて拘束を外してやる。 「命…玩具自分の力で出してみて?」 「うぅ…」 命の耳元で囁くと、素直に頷いて息を詰めはじめる。 命がいきむとディルドーが押し出されてくる。 はじめはゆっくりだったが、最後は勢いよく床にベチャッという音をたてて落ちた。 「今度はこれだよ…」 「あぅ…おっきぃ」 次に取り出したのが太くて、回りにランダムに突起がついているバイブ。 商品名が“鬼のこん棒”って言うだけあって見た目はかなり凶悪だ。 命の腹の上に置いてみると、鳩尾辺りまで長さがある。 命はバイブを期待する顔で見つめ、孔も期待からかパクパクと収縮を繰り返していた。 「うぁ…んひぃ」 カメラに向かって孔を拡げたまま、凶悪なバイブを命のなかに沈めていく。 孔の縁が突起で擦られ、そのたび命の足が小刻みに上下に跳ねる。 「うーん。全部は流石に無理か」 「パパァ…」 バイブが半分程入ったところで何かにぶつかってしまった。 今日は無理するつもりもないので手を止めると、命が自由になった手で下腹部を押さえる。 「スイッチ押してみるぞ?」 「う…」 命に確認を取ってスイッチを押すと、手にバイブの振動が伝わってくる。 命の息が弾んでいるが、まだ余裕があるのか俺の手の動きを気にしていた。 まだ余裕があるなら大丈夫だろうと、俺はバイブの端を持って時計回りにゆっくり動かしてみる。 「うぅ…くるし…ひぎっ!!!」 「命…余裕そうか?」 「むひ!!おにゃか…ねじれちゃ!!!」 俺は少し面倒になってきたので、バイブを時計回りに1回まわした後にそのまま今度は半時計回りに手のスナップを効かせて回した。 命のモノからは、バシャバシャと壊れた蛇口の様に透明な液体が吹き出してきている。 「また潮吹きしちゃったか」 「あぐ…うぅ」 俺に手を伸ばしてくるが、俺はそれを無視して命を反転させソファーの背もたれにつかまらせた。 足は閉じないようにしているが、何とか快楽から逃れようと腰をくねくねとくねらせている。 「あぁぁぁ」 「ほら命!感想言わないと終わらないぞ」 バイブの振動を一番強くしてやると、ソファーの背もたれに顔を埋めて絶頂してしまった。 俺は先程してやったみたいにバイブをぐりぐりと回し、それに飽きると前後に動かしてみる。 バイブを動かす度に腰をくねらせ刺激から逃げようとするので、容赦なく攻め立てる。 「あっ、イボイボ…おにゃかこすって…きもちいいところ…ぜんぶ、あたる」 「それで?」 「ぬ、ぬきさし…すると、ふちにひっかかってもっと、きもちいい…」 命がソファーにへたりこんでしまったので、耳元でもう一度感想を問いかけてやると身体を震わせながら懸命に感想を伝えてくる。 孔からはバイブが垂れ下がっていて、いつまでも命を追いたてていた。 「きゃう!!」 「ごくろうさま。孔の様子みるぞ?」 「ひっ!!ひうぅ」 「うん。切れてないな」 命からバイブを引き抜くと、孔が忙しなくひくひくと収縮を繰り返していた。 そこに指を差し込み、ぐるりと孔の中をなぞると指をきゅうきゅうと締め付けてくる。 括約筋は損傷してない事が確認できたので、指を引き抜き荒い息を吐いている命の頭を撫でてやった。 「パパの…ほしぃ」 「ん?ダメですけど?」 足の拘束を解いてやり、準備していたタオルで身体を拭いてやる。 すると、命があざとく首をかしげなからおねだりをしてきた。 この後、そのまま動画の編集をしようと思っていたのでそんなお誘いに乗るわけがない。 「はいはい。今日はいっぱいお仕事手伝ってくれて疲れただろうから、命は寝なさい」 俺のTシャツを着せて、撮影にも使っているベッドに横たえて腹をポンポンと叩いてやる。 ぶつぶつと何やら俺に聞こえない位の声で文句を言っていたが、すぐに寝息が聞こえ始めた。 俺はパソコンに向かうとすぐに動画の編集ソフトを立ち上げる。 今回の撮影も、商品の動画も中々良いものができそうだ。 俺は商品が沢山売れるように頑張るしかないが、売れる確信にニヤニヤと口角が上がるのを感じつつ手早く作業に取りかかる。

ともだちにシェアしよう!