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サプライズプレゼント4
ぼく達はもう1つベットがある仕事部屋の方に来ていた。
「もし、理くんを引き取るんだったらここだと手狭だな…大きな庭でもある家に引っ越すか」
「おにわ?」
「そう。ビニールプール置いたり、バーベキューしたり、花火したりできるぞ?」
「ふーん?」
パパは楽しそうに言うが、ぼくにはパパが言うどれもピンとこなくて相槌をとりあえずうっておいた。
パパが言うのだからきっと楽しいだろう。
「これから沢山楽しいことを体験してけばいいんだよ…」
パパはぼくの頭をポンポンと撫で、苦笑いを浮かべている。
「だいぶ髪ものびたな」
ぼくの癖っぽい髪を指先に絡めながらパパが微笑む。
その笑顔にぼくは吸い寄せられる様に顔を寄せ、唇を合わせる。
はじめはちゅっちゅとバードキスをしていたのだけど、パパに大きな舌で唇を舐められたのでうっすら口を開くとすかさずその舌が咥内へと侵入してくる。
「んっ…んむっ…ん!!」
「やっぱり、命の身体は厭らしいね?キスしてただけなのにもう期待してるの??」
パパがキスの合間にYシャツのボタンを開いてスポーツブラをずり上げ、乳首を弾くものだから自然と身体は反応してしまうのにそれを楽しそうに笑われてしまった。
乳首を触られながらベットに押し倒され、子供用のスーツを手早く脱がされてしまう。
「やっと俺のペニスケースらしくなってきたね」
パパに酷いことを言われてると分かっているのに、ぼくの背中にはぞくぞくとした快感が這い上がってくる。
お尻が切なくなってくるが、なんとかパパに手を伸ばして顔を近付ける。
「んー。なんでぇ?」
「なんでかなぁ?」
キスをせがむが、顔を反らされてしまってぼくはぷぅっと頬を膨らませる。
しかしパパがローションのボトルを取り出したので、ぼくは納得して先程とは打って変わって笑顔になる。
ぶちゅちゅちゅちゅっ
「つめたぁ!!」
「大丈夫…すぐに体温に慣れてくるよ?」
パパがローションのボトルをぼくの孔に宛がうと、ボトルの中身の半分程を押し込んできた。
その冷たさに驚くが、すぐにパパの指が侵入してきてゆるゆるとお腹の中を探るような動きで動きまわる。
パパの指に翻弄され、感じるところも的確に狙ってくるのですぐに逝きそうになってしまうが、それを寸での所で止められてしまう。
「あっ…やぁ…パパァ…はやくぅ」
「だーめ。俺のお嫁さんは立派なペニスケースになるんでしょ?」
「ふえぇ。ぼく…そんな事言ってないよぉ」
「そっか…命は俺と結婚するっていうのは嘘だったのか」
パパは手を止めて残念そうな顔になった。
名残惜しそうにローションの着いた中指を舐める仕草にドキドキしていると、ぼくからぱっと身体を離して後ろを向いてしまう。
いきなりの事にびっくりしてしまったが、慌てて起き上がりパパの背中に抱きついた。
「やぁ…パパと結婚する!ぼく、パパと結婚するよぉ!!」
「ふーん」
ぼくの必死の訴えにも急に興味が無くなった様な声になったパパに、流石のぼくも焦り出す。
「ごめんなさい…今からご奉仕するからぁ」
「そう…ならこれ胸につけよっか」
「うぅ」
ベットから降りてパパの足の間に座り込んだぼくの目の前に取り出したのは、超音波式のマッサージ機だった。
ビリビリと電気が流れ終わった後もその余韻が残っているのでぼくは苦手なのだ。
しかし、何の因果関係なのかは分からないがマッサージ機を付けてから胸が膨らんできた。
それからはパパは好んで取り付けてくる様になった。
「心臓に負担がかかるから下半分な?」
「ひっ!!」
ピンと尖った乳首を摘まんで遊んだ後に、胸の下にマッサージ機を張り付け電気を流す。
ビリビリと痺れるような刺激が断続的に肉を刺激している。
なんとか震える身体を叱咤してパパのスーツのスラックスをぼくの唾液で濡らさない様に注意しながらフロント部分をくつろげていく。
パパのモノは全く反応しておらず、ボクサーパンツを口でずらしていざ口に含もうとしたところでパパに頭を掴まれる。
「何勝手に舐めようとしてるの?ここはオナホだろ?持ち主に無許可で入れて貰えると思ってるのか?」
唇をトントン人差し指で叩かれ、暴言を吐かれる。
しかしぼくはその言葉に変に興奮してしまって、ごくんと生唾を飲んだ。
お尻も先程入れられたローションが膣の収縮に合わせて奥に進んでくるのを感じる。
「あ…ごへんなはい…」
「涎そんなに口に溜めて期待してどうした?」
パパのをくわえようと口を開けた瞬間、舌を親指と人指し指で押さえられ残りの指は顎を固定した状態だ。
口の中は期待で唾液が溢れていて少し口を開けているだけで顎から滴り落ちてパパの手を濡らしている。
「ふぁふぁの舐めたひ」
「なんで?」
「ほくのおくひ…ふぁふぁのおにゃほらから」
「へぇ…でもさっきは違うって言ったよね?」
親指に力を込められ舌に爪を立てられる。
その痛みに眉を寄せるが、ぼくは密かに喜びを感じていた。
「ごへんらひゃい」
目を伏せてもう一度謝罪をすると、パパは興味を失った様に手を離した。
手についたぼくの唾液を飛ばすみたいに手を振る。
「パパごめんなさい。ぼく…パパのオナホで立派なペニスケースになるから。お嫁さんにしてください」
「そうだな。ちんぽ無しじゃ生きられない身体だもんな」
ぼくがパパの膝に乗り上げ自分の素直な気持ちを訴えかけると、パパの大きな手がぼくのお腹を押す。
殴られたりしないことは分かっているが、身体の一番柔らかい部分に触られ一瞬身体に緊張が走る。
「俺を受け入れると言うことは、これから俺の支配下に入って何でも聞くと言うことだぞ?」
「うん。パパはぼくに何でも教えてくれて、名前までくれた神様みたいな人だよ…だからパパの言うことは何でも聞くし、ぼくパパになら殺されてもいいよ?」
「命…」
ぼくはパパの手の上に自分の手を重ね、じっと顔を見た。
パパはぼくの顔を見ると、ふっと顔を崩して頭を撫でてくれた。
「驚かせて悪かった。やっぱり命には敵わないな」
パパはぼくの手を取って、手の甲にちゅっとキスをしてくれた。
「俺も珍しくお前の将来を拘束することが急に不安になったんだよ」
「ん?」
ぼくが首をかしげると、頭をぽんぽんと撫でられる。
「命を手離すつもりはないけど“結婚”って言うと特別だろ?」
「そうなの?」
「そうだな…命にとっては変わらないよな」
「ぼくは、パパや皆と一緒に居られたらそれでいいよ?でも…」
ぼくは目をさ迷わせて言葉を探す。
そんなぼくにもパパはじっと待ってくれる。
「パパがぼくを要らなくなったら、ぼくに分からないように殺してね?ぼくお店にはもう戻りたくないな…」
ぼくは自分の肩を撫でる。
肩口には大きな切り傷の跡がある。
流石に痛みに強いぼくだけど、もうあんな孤独で身体中痛くて胸をかきむしられる様な気持ちは2度と体験したくなかった。
「そうだな…俺が死ぬ時は、周りに何を言われようと命も道連れだな」
「うん…だからぼくをパパのお嫁さんにしてくれる?」
「博光」
「え?」
パパの意図が分からなくてパパの顔をまじまじと見つめる。
「もう、パパじゃなくて俺の事は名前で呼ぶんだ」
「ひろ…みつ?」
「そう。“結婚”したら命は俺の物になるけど、同時に俺も命の物になるんだ。だからもうパパじゃない」
「うん!!」
ぼくは嬉しくてパパの首に抱きついた。
「あっ…」
「ふふふ。身体は俺好みに改造しちゃったもんな」
パパは人差し指と中指の第二関節辺りで乳首を摘まむとくりくりと刺激してくる。
パパに自分の気持ちを伝えるのに必死すぎて忘れていたがマッサージ機はまだぼくの胸の肉を振動させている。
「おっぱいもできちゃったし、ここは大きなクリ○リスになっちゃったもんね」
「んん…パパのせいだもん…」
「そうだな。おっぱい大きくしたのも俺だし、勃たなくなったのもお尻でメスイキ沢山させちゃったからだもんな」
ぼくが少し怒りを込めて言うのに、パパの顔は嬉しそうだ。
「そう言えば、今“パパ”って言ったな?名前を呼べるまでお預けな?」
「あっ、あんっ…そ、そんな…」
「ほらちゃんと締めてないと、ローションが漏れてきちゃうよ」
孔に滑り込んだ指を動かされる度に、流し込まれたローションがぶちゅっぶちゅっと音を立てて溢れてくる。
内腿を伝って落ちるローションがパパのスーツのスラックスを汚している。
ぼくは孔に力を入れてこれ以上溢れて来ないようにするが、孔を締め付けることによってパパの指をダイレクトに感じてしまう。
「やっ…ひ、ひろみつさぁん…ペニスケースにはめてぇ?」
「なんだよ…もう降参か?本当に快楽には素直だなぁ」
「だって…だってぇ」
ぼくがおねだりをはじめると、パパはやれやれといった様子で溜め息をつく。
快楽に弱く躾られ、毎日セックスをしないといけない身体なのに目の前に餌をぶらさげられ我慢できるほど今のぼくに余裕など無かった。
「まぁいいや…」
「んむっ!!」
口を押さえられたかと思うないなや、お腹にズドンという重い衝撃が走る。
喉から酸っぱい物が上がってきてしまい、口の中に酸っぱい様な苦い様な液体が充満する。
それが胃液だと分かって、ぼくは直ぐにそれを飲み込んだ。
「ごめんな?でも、命が自分で俺の肉便器でペニスケースになるって言ったんだからな?」
「んぐっ、んっ」
「ローションのおかげですんなり奥まで入ったな」
パパのペニスはぼくの身体には大きいので、いきなり挿入されると思わず胃が押されて吐いてしまうことがあった。
しかし、いつもパパがぼくに入れてくれるのは気まぐれで、ここ最近は玩具の相手ばかりさせられていた。
だから久々の挿入に、ぼくの身体は自然とパパのぺニスに食い付いていた。
大きなパパのぺニスに、ぼくは嬉しくてだらしなく笑ってしまっていた。
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