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はじめての嫉妬2

ぼくがしゃくりあげているのを翔ちゃんはじっと待ってくれる。 背中を撫でる手に段々落ち着いてきたぼくは翔ちゃんの胸からゆっくりと顔をあげた。 「命くん…急に一人でお出掛けしたら皆心配しちゃうでしょ?パパさんも俺も凄く心配したんだよ?」 翔ちゃんは、ぼくの涙を指で拭いながら小さい子にするみたいに顔を覗きこんできた。 ぼくはまた俯いたが、よくよく考えれば翔ちゃんのせいではないかとふと気がついてしまった。 博光さんが翔ちゃんばかりを構うのでぼくは胸の辺りがモヤモヤして、それを誤魔化す為に家を出たのだ。 そのせいで博光さんには怒られるし、玲ちゃんや圭ちゃんには迷惑をかけてしまった。 「どうしたの?」 「ん!」 「ふふふ。はいはい」 ぼくを更に心配そうに覗きこんできた翔ちゃんに言葉少なげに手を広げてみせる。 すると翔ちゃんは笑いながらぼくを膝に乗せてくれた。 そんな翔ちゃんの態度も何だか気に入らなくて、何かしてやろうと考える。 「お腹すいてない?」 翔ちゃんの声にぼくは良いことを思い付いてゆっくりと顔をあげた。 翔ちゃんはうっすらと顔に笑みを浮かべていて、ぼくも思い付いた事にうっすらと微笑みを浮かべる。 「うん。ぼく…お腹すいたなぁ」 ぼくはわざと翔ちゃんに密着して自分の胸を翔ちゃんの腕に押し付けてみる。 いつもパジャマに使ってるオーバーサイズのTシャツを着ているぼくはいつも通り下着を身に着けていない。 博光さんのTシャツはぼくが着るとワンピースみたいになるし、首ぐりからは肩が片方出てしまう。 当然上から覗けば胸も見えるし、膝に乗り上げたせいで裾からは太股が出ている。 そんな姿のぼくは翔ちゃんの手を取ってお腹の上に乗せてみる。 「み、命くん!!」 翔ちゃんはすぐに手を引っ込めたが、ぼくはそれが面白くてクスクスと笑いだす。 トドメの様に襟元を引き下げてちらちらと胸元を見せる。 翔ちゃんは視線を反らすことを忘れてぼくの胸を見ていた。 博光さんのせいで女の子みたいにうっすら膨らんできた胸に、少し大きくなってきた乳首を見ている翔ちゃんの顔は実に滑稽だ。 「しょうちゃんどうしたの?」 「いや…」 ぼくは力の入らない下半身になんとか力を入れてのびあがる。 ゆっくりと顔を近付けて行きちゅっと唇を合わせた。 翔ちゃんは驚いた顔をしたが、ぼくは気にせずちゅっちゅと何度も音を立てて唇を合わせ、頃合いを見てするりと口の中に舌を滑り込ませる。 くちゅくちゅと舌を擦り合わせているうちに翔ちゃんの身体から力が抜けてきた。 ぼくはチョロいなぁと思いつつ軽く翔ちゃんの肩を押す。 ぼくの力でも簡単に倒れて放心してる翔ちゃんにぼくはニヤニヤ笑いながらTシャツの裾をめくった。 「触りたい?それとも舐める?」 「え…ぁ…」 Tシャツの端をくわえて胸を寄せてみせるぼくに翔ちゃんの眉が困ったように下がる。 翔ちゃんは自他共に認めるロリコンさんだ。 触りたいけどまだ理性が残ってるせいか色々と葛藤してるのだろう。 何度ぼくとセックスしてると思ってるのだろうか…でも、ここまでくればもうぼくのものだ。 ぼくは可愛らしく見える様に首を傾げてみせる。 「翔ちゃん赤ちゃんみたい」 翔ちゃんはぼくの胸元にゆっくりと近付いて来ておそるおそるといった感じで舌を伸ばしてきた。 そのまま乳首に舌先が触れたところでぼくの身体がふるりと震える。 それに気を良くした翔ちゃんは、今度は舌の全体で乳首をとらえた。 ちゅっちゅと音を立てながら乳首に吸い付く翔ちゃんの姿に笑いがもれる。 「もぉ。しょうちゃんのせいで乳首ぴんってしちゃったよ!」 「みことくん…」 翔ちゃんが口を離すとぼくの乳首は唾液で濡れピンッと立ち上がっている。 ぼくは笑いながら翔ちゃんの膨らんだスラックスにチラリと視線を移してから、もう一度翔ちゃんの顔を見た。 翔ちゃんの顔は待てを言われた犬みたいに期待に満ち溢れていて、目がギラギラとしている。 「しょうちゃんおっきくなっちゃったね?」 「命くん…」 「いいよ…でも、準備してからね」 ぼくは翔ちゃんが履いているジーパンの上から股間をなぞると、翔ちゃんの手が意味深に腰に回された。 ぼくに挿入したいのであろう事は言わずとも分かったが、ぼくは一旦翔ちゃんの上から退いてサイドボードの引き出しに手を伸ばす。 「しょうちゃんおズボン脱がなきゃでしょ?」 ぼくは笑いながら指示を出すと素直にスラックスに手をかけて下着姿になった。 ベットの横にあるサイドボードの引き出しにはコンドームやらローションが入っている。 そこからぼくはプレイ用のモコモコのファーがついた手錠を取り出す。 「これを着けたら好きにさせてあげる」 翔ちゃんの目の前に手錠をちらつかせると、翔ちゃんはぼくの手からそれを受け取ってそれを自分の手首に着けはじめた。 博光さんと寝ているこのクイーンサイズのベッドのヘッドボードにはフックがついていて物が引っ掛けられる様になっている。 「しょうちゃんいいこ…」 ぼくはニヤニヤしながら翔ちゃんの腕をあげさせてヘッドボードのフックに手錠の鎖を引っ掛ける。 フックには手動のロック機能が付いているのでぼくは鎖が外れない様にロックをした。 そして、またサイドボードに手を突っ込んで目的の物を探す。 「じゃあ“ぼく”の好きにしてあげるね?」 「えっ…」 ぼくの言葉に驚いた様子の翔ちゃんを横目に、ぼくはサイドボードから取り出したタマゴ型のローターにコンドームを被せる。 それにローションを垂らしてなんの躊躇もなくパンツをずらしてそれをアナルに押し込んだ。 「うわっ!!」 「すんなり入るね…」 いくらローションの滑りを借りたといってもあまりにもすんなりとローターが入った事にぼくはムッと頬をふくらませる。 少し手についてしまったローションを翔ちゃんパンツにねじつけた。 先走りのカウパー汁がトロトロと鈴口から溢れてくるせいで、ローションをねじつけたパンツは濡れて大きな水染みができてしまっている。 「むねも気持ちいいんだよねぇ?」 「みことく…いたっ…やめ…て」 翔ちゃんのお腹に跨がって乳首を捕らえた。 グニグニと強めに乳首を親指と人差し指で押し潰す。 痛がる翔ちゃんを無視して乳首に噛みつく。 手に持っていたローターのメモリを一気に最大にしてやると、翔ちゃんは息を詰めて身体が大きく痙攣し始める。 ぼくは乳首を歯に挟んで引っ張ってやると、腰が大きく跳ねたあと身体から力が抜けた。 「いっぱい出たみたいだね」 「みこと…く…とめっ」 「しょうちゃんもうちょっとがんばってね?」 ぼくは少し起き上がって後ろ手に翔ちゃんのパンツをずらすと精液でドロドロに濡れたペニスが力なく出てくる。 ローターはずっと動き続けていてそれに反応して翔ちゃんの身体が小刻みに震えていた。 ぼくは力を無くした翔ちゃんのぺニスを掴むと自分のアナルに押し付け、そのまま腰を落とす。 相変わらず下半身に力が入らず、腹部の圧迫感でなんとか挿入されているんだとは感じるがここまで酷いのかと内心焦る。 「みこ…ひっ!!」 「ふふふ。出したばっかりで辛いでしょ…でもやめないよ?」 翔ちゃんのペニスがお腹の中で大きくなるのを圧迫感が増したことで悟ったぼくは、ニヤニヤ笑いつつまた翔ちゃんの乳首をつねる。 翔ちゃんは首を振って嫌がるそぶりを見せているが、自ら腰を動かしているから面白くてたまらない。 ぼくも奥を突かれてだんだんと息があがってきた。 ずっといじっていた翔ちゃんの乳首が赤く腫れてきたので、ぼくは腰を引いて翔ちゃんのぺニスを引き抜く。 翔ちゃんからは残念そうな吐息が吐息が漏れるが、未だに中で暴れているローターのせいで腰を上下に振っている。 「や…そんっ…」 「乳首気持ちよかったみたいだから、ここにもつけてあげるね」 乳首にローターを医療用のテープで固定してコントローラーて強さを微弱に設定する。 「お尻はこれにしようね?びっしりイボイボがついてて、しょうちゃん頭おかしくなっちゃうかもね?」 「む、むり…そんなの…はいら…」 ぼくがサイドボードから取り出した突起がついたバイブを見せると、翔ちゃんが恐怖でおののきはじめた。 手錠をガチャガチャはじめ、足をバタバタさせるので乳首のローターを強くして大人しくさせる。 精液などで汚れたパンツを奪って持ち上げると水分でずっしり重たかった。 アナルのローターを止めてやり、引っ張るが中が締まっているのかなかなか抜けない。 「み…し、舌…ぬるぬる」 仕方がないので、ぼくは翔ちゃんのぺニスに顔を寄せて舌を這わせる。 鈴口に舌を添わせてペロペロと舐めると腰がびくんびくんと跳ねた。 そのまま半分ほど口に含んでやると、熱い吐息が漏れる。 わざとじゅぽじゅぽと音を立てながらくわえてやると首を反らせて感じていた。 「ううううっ」 緩んだ孔からローターを引き抜き、続いて突起で覆われたバイブを押し込んでやるとすんなり入っていった。 少し左右に揺らしてやっただけでぼくの口に大量の精液があふれる。 ぼくはそれを喉を鳴らして飲み込むが、翔ちゃんの孔への刺激は止めない。 「スイッチ入れるから、バカになってね…そしたら博光さんのこと考えられないでしょ?」 「みことく…あぁぁぁぁぁ」 ぼくはバイブに付いている電源ボタンを押した。 ブブブブブというモーターのくぐもった振動音が孔からしている。

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