106 / 120

はじめての嫉妬3

ぼくは再び翔ちゃんのぺニスをくわえて上下に頭を動かす。 翔ちゃんの孔からも、ぼくの口からも空気を含んだ水音がしている。 「も…でな…」 「ぼくもお腹いっぱいになっちゃった」 ぼくは口許を手の甲で拭いながら顔をあげた。 翔ちゃんは力なくベットに沈みこみ小さく身体を震わせていた。 ぼくはわざとお腹を擦ってみせると、翔ちゃんの頬がうっすらと赤くなってくる。 それを見て、まだまだ翔ちゃんが元気な事がわかったので次の行動に移った。 「やめっ!!」 翔ちゃんのふにゃふにゃのぺニスを指で弾いて、バイブを力任せに引き抜き胸のローターのコードをつかんで無理に引き剥がす。 もう流石に出すものが無いせいか首を大きく反らせて、身体を震わせただけで特に気絶すると言うこともなかった。 「うふふ。ぼくが翔ちゃんをレイプしてるみたいだね」 「み、みこ…と…くっ」 ぼくは苦しそうにへこへこと腰が動いている翔ちゃんを見ながら少しバカにするみたいに笑う。 翔ちゃんの荒く息継ぎしている音が妙に大きく聞こえるが、でもそんなこと位ではぼくは止まらない。 「しょうちゃんまだ元気みたいだね?」 「や、やめよ?こんな…こっ!!」 翔ちゃんの顔に怯えの色がみえはじめた。 ぼくはそれが楽しくて、もう一度翔ちゃんのぺニスを掴んだ。 口ではもう出ないと言ってるけど、少し竿を擦ってあげると少しだが硬度を持ち始める。 「あ、そうだ!ぼくとってもいいことおもいついたよ!」 「なに…や、やめよ?みことくん」 「じゃーん!!」 ぼくは小さく暴れる翔ちゃんを無視して、サイドボードからローションのボトルを取り出した。 一応業務用だから大きくて重い。 何をされるのか戦々恐々としていた翔ちゃんは、ぼくが業務用のローションのボトルを取り出したのをポカーンと見ていた。 「あ、そうだ!後は洗面器と、ガーゼと、ペットシーツ!」 「みことくん!これはずして?ね?いいこだから?」 「ぼくイイコじゃないもーん」 ぼくは翔ちゃんの懇願を無視して、準備をするためにベットを降りる。 相変わらず下半身の感覚がないが、なんとか足は動いているので足元を見ながらゆっくりと歩いていく。 まずバスルームに洗面器を取りに行って、ベッドルームに戻る途中でリビングで医療用品が入っている棚を開けてガーゼを取り出す。 コップに少しお湯を汲んで洗面器に入れてまたゆっくりと歩いていく。 「しょうちゃんもどったよー」 「命くん…これはずして?ね?」 「あはは。しょうちゃん冗談がじょうずだねぇ」 ぼくはベッドに登ると、ローションのボトルを掴んでキャップを開けて少し多目に洗面器に出す。 汲んできたお湯をローションに混ぜて粘度を下げる。 翔ちゃんがガチャガチャと手錠を外そうと暴れているのを、ぼくは冷静に見ていた。 洗面器の中のローションを手でぐるぐるとかき混ぜて、薄めたローションにガーゼを沈める。 「あ、わすれてたー」 「みことくん!ちょっ…どこいくの!!」 「しょうちゃんさびしんぼさんなの?」 ぼくはもうひとつ持ってくるものを忘れていたので、ベットから降りると何故か翔ちゃんが焦り始めた。 ぼくはそれを見てクスクスと面白くて笑ってしまう。 ぼくが翔ちゃんを置いて何処かに行くかと思ったのかもしれない。 クローゼットを開けて奥の方を探すと、目的の物が置いてあった。 ぼくはそれを引っ張りだして床の上に置くと、軽いカサッという音がする。 「ペットシーツを忘れてたよ!」 「そんなの何に…」 パッケージには大きく“ペットシーツ”の文字と犬の写真が印刷されている。 ぼくが成長痛で動けない時に、トイレは博光さんが連れていってくれたが夜に処理をする時はこのペットシーツを敷いていた。 1回シーツとマットを派手に汚してしまってからは、不本意ではあるがペットシーツを敷かれてしまっているのだ。 「ん?いまからしょうちゃんがきもちよくなっておもらししちゃうかもしれないからだよ?」 「え…」 ぼくの言葉に翔ちゃんがフリーズした。 動かなくなった翔ちゃんの元に戻ると、翔ちゃんのお尻の下にペットシーツを敷いていく。 ぼくより大きな翔ちゃんの下にペットシーツを敷くのは大変だったが、数枚周りに敷くことでシーツが汚れないようにする。 ふと足がそのままな事に気がついてぼくはサイドボードからレザーの拘束具を取り出す。 翔ちゃんが動かない隙に太股と足首にベルトを巻き付けておく。 「しょうちゃん?しょーちゃぁぁぁん!!」 「はっ!!な、なに??」 「足曲げれる?」 「うん。さっき、命くんから信じられない言葉が出てきたから驚いちゃったよ」 翔ちゃんから乾いた笑いが漏れたが、現実逃避をしていたみたいでぼくの言ったことをきちんと理解していなかった。 その証拠に、ぼくの言う通りに足を曲げたので足首と太股に取り付けたベルトに付いている金具同士を繋いで、お尻の下に隙間がわずかにできたのでそれを見逃さずにお尻の下にペットシーツも敷く。 その事に全く気付いていない翔ちゃんは安堵のため息をついている。 「ん?本当だよ?」 「え…なにこれ?」 「さぁ、しょうちゃんかくごしてね!」 翔ちゃんは自分の足を見て驚いているが、ぼくはにっこりと洗面器から濡れたガーゼを取り上げる。 翔ちゃんは何をされるか理解はしていないようだったが、後退りをはじめた。 お尻の下に入れたペットシーツがぐしゃぐしゃになっている。 「ひぃっ」 「ちょっと冷たいかもだけど、がまんしてね!」 「うわわわわわわ!!」 ぼくは翔ちゃんのぺニスにローションに浸しておいたガーゼを包み込む様に被せる。 端の部分は出しておいたので濡れていないため、濡れていない部分を掴んで翔ちゃんのぺニスの上をスライドさせた。 プシュッという音と共に黄色い液体が少し出てくる。 「あー。しょうちゃん、ちょっとおもらししちゃった?」 「う、うそ…」 「まぁ、やめないけどねぇ」 「まっ!うぅ、うっ」 翔ちゃんは驚いたのか、ショックだったのか突然目からボロボロと涙が溢れてきた。 しかし、ぼくはそんな翔ちゃんの事などお構い無しでガーゼを左右に揺らす。 さっきまで少し抵抗していたのに、その動きが止んで必死に声を我慢している息遣いが聞こえる。 「あはっ。すごいすごい!潮吹いてる!」 「みこっ、うぐっ」 時折ローションを足しながらガーゼを左右に揺らしていると、ガーゼ越しに透明な液体が吹上ってきた。 それが面白くて更に左右にガーゼを動かすと、動かす度に透明な液体が吹き上がってくる。 「おもしろーい!!ふつうに潮吹きしちゃってるよぉ」 「ひっ、ひぎっぎ」 「しょうちゃんいたくなってきた?」 ガーゼのキャパを越えた液体がペットシーツにポタポタと落ちてシミを作っている。 翔ちゃんは痛みを感じはじめている様でこくこくと首を縦に振っていた。 それでもぼくは面白くてガーゼを左右にスライドさせる。 さっき散々搾り取ったので精液はでてこないだろうし、もどかしくて射精には至らないだろう。 「どこまででるかなぁ?どう?じぶんよりちいさいこにせめられるのは?」 「やめ、もうでなっ…」 ぼくはガーゼで翔ちゃんのぺニスを包んで上下に擦ってあげた。 ぐちゅぐちゅとガーゼに含まれた水分が音をたて、それがとても大きく聞こえる。 ボロボロとみっともなく涙を溢しながら身体を大きくしならせ、大きく首を反らせて意識を失った翔ちゃんにぼくはえもいわれぬ満足感で微笑む。 「あーあ。しょうちゃんったら、おもらししちゃってる。がまんしてたのかなぁ」 力が入らずカタカタと自分の意思に反して震える太股の拘束を外してあげながら、ぐったりと気絶してしまった翔ちゃんを眺める。 気絶したことで身体の力が抜けたのか、ショロショロという音と共にペットシーツの上に粗相をしてしまっているのにもぼくはなんとも言えない嬉しさがこみあげてきた。 ぼくが部屋を出ていこうとしていたのに焦っていたのは、尿意のせいかもしれないなとふと思ったが本人は気絶してしまっていて真相は分からない。 目にいっぱい涙を溜めて気絶する翔ちゃんを横目に、こんなドロドロした感情を今まで持ったことが無かったぼくは自分の胸へ手をやった。 トクントクンと心臓が動く鼓動を感じて大きく息を吐く。 「このモヤモヤ…なんていったかな」 店に居るときの仕事先ではぼくの感情なんて存在せず、痛い事や嫌な事は拒否すればするほど行為はエスカレートしていくことが多かった。 だからぼくはどんな事があっても抵抗せず全てを受け入れていたが店に帰る頃には心も身体もボロボロで何がなんだか分からない時期が長く続いて、やっと周りの状況が分かる頃にはまた新しい仕事先に潜入していたっけ。 そんな生活の中でもこんな気持ちになった事は無かったなとぼんやりと断片的な記憶を頭の片隅から引っ張り出す。

ともだちにシェアしよう!