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一人でできます!6

仕事場のベッドの上で下半身丸出しの翔の目の前で、俺はにっこりとわざとらしい笑顔を貼り付け立っている。 実に滑稽な状況ではあるが、ここは視聴率とポイントを稼ぐというチャンスを物にするために状況を考察している場合ではない。 ありがたい事に、俺のサイトは法人化しているアダルトグッズのサイトとしては国内最大手を誇っている。 映像部門も年々伸びていて、命の有料コンテンツにも幅広い客層がついていた。 翔は本当の一般人と言うことで顔出しは一切していないが、少し油断した腹部や太股や初々しい反応などが好評だったりする。 実家で風呂屋に落とす前のキャバ嬢や債務者の本物の主婦などのコンテンツに比べたら微々たるものかもしれないが、一定数アクセスと言う名の需要があれば映像を作るのが経営者だろう。 翔の場合、給料にほんの少しイロを付けるだけで喜ばれるのだから金銭的にも嬉しい限りだ。 そもそも普通のアルバイトなんかより数十倍給料面は良いはずだから文句を言う余地も与えていないのだが。 「翔は、もう後ろはかなり気持ち良くなれるんでしょ?」 「そう…なんですけど、やっぱり恥ずかしぃ」 「大丈夫。大丈夫。俺も手伝うからさ!」 「それが恥ずかしいんですって!!」 俺は翔の横にすかさず座ると、翔がうつむいたので慰める様に肩を叩くと叫ばれてしまった。 別に抱くとかそう言った話をしているわけではなく、ただ撮影のチャンスの為なので自慰の手伝いくらい喜んでするのに翔は何が恥ずかしいのだろうか。 翔の恥ずかしさなど全く理解できない俺としては考えても仕方ないので、此処はさくさく進めていこうと思う。 翔の横に陣取ったのはいいが、この体勢だと色々とやり辛い。 片足を折り曲げて身体をずらし、翔の後ろ側に回った。 「ふえ?」 「この方が色々と便利だからね!」 後ろから抱える格好になった事で、翔からはすっとんきょうな声が上がった。 命とは違い、頭に顎を乗せるのに調度良い高さだったので顎を乗せてすっぽりと抱き込むと小刻みに震えているのを感じる。 「パ、パパさん!!」 「大丈夫。大丈夫!!」 「大丈夫ではないですって!!」 「往生際が悪いなぁ。つべこべ言わずに始めるでござるよ!」 中々踏ん切りのつかない翔に焦れた俺は、Tシャツに手を突っ込んで乳首を捉える。 指先でピンピンッと弾くとかたくなってきたので、根元を摘まみぐりぐりと捻るように押し潰す。 「ちょっ!まっ!!ひぅ!!」 「一人でする時も弄ってる?」 「ええっ…とぉですね」 「あ。弄ってるんだ」 「うわわっ!!」 びくりと身体を震わせたので、耳元で聞いてみたら動きが止まって恥ずかしそうに俯いてしまった。 これは期待ができそうだとTシャツを捲り上げたらぷっくりとした乳首が露になる。 命の乳首を見慣れているせいで慎ましく感じてしまうが一般男性にしてみれば大きい方だろう。 「まぁ。まだ発展途上って感じかな」 「これ以上発展しません!むしろ発展させないでください!」 まじまじと上から翔の乳首を見ていると、翔がじたじたと身体を捻りはじた。 仕方がないので、乳首を強めに摘まむと肩を飛び上がらせて大人しくなる。 まるでおもちゃみたいで面白いと思ってしまって、つい乳首の先端に指を置いてスイッチを押すように軽く上下に動かす。 俺は昔から夢中になると無心で同じことをやり続けてしまうので面白くてその動作をずっとくりかえしてしまった。 「あの…パパさ…もうやめてっ!もらっ!!」 「うん。そうだね」 「そうだねってぇ。話きいてない!!」 「うん。そうだね」 翔の下半身が面白いくらいに跳ねるのを目の端に捉えつつ、乳首を上下に動かしたりたまに撫でるか撫でないかのフェザータッチでなぞってみたりしてるうちに、翔が俺に身体を預けてきていた。 俺が無心に翔の乳首を弄っている間に、身体が準備万端な様なので横に置いておいたローションのボトルを取り上げて手に出す。 「へ?」 「いい具合に力も抜けてきたし、そろそろ準備しようか」 翔の目の前で手を擦り合わせてローションを温めていると、翔が慌て出した。 足をばたつかせるので、俺の足で押さえつけてがばりと開かせる。 「まってください!まだ心の準備がっ!!」 「そんな処女じゃあるまいし、心の準備なんて要らないでしょ」 「いります!いりますっひぇ!!」 往生際が悪く抵抗する翔を無視して、ローションで濡れた指を挿入した。 中指を胎内に滑り込ませると、待ってましたとばかりに指を締め付けてくる。 指を動かすとぐぢゅっという水分を含んだ音が響く。 翔は胸を反らせた体勢で固まってしまったので、俺は気にせず指を動かした。 「ひっ!ひぐっ!」 「もしかして久しぶり?まぁ学期末の学生は忙しいよな」 指の動きに合わせて翔の身体が跳ね、俺の指をる離すまいと締め付けてくる。 そんないじらしい反応をする翔の肉体に更に強い刺激をあたえてやった。 前立腺を狙って指を曲げ、そこを重点的に押すと足がぶるぶる震え肉の締め付けも強くなる。 「おっと…。今日は俺の指じゃ駄目なんだよ」 「パパさっ。も、もっ…」 「大丈夫。今からもっと気持ちよくなるからね!」 膣内が小刻みに揺れているのに気が付いて指を引き抜く。 ジュボォッという真空の所に空気が入り込んだ時のような音があがった。 翔の手は俺のTシャツを握りしめていて、俺を潤んだ目で見上げてくる。 頭を撫でてやりたいが、手は両方ともローションや翔の分泌物で濡れているせいで撫でてやることもできない。 代わりにディープキスをしてやると、拙いながらも舌を絡ませてきた。 翔がキスに夢中になっている隙をついてディルドを押し込んだ。 「お゛ぁっ!」 「ふふっ。色気がないなぁ」 手についていたローションをディルドに馴染ませて挿入したので、すんなりと翔に吸い込まれていった。 その刺激に驚いた翔から声が上がったが、思ったより色気の無い声につい笑みがこぼれる。 翔の腹で汚れた手を拭い、手を取ってディルドの上に乗せてやった。 「自分で動かしてみて?手伝ってあげるから」 「え…でも」 「本当はあとちょっとでイキそうだったでしょ?自分の好きな様に動かしていいんだよ?」 中々手を動かそうとしない翔の手の上に自分の手を重ねてゆっくり翔の手を引き上げる。 ぱっと俺が手を離すと、おずおずとではあったが自分でまたディルドを押し戻す。 ゆるゆるとしたピストン運動を繰り返す翔に、俺は言葉通り手伝ってやる為に服の裾からまた手を入れて乳首をとらえる。 また乳首を弄りはじめると、翔の手の動きが少しずつ早くなってきた。 空いている手は俺の服を掴んでいて、乳首を強めに押し潰すとぎゅっと服を引っ張る仕草が何処か可愛く感じてまたキスをしてやる。 「パパさっ…おっれ…もぅ」 「いいよ?好きなだけぶちまけちゃいなよ」 「はぇ?なにっ…」 「手が止まったぞ?」 部屋にはデイルドを動かす度にぐちょぐちょと厭らしい音が響く。 その音の合間に翔の切羽詰まった声が聞こえたので、定番商品の卵形ローターを翔のペニスの裏筋に押し付けた。 電源を入れると、ヴヴヴとモーターの音がして手に振動を感じる。 絶頂が近かった翔は呆気なく達してしまって、ボタボタと精液が床に落ちた。 自分の身体に何が起こったのか、脳の情報処理が追い付かなかった様で身体を小刻みに震わせながら俺を見上げてきた。 俺は気にせず手が止まった事を指摘してやったが、翔はぽかんとした顔をしている。 「潮吹きも命に手解き受けたんでしょ?生で俺も見たいなぁ」 「えぁっ!つよっ!!やめてくらさっ…い゛!!まっでっ!出ます!出ますからっ!!」 俺は裏筋に当てたローターの目盛を強くしていき、鈴口の付近にずらした。 刺激が強すぎるのか、俺に止めて欲しいと懇願する翔に俺は笑顔を向けてやる。 暫く鈴口にローターを押し当てていると、ブシュッという水が吹き出してくる音がしてローターの振動に合わせて透明な液体が辺りに飛び散った。 俺の顔を見上げながらガクガクと身体を震わせる翔に、色々とイタズラを始める。 まずはさっきみたいに乳首を引っ張るとその刺激でも絶頂を迎え、ディープキスをして舌を絡ませるだけでも絶頂をした。 アナルに入っているディルドを俺が滅茶苦茶に動かしてやるだけでも2回も潮吹きをして床に水溜まりを作る。 「はっ…ひぃっ!あ゛っあ゛ぅ」 「すっかりアナルでのイキ癖もついて潮吹き上手にできるんだね。えらいね」 「あぅ?おぇ…いいこ?」 「うんうん。とーってもエッチで、それで俺の仕事を手伝ってくれるしいい子だね」 ローターを止めてやると、絶頂の余韻で震える翔の頭を撫でてやった。 意識も思考回路も麻痺し始めた翔は、酔ったときのような幼児退化の症状が見られたが俺はにっこりと笑って頭を撫でてやる。 俺の服を掴んでいた手が離れて、首の方へと伸ばされた。 キスをせがんでくる仕草に、俺はまたディープキスをしてやる。 舌を絡ませる度にくちゃくちゃと言う音が間近で聞こえ、翔が夢中で舌を絡めてくる。 「さ!カメラに向かっておま○こアピールしようね」 「うん」 キスをしている間にディルドを抜いたジュボッという音の後に、ゴトンと床に落ちる音がした。 はふはふと息が上がった翔の耳元で囁いてやると、素直に頷くが多分俺の言っている事は理解できていないだろう。 手をアナルの方へ持っていってやると、人差し指と中指で縁の肉を拡げた。 撮れ高としてはまぁまぁかなと思い、身体をずらして翔の後ろから退くと俺に身体を預けていた翔はベッドへと倒れこむ。 絶頂の余韻に荒い息を吐いているので、俺はカメラを取りに行ってそれをカメラに納める。 何故かアダルトビデオの最後は決まって行為が終わった後の女優・男優の煽りの映像が多い。 映像の尺を考えるといつもは撮らなくても大丈夫なのたが、今日はなるべくそれっぽく撮ることにした。 まぁ、単なる俺の思い付きだ。 ぼんやりと天井を見つめている翔に、俺はこの映像の売れ行き次第ではまた焼き肉にでも連れていってやろうと思った。

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