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初対面の相手に『死ね』と言った後で天誠は食べ終わったお菓子の袋を丸めてベッドの上に放置するとグーッと体を伸ばしてふかふかの新品のベッドでリラックスした 「別にお前がここに住もうがパパがお前にお金出そうがどうでもいいっつの、だってお前貧乏な上に顔も月並み程度とか…僕だったら生きてて耐えられない、多少の施しくらいありがたく受け取っておきなよ」 (……ん?) 柊吾は目を丸くして今のは聞き間違えかと軽く自分の耳を叩いてみる (…えっ?あれ?俺…今すっごい悪口言われた?え、俺の人生って死んだ方がマシなレベルで悲惨ではないよな?そりゃこんな裕福な家に生まれてそんな可愛い顔してたら人生イージーモードだろうけどよ、水無瀬さんというか…神様はこいつを甘やかしすぎなのでは!?) そんな天誠からみたら柊吾はかわいそうな男なのかもしれない、かといってあっさり認めるわけにもいかず… 「あのな天誠!俺は…いっってェっ!」 ガッ頭に鈍痛を覚えて思わず柊吾がしゃがみこむと足元に何かが転がった…何が起こったのか痛みですぐに理解はできなかったけど転がっていたものを見て天誠が投げつけてきた目覚まし時計がおでこに直撃したことをようやく理解した 何をしてくれるんだとしゃがんだまま柊吾が天誠を睨みつけるがそれより怖い顔で天誠が柊吾を睨みつけていた 「様」 「…は?」 「呼び捨てにしないでくれる?お前が僕を呼ぶときは様をつけて呼ぶこと」 「……はぁ!?」 天誠はベッドから降りると…男とは思えない白く細い足を片方あげてしゃがんでいる柊吾の右肩に置いた

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