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「あっ、ああっ……や、はぁんっ!」 アナルプラグが、その長さでは恐らくもっとも深いであろう位置にこじ開けるように侵入してきた。その甘美な感覚に、橙里は叫ぶように喘ぐ。 稜のものが入っているわけではないのに、細い体躯は大きく跳ねる。玩具は橙里の蜜でどろどろになっていた。 「はぁっ……あぁうっ……」 「……気持ちいいのか。勃ってる」 「ぁんっ!? にぎらないでっ……はうっ!」 後ろを弄られながら、反応した屹立を握られる。そのまま上下に扱かれ、橙里は喘いだ。 稜がどんな顔をしているのかわからないから、さらに劣情を煽られる。絶頂はすぐそこにあった。 先端の割れ目をぐりっと親指で抉るように刺激され、アナルプラグが最奥に到達したことで橙里が限界に達した。 「あっ……やんっ、ああッ……あうっ────!!」 白濁が勢いよく噴き出て、シーツに白い斑点模様を作る。橙里の身体が小刻みに揺れ、稜がアナルプラグを抜いた。 それにより後孔に大きな隙間が出来、アナルプラグが入っていた形のままなにかの歓迎をするようにひくひくと動いた。稜がくちびるを舐める。

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