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「っあ……んんっ、あふっ、あっ!」 先端を擽るように弄られる。割れ目から透明な蜜が出る様子を面白がるように稜が見つめ、橙里がその快感に慣れた途端、強く先端をぎゅっと握られた。 それと同時に強く突き上げられる。 またもや達しそうになり、必死に稜にしがみついて耐える。すると稜のことを締め付けてしまったようで、中にいる稜が大きくなった。 「おまえの中やべえな……悦すぎだ」 「っん……きもちいい?」 「ああ」 稜が自分で気持ちよくなってくれているのが嬉しい。嬉しくて顔を緩めているとキスをされる。 まるで欲情をぶつけるようなキスに心から溺れてしまう。『好き』が溢れて止まらない。 「ねえ、稜……っ」 「ん?」 「好き……」 面と向かって言うのがなんだか恥ずかしくて、限りなく小さな声で囁くように耳元で言った。 すると稜の動きが止まり、息をふーっと吐き出した。

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