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嵐の前の静けさ 6※

「どうしたの…」 「やばい。」 「何が、っっきゃ、ぁ……ぁぁぁぁん!!」 突然、熱いモノで後孔を突かれ、叫声が出る。広彰のそれは、太くて長くて、全体的に大きいから、息がつまりそうになる。 「はぁっ、は、お前、それ反則やわ…っ」 「ぁっ、あ、ぁ、っ、はっ、ぁ……っ!んぅ!」 絡められた指。塞がれた口。強く速く打ち付けられるモノ。 色んな場所がびりびりと心地よくて、 「はっ、は、イきそ…」 「ぁ、ぁん、おれ、も…ぁっ」 「中に、出していい…っ?」 必死に頷くと、更に打ち付けは激しくなり、そして、広彰は俺の中で果てた。 * 「はぁ〜…。」 暫く息を整えていると、分かりやすく広彰はため息をついた。俺を抱きしめながら、何か唸っている。 「何…」 「たすくお前可愛すぎ…、俺としかしてないってほんま?」 可愛い、その言葉にどきりとしながらも、質問に答える。 「うん、まあ、高校までは確かに色んな人としてたけど…。広彰とするようになってからは、してない。」 「うわぁ、可愛い、可愛い!!」 「ちょっ!まっ、、ァァッ!」 繋がったままだったモノが、俺のナカでどくりと脈打った。次第にまた大きく硬くなってくる。 もう一回。その言葉と同時に、腰をぐっと深く捕まえられ、恐怖の律動が再開したのだった。

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