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食事の前に
「あ……ちょっと……ん……セン……セ」
俺は志音にキスしながらそのままシンクの淵に座らせる。少し慌てた様子の志音は、俺の肩に手をかけた。
志音の腰を両手で掴み、口でシャツを捲り上げる。そして俺は自分の鼻先をシャツの中に突っ込んだ。
引き締まった腹筋……
無駄のないその筋肉に舌を這わせると、甘い吐息が降ってくる。すぐ出かけるつもりだったのにな。どうにもすぐに夢中になってしまう。
俺はダメな大人だ。
「やだ……先生、これから……飯、行くんでしょ?……あぁ…んっ 」
志音の甘い声が聞きたくて、志音の中心部にズボンの上から手を添える。わざと触れるか触れないかといった微妙な触り方をした。
「飯より俺、こっちがいい……」
そう言って俺は既に硬くなってる志音のペニスをギュッと握る。志音の顔を見上げると切ない表情をして俺を見下ろしていた。
「……いやか?」
聞いてみると、顔を赤くして小さく首を振る志音。
カチャカチャとベルトを外し、下着から飛び出す勢いの志音のそれを軽く食んだ。
ピクッと体を震わす志音が可愛い。
「なあ……どうしてほしい? 志音」
「………… 」
赤い顔をして俯く志音にもう一度聞く。恥ずかしさに顔を赤らめる志音が見たい。言葉に押されて興奮して艶めき出す肌に触れたい。
もっともっと虐めたい……
「ここ、どうしてほしい? 言ってごらん」
可愛くて堪らない。
ジッと志音の目を見つめていると、涙目で小さな声で呟いた。
「俺の……舐めて、センセ……」
真っ赤な顔をして、恥ずかしそうに俺を見る志音に俺は興奮を隠せなかった。
ズボンと下着をずらし、俺は「よく言えました」と呟きながらそれを咥える。肩にかかってる志音の手に力が入った。
「はぁ……先生、気持ちいい…… 」
ゆっくりと丁寧に志音自身を舐め回すと、無意識なのか腰を揺らした。
「やだ……待ってそれ、エロい…… 恥ずかしい…… 」
俺はわざと志音に見えるように角度を変え、志音の先っぽだけ音を立てて啜り上げる。直接の刺激と視界からの刺激で志音はしきりに「恥ずかしい」と声を上げた。
「や……やだ……あぁ…… 」
掌でクチュクチュと撫でつけながら上下に扱いていると、志音の足先がキュッと強張る。俺の愛撫に、堪らない様子で悶えてる志音に興奮する。もっともっと、と俺はどんどん調子に乗ってしまう。
……可愛い。
わかりやすく反応してくれるのが嬉しくて、更に虐めたくなってしまう。
「志音……イキそう?」
目を瞑ってコクコクと頷く志音。
「飲んでやるから、俺の口ん中出せ……」
そう言って、俺は手で扱きながら志音のを頬張った。
「んっ、だめ……ん……んっ……あぁ……や……イキそう」
俺の口の中で志音の質量が増し、熱い物が迸る。
ハァハァと息をしながら俺を見下ろす志音に向かって俺は微笑む。そのまま志音をシンクから降ろし、今度は反対を向かせて背中を押した。
志音は俺がしたいことがわかったのか、黙ってシンクの縁に手をかけ、俺に向かってゆっくりと腰を突き出した。
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