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お互い様だろ?
志音の尻を掴み顔を埋める。
大袈裟なくらいにビクッと志音が反応した。
「あ……やだ」
口の中に残してあった志音のそれを掌に出しながらアナルに擦りつける。白い肌に程よくついた筋肉。見れば見るほど綺麗な体だ。こんな風に汚してしまってると思うと興奮した。
指先で尻の間へ擦り付けながら、そのまま窄まりへと指を這わせるとビクッと志音の腰が震える。恥じらう顔を見たい衝動に駆られながら俺は小さな声で「気持ちいい?」と問いかけた。
そっと前へ手を回したら、志音のそこはまた硬く反り立ちユラユラと揺れている。
「また感じてきちゃった? 触ってもいい?」
そう聞くと志音は可愛く首を振った。
「またぁ……嫌なの? 志音のこんなになっちゃってるよ? 今度は俺のでイってよ……志音のここ、挿れていい?」
聞きながら、もう返事も待たずに俺は前に回した手で志音自身を緩々と扱く。扱きながらポケットに忍ばせていたゴムを志音の硬くなったペニスに被せてやった。
指先をわざと焦らすようにしてゆっくりと動かす。ソファーの横にローションがあるのを知っているから、志音にキスをしながら移動した。
「んっ……あん、んっ……はぁ……あ……ん 」
少し乱暴にソファーに座らせ足を掴んで志音を弄る。感じてくれているのか志音の口から漏れる吐息が徐々に激しくなっていった。
「挿れるぞ……」
指を抜き俺自身をアナルへあてがうと、志音が深く息を吐くのがわかる。呼吸を合わせるようにして俺は一気に志音の中に腰を突いた。
「んぁっ!ああ…… 」
「志音、気持ちいい…… 」
ゆっくりゆっくり志音に負担をかけないように律動を開始すると、志音は声を堪えているのか自分の手を口元に持っていってフゥフゥと息を荒げた。
「声……我慢しないでちゃんと聞かせてよ」
我慢しているのも好きだけど、やっぱり喘いでくれる方が俺は嬉しい。志音を突きながら俺は指先を志音の口元へ持っていき「声……ちゃんと出せ」と強引に口を開かせた。
「あ……や……んんっ 」
志音の声が大きくなる。俺の言うことを聞き、素直に反応してくれているのが嬉しくて堪らなくなる。もっと聞きたい、もっと喘がせたい、俺に縋ってもらいたい。どんどん気持ちが昂りあっという間に吐精感に襲われた。
「志音っ……んっ……んぁっ、んっ……だめだ……イっていい?」
俺は辛抱堪らんとばかりに志音の腰をしっかりと掴み、勢いよく腰を振る。もう志音を気遣う余裕などなく、欲望のまま俺は志音の中で吐き出した。
「先生っ……やっ、俺も……イっちゃう……んぁっ……あ……あっ 」
すぐに志音の中がギュッと締まり、イったのがわかる。小さく痙攣しているのに気がつき、俺は慌て志音の太腿を撫でた。ちょっと無理な体勢だったな、と申し訳ない気持ちになりながら少し汗ばんだ額にキスを落とすと、赤い顔をした志音が目を開けた。その顔は怒っているような、少し困ったような、何とも複雑な表情だった。
そんな志音が可愛くて俺はもう一度キスをする。
「もう!……先生のスケベ!」
「そんなのお互い様だろ?……気持ちよかった。志音大好き」
志音は呆れたように笑い、お返しと言わんばかりに軽くキスをしてくれた。
「俺も大好きだよ、先生。支度して早く飯食いに行こっ」
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