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身体検査

俺がそう言った途端に覆い被さってきた先生に耳を舐められる。 「なに? 俺を誘ってるの? 志音……生意気」 腕を捕まえられ、先生の顔が胸元に下りてきて唇が乳首をかすめた。 わざとそのまわりにキスをしながら、俺の顔をチラッと見る先生に焦れったくなってきた俺は、もじもじと体をくねらせてしまう。 「ん? どうしたの? まだ気持ちいいところ触ってないよ」 先生はニヤリと笑いながら、鎖骨や脇、乳首の横をペロリと舐める。 なかなか先端に触れてくれなくて焦れったい…… 「ん……陸也さん、意地悪しないでよ…… 」 そう言うと、先生はフッと笑みを浮かべ俺にキスをした。 先生の舌が絡まる… ゆったりとお互いの舌を絡め合いながら、先生の手が俺の下肢に伸びてきた。クチュっと軽く唾液の交わる音を立て、先生が顔を上げる。 「そういえば志音のここ……噛まれたの? 舐められた?」 そう囁き、俺の勃起しいているペニスを摩る。 「んんっ……下着の上から……軽く噛まれただけだって言ったじゃん。あっ…… 」 先生が俺のバスローブを開き、ソファに座る俺の足の間に入ると両膝に手を添えた。そのまま下着を剥ぎ取られ、俺は両膝を先生に持ち上げられた恥ずかしい姿勢で押さえつけられてしまう。 「ちょっと! やだ……これ恥ずかしい」 慌てて足を下ろそうとしても、がっちりと押さえられてるから状況は変わらず……でも、恥ずかしいのに感じてしまう自分がいて、あまり抵抗できなかった。 「どうした? 恥ずかしくて嫌なんだろ? 丸見えだよ……いいの?」 先生はそんな俺の気持ちを知ってか、また意地悪を言う。 「んん……やだ…… 」 丸見えなそこに先生は舌を這わせる。そしてそのまま根元から先端までいやらしく舐め上げ、先生は口に含んだ。 急に訪れた快感に、思わず体がビクッと反応すると嬉しそうな顔で上目遣いをする先生と目が合った。 「気持ちいい?」 「うぁ……気持ちい……陸也さん、ダメ……あ 」 先生は俺の手を取り、自分で膝を抱えてろと言わんばかりに俺の膝へ持っていくと、先生はアナルへと指を突き入れる。 「んっ……や…… 」 ゆっくりと先生の指が奥へ奥へと入ってきて、それと同時に咥え込まれ扱かれている俺自身にも熱が集まり、早くも射精感に襲われてしまった。 もうやだ……力が入らない。 自分で膝を抱えた姿勢で後ろも前も先生に舐られ無意識に腰が動く。 「イキそう? イってもいいよ……ほら、イけよ。飲んでやるから」 俺の限界が分かった先生は咥えるのをやめ、今にもイキそうな俺自身を強めに握りグチュグチュと音をさせながら激しく扱く。俺の中では何本だかわからないけど先生の指が同時に蠢いている。 また……俺ばっかり。でもだめ……我慢できない…… 「やだ……陸也さんと一緒に……イきたい。んんっ……挿れてよ……んぁっ……ねえ……陸也さんの欲しい……」 そう言うと、息を荒くした先生が扱く手を止め、猛った先生自身を俺のアナルへ当てがった。

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