158 / 165

したくなっちゃった

「あ……いや、俺はいいから……」 志音の手を押さえるも、すぐに振り払われてしまった。 「なんだよ、いつも先生そう言って俺ばっかり苛めるんだから…… 」 学校でなんて落ち着かなくてダメなんだよな……って俺は散々志音にはするんだけど、自分がされるのはちょっとばかり抵抗がある。 「もしかしてさぁ、先生自分のテリトリー以外だとダメなの? 人にばっかり恥ずかしいことさせといて、それはないんじゃない?」 志音に図星を指されて思わず動揺してしまう。 「あ、マジかよ! 先生ずるいなぁ……じゃあ、先生も恥ずかしい思いしてよね」 志音が普段と違って意地悪っぽく言いながら笑った。 「あっ……待って……俺はいいってば 」 志音は嬉しそうに俺のズボンのベルトを外して下着をずらす。そしてなんの躊躇いもなく咥え込み、激しく吸い上げてきた。 「ちょっと! おいっ……やめっ……んっ…… 」 俺の股の間に跪き、激しく頭を動かして俺のペニスを舐る志音の姿を見てるだけで、すぐにイきそうになってしまう。 志音の頭を思わず掴み「ダメだって……もうイっちゃうから 」と、情けなく声を出した。 顔を紅潮させた志音がわざとらしく「ちゅポン」なんて音を立てて口を離す。キュッと俺の根元を掴んだまま「まだダメ」と言って笑った。 「まだイっちゃダメだよ…… いっぱいいっぱい気持ちよくなってよ」 そう言って今度は優しくゆっくりと舐め回す。 ……猛烈にエロい顔。 たまに煽るように俺の顔を上目遣いで見つめながら、可愛い口からこれ見よがしに舌を出して下から先端まで舐め上げる。 「ん、志音……やめろって……んっ…… 」 しばらくの間、クチュクチュと音を立てながら舐めまわしていた志音だったけど、そのうちウットリとした顔で俺を見つめ、俺の膝の上に乗っかってきた。 「先生……キス……して」 色っぽくそう言われ、俺は吸い込まれるように志音の唇に吸い付いた。すぐに志音の舌が俺の中に入ってくる。俺を確かめるように口内を隅々まで弄りながら、背後に手を回し志音は自身で解し始めた。 「……ちょっと志音?」 「したくなっちゃった…… 」 おもむろに、脱いだズボンのポケットから何かを取り出すと自分の後ろに手をやる志音。よく見るとローションで解している。 「なに? ローションなんて持ってたの??」 驚いて志音に聞くと、真っ赤な顔をして「聞くなよ……」と言って頷いた。

ともだちにシェアしよう!