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愛の爆弾5
浩志はニコニコしながら俺が食っているのを見ている。
な、なんだろうコレは?
「浩志は食べないの?」
「俺?俺は今からデザート作るからさ」
へっ?デザート?
「は?いきなりどした?」
で、デザートですと?マジかよ!
そんなん作れるのかコイツは!
つーか、作れたのに今まで何もしなかったのか!コンチクショー。
浩志はまたキッチンへ戻り、何かゴソゴソ始めた。
本当に作るんだ。
俺はモクモクとオムライスを食べる。
食べ終わった食器をシンクへ持って行くついでに何を作っているか見ようと思った。
浩志は生クリームを混ぜている。
俺が食器をシンクへ置くと、
「機嫌直った?」
なんて言われた。
…………なるほど、
そうか、俺が怒鳴るようにして出て行ったから………やっぱ、何かあると思ってたらご機嫌伺いだったのか。
「す、すこし」
悪いと思ってくれた事が少し嬉しくなって、そんな事を言ってみた。
「そっか、良かった」
ニコッと笑う浩志。
それが凄く可愛くて、照れてしまった。
「機嫌直ったのなら手伝って」
「う、うん、何すれば?」
「服脱いで」
「うん、………………はっ?なんで?!」
浩志はいま、何て言った?
「いいから脱げよ」
生クリームを混ぜている手を止めて、俺の服を脱がしにかかる。
「ちょ、だからなんでだよ!」
意味わからん!俺は必死に抵抗。
「うるさい、さっさと脱げよ」
浩志は俺をテーブルに押し倒したあげくシャツを無理やりに脱がした。
「や、やだ!浩志ってば嫌だ!」
俺が抵抗する度にテーブルがガタガタ音を立てて揺れる。
上半身裸の俺は必死に抵抗するけど、ぶっちゃけ、浩志の方が体力は上。
暴れる俺の両手を縛り上げてきた浩志。
「ちょ、何すんだよ!」
「大人しくしないからだろ?」
俺の上で何かを企むように微笑む浩志。
「大人しくって、だいたいデザート作るって言ったじゃん、何で俺を縛るんだよ」
「デザートはお前だからだよ」
浩志はニヤリと笑って俺が履いているジーンズを下着ごと脱がした。
デザートが俺って………
テーブルに両手縛られた全裸の俺。
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