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愛の爆弾6
浩志は生クリームを手にニヤリッと笑う。
ま、まさか!!
俺の脳裏にはその生クリームを俺に塗るという行為が過ぎる。
そして、まさに考え通りに浩志は俺に生クリームをベッタリと塗りつけてきた。
「つめたっ、」
冷えていたみたいで塗られた瞬間、ヒンヤリとした。
しかも、変な感触。
胸の上にタップリと塗った浩志はそれを舌で舐めてきた。
「やっ、」
生クリームの感触と舌の感触。
ぞくぞく……と背中に刺激が走った。
身体を少し起こすと浩志が美味しそうに生クリームをゆっくり舐めているのが視界に入る。
舌使いが妙にいやらしくて、
まあ、いやらしい行為してるんだけど、浩志ってこんな……
こんなに、………艶っぽかったっけ?
エロイ。
「乳首がサクランボみたいで可愛いな」
俺と視線を合わせる。
「ば、ばか、変な事いうな!」
恥ずかしくて思わず目をそらした。
「ミナミ……足ひろげろよ」
「へっ?」
ま、まさかアソコにまで生クリームを?
そ、それは勘弁!
「や、それはやだ!」
俺はギュッと足を閉じた。
「いいからひろげろよ、イイコだから」
俺は首を振る。
絶対に嫌だ!
「無理やりにされたいのか?」
急に声が低くなる。
うっ、また機嫌悪くなりやがって!
でも、でも、
「それでもやだ!」
とブンブンと頭を振った。
「へえー、逆らうんだ?俺に」
益々、声が低くなり、まるで威嚇だ。
そして、浩志は生クリームだらけの全裸の俺を残しその場を離れた。
えええっ!
まさかの放置ですか!!!
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