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愛の爆弾3

ど、どうしたんだ、その笑顔は? 「た、ただいま」 返事をしながら靴を脱ぐ。 「どこ行ってきたんだ?」 「こ、コンビニ。」 「何買ってきたんだ?」 俺が手にするビニール袋を覗くような仕草。 「煙草とアイス」 浩志が吸う煙草を袋から出す。 お、俺ってばモヤモヤしながらもコイツに煙草を買うのもなんだかなあ。 「サンキュ!丁度キレてたんだ。」 俺の手をから煙草を取り微笑む。 あれ? なんか今日素直じゃね? いつもはあまりお礼とか言わないのに。 「あ、洗濯機止まってたから干したぞ」 浩志の言葉で洗濯してたことを思い出した。 「ま、まじ?ごめん」 慌てて謝る。 って、いうか、マジか?浩志ってば同棲してから洗濯干すとかした事ないじゃん! 家事は全部俺任せで、いつだったか手伝ってってお願いしたら面倒くさいと手伝ってくれなかったのに! 「いいよ、それとシーツと替えたから」 「えっ?」 俺は耳を疑った。 シーツまでも? な、なんだと! 「昼飯は俺が作るよ、何がいい?」 う、うそやん!! この世の終わりか? って、いうか飯作れたのか? 次々に起こるミラクルに頭と心がついていかない。 「ミナミは座ってアイス食ってろよ」 浩志はニコっと笑って俺をソファーに座らせる。 な、何が起こっているんだああああ! 俺はアイスを食べながらキッチンに立つ浩志を見つめた。

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