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「おっお前には関係ね…ッッ」 その時、バックの急所を擦り始めたレオンは刹那その口を開いた。 「気持ち良さそうな顔しちゃって…ほんとにやめて欲しいなら…」 「ヤメロッッ」バックの一言はレオンに響いた。レオンはバックから手を引くとゆっくりとその口を開いた。 「…僕、君を怒らせてばっかりだね」 「⁉︎」 「君のこと好きなのに、ごめん」刹那、レオンの目から溢れ落ちた涙を目にしたバックは言葉を失った。 こいつ…。 その時、レオンが自分のことを愛している…ということを悟ったバックは考え事をする素振りをし始めた。

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