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幕間:マーニャの暴走日誌※―3―
「だああぁぁぁっ!!!マーニャぁっ!!」
俺はマーニャが書いていた、ノートを真っ二つに引き破った。
キッチンでこちらに気付かず、ニヤニヤと一心不乱にノートになにかを書いているマーニャを不審に思い覗きこんだ。
穏やかではない内容に取り上げて読んだのがコレだ。
「マーニャさんなら野菜を収穫するって出ていったよ?」
答えたのは、マーニャの被害者であるユーイチだった。
「それ、なあに?」
ユーイチが覗きこんでくるので慌てて背中に隠した。
「いや……これは……お前が見るようなもんじゃ……」
「その慌てっぷり怪しい。俺の悪口でも書いてた?」
「いやいや……お前の悪口なんて……悪いとこなんてないだろ……」
思いっきり不審な目で可愛く睨んでくる。
「じゃあ、見せてよ」
俺の背中のノートを奪おうとして、体が密着する。
ダメだ!ダメだ!近づかれては勃ち上がった息子がバレてしまう。
「離れろって!お前は見ない方が良いからっ!!」
「そんな事言われたら余計気になる……見せてよ、お願い」
密着したうえ、下から上目づかいでお願いなんて凶悪過ぎる!
ノートの中身が頭に流れた。
くっそぉぉっ!!マーニャ!!覚えてろぉぉっっっ!!!!
リヒトが戻って来て、ユーイチを抱いて連れていくまでユーイチからの甘い攻撃は続いた。
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