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第3話 R18
乳首を抓られる。痛みに顔を歪めるとオレグ様はクツクツと笑った。
「痛いか。……ああそうだ、ちょうどあれがあったな……。少し待ってろ。」
そう言ってオレグ様は部屋から出ていく。俺はどうにか枷を解けないか暴れてみたけれど無理だった。
そうしている間にオレグ様が帰ってきて、無理矢理俺の口を開けさせ、何かの液体を飲ませる。すごく変な味がした。甘いくせに苦い。
「っ!」
突然体が熱くなってきた。
熱を逃がそうと体を捻る。
「効いてきたか」
「はぁっ、ぁ、熱い……っ」
オレグ様の手がまた乳首に触れる。
「〜〜ッあ!!」
「はっ、効果抜群だな。」
「あっ、あっ、な、なんで、嫌だっ、触るなっ!」
ビリビリとした快感が身体中を走る。ペニスは勃起して先走りをタラタラと漏らしていた。
「っ、は、はぁっ、ぁ、やめ、やめろっ、もうやめて……っ!」
「これは罰だ」
「だから、ァ、あっ、何も、してないんだ、ってっ」
イきそうになって体に力を入れて何とか耐える。でもそれも何度も繰り返していると疲れて、そろそろ我慢できそうにない。
「はっ、はひっ、ぃ、い、あ……っ!」
「何だ、イきそうか?」
「はぁっ、ぁ、あっ」
もう無理!と思ったのと同時に手が離れる。突然の喪失感に体からガクッと力が抜けた。
「ぁ、あ……」
「出せないようにしておこう。そっちの方が俺も楽しめる。」
「ひっ!い、嫌だ、やめて、やめてくれ……っ」
何とか許して貰えるように言葉を伝える。「助けて」だとか、何も悪いことをしていないのに「ごめんなさい」とも言った。それなのに許してくれないオレグ様は、俺のペニスの根元をリボンのような布で締め付ける。
「っ、ふ……っ」
「ハッ、泣いてるのか。」
そりゃあ泣きたくもなる。
俺は本当に何もしていないのに、それなのに酷い仕打ちだ。
抓られていた乳首は真っ赤に腫れて、ジンジンと熱を持っている。
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