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第74話※
「やだっ!汚いから!!やだぁ!あぁっ!」
抵抗するが朔夜さんの舌でおちんちんを舐められて、これから食べられるのに快感が体を抜ける。
チロチロと先を舐めたり、おちんちんの裏を舐めたりされ、どんどん気持ちよくなる。
「あぁっ、も、むりぃ.......っ!」
頭が真っ白になって目の前がチカチカする。
この前初めて経験した「イク」という感覚。体がふわっとして怖い。
.......待って!?イッたということは、この前の白い液体も出たってこと!?朔夜さんの口の中に!?
「朔夜さん!!ごめんね!吐き出して!ペってして!?」
「飲んじゃった」
「飲んっ.......!?」
「大丈夫、精液なんて所詮タンパク質だよ」
飲んだ.......?タンパク質.......?
その言葉が頭の中でグルグル回る。
食べられはしなかったけれど、朔夜さんに最低な事をしてしまった。僕は人間失格だ.......。穴があったら入ってもう一生出てこない。
「フェラ初めてだったけど気持ちよくなって貰えて良かった」
「ふぇら.......?食べようとしてたんじゃないの.......?」
「食べない食べない。大人はみんなする行為だよ」
そうだったのか。食べようとしてたんじゃなくて良かった。
朔夜さんは大人だからふぇら?てやつが出来るんだな。僕も大人だから出来るんじゃ.......?少なくとも子どもではない。
朔夜さんのズボンも脱がせようとするが、その手を掴まれた。
「一応聞くけど何する気?」
「僕もふぇらする」
「だめ」
秒速で答えが返ってきた。
そんなに僕にふぇらされるの嫌なの.......?初めてだし上手くできるか分からないけど、僕だって朔夜さんを気持ちよくしたい。
ムッとした顔をすると、頬をむにっと摘まれた。
「無理しなくていいよ。気持ちだけで嬉しい」
「無理してないもん。僕も朔夜さんを気持ちよくしたいもん」
「ありがとう。 じゃあこの前みたいに一緒にしようか」
話逸らしたな、と思ったものの朔夜さんに拒否されては出来ないので諦めた。
やっぱり僕におちんちん舐められるのは嫌なんだろうか。僕のは舐めたくせに.......。
一方朔夜は全くそんな事思っていなくて、逆に「俺のちんことか汚すぎて律の口に入れる時点でダメ。律は花丸満点だけど俺のちんこがダメ」と心の仲で荒ぶっているのだった。
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