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第105話※
ベッドに寝転がり、足を開かれる。
恥ずかしすぎるので電気は消してとお願いした。真っ暗では何も見えないので、ベッドサイドのランプだけ付ける。
朔夜さんが水が入ったボトルを持ってきた。
水ではないのかな、トロトロした感じの透明な液体だ。
「ローションを使って解していくね。ゆっくりするけど、痛かったら言って」
「お、お願いします.......」
水じゃなくてローションという名前らしい。潤滑剤のような物だと教えてくれた。
ボトルからトロトロとローションを出して、手の平で温めてから僕のお尻に塗られる。
うぅ、この時点で恥ずかしい.......。
ヌルッと一本指が中に入ってきた。僕が指を一本入れた時より少しキツい気がする。指の太さが違うからだろう。
「柔らかいね。本当に自分で解してたんだ」
「うん.......、嫌だよね、こんな変態.......」
「全然。寧ろ律が俺としたいって思ってくれてるの知れて嬉しい」
薄暗いけど、本当に嬉しそうに朔夜さんが微笑んでいるのが見えて、何だか僕まで嬉しくなってくる。
一本の指を中で動かされるが、全然気持ちよくない。おかしいなぁ、漫画の男の子は指を入れられただけで気持ち良さそうだったのに.......。
「二本目入りそう?」
「ちょっとキツいけど、たぶん大丈夫だと思う.......」
「分かった。ゆっくり入れるね」
クチュ、と二本目の指がゆっくりと入ってきた。ローションのおかげで入れる時はそこまで痛くなかった。
中はちょっとキツいけど、痛くはない。自分でやった時は痛かったのに不思議だ。
少し慣らす為に動かさずに待つことにした。そうすると、徐々に慣れてきてキツさもなくなるらしい。
「ん、もう大丈夫かも.......。痛さなくなってきた」
「本当?じゃあ、指動かしてみるね」
クチュ、と後孔からいやらしい水音がする。
朔夜さんの指が僕の中で動いているのが分かり、恥ずかしさで顔が赤くなってくる。
指の第二関節を折るようにクニクニと優しく中を刺激される。
触る場所を変えたりして、中で何か探しているような動きだ。
ある一点を擦られた時、ビクンっと体が震えた。
「な、なに.......?」
「ここ、どんな感じ?」
「んっ!あ、あぁ!なに、これぇ!」
中の出っ張りを擦られると、なんか変で、体がビクビクなるし、変な声が出そうになる。
なんなの、これ.......!擦られる度に気持ちいい波が押し寄せてくる.......。
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