107 / 143

第107話※

次は乳首をぺろぺろと舐められる。 そう言えば、漫画の男の子は乳首を触られて気持ち良さそうにしていた。僕はまだ何も感じないけど、そのうち感じるようになるのかなぁ。 片方の乳首は舌で転がされ、もう片方は指でクリクリといじめられる。 「ん.......あ、.......」 前まで感じなかったけど、乳首を弄られると下半身にゾクゾクとした何かがくる。何だろう.......。これが気持ちいいってことなのかな? 舌の柔らかい感触、指でクリクリされたり、押し潰したりされて、精を放ったばかりの自身は再び熱を帯びていた。 「律、挿れたい.......」 「え.......、」 耳元で熱っぽく囁かれ、奥がキュンとした。 僕も入れて欲しい.......でも、まだ朔夜さんを受け入れられないと思う。今入れられたら絶対痛い。 グッと足を開かされ、蕾に朔夜さんの大きいおちんちんが当てがわれる。 クチュ、クチュ、と入り口を刺激され、それだけでお腹の奥がキュンキュンする。 入れる.......の.......?本当に.......? 「.......なんてね。まだ挿れない。びっくりした?」 冗談だよ、と笑っているが、本当は我慢しているの分かってる。 痛いかもしれないけど、それが朔夜さんから与えられるものなら僕は受け入れる。 「.......いいよ、入れて.......?」 「律、それはダメだよ。でも、そうだな.......。こうしようか」 開いていた足を閉じられ、朔夜さんのおちんちんが僕の足の隙間から出てきた。 朔夜さんのと、僕のおちんちんが擦れて気持ちいい.......。 朔夜さんが動く度にパンッパンッと肌のぶつかる音がして、本当にセックスしてるみたいだ。 何だかいつもより興奮して、二人ともすぐに果ててしまった。 「次はちゃんと最後までしたいな.......」 「あまり律に負担は掛けたくないから、ゆっくりでいいんだよ?」 「.......僕が我慢できないの!」 むぅ、と頬を膨らますと「そんな可愛いすぎること言わないで」と朔夜さんが天を仰ぎながら言う。 どうしたんだろう、頭が痛いのかな.......? 早めに寝た方がいいと思い、布団を被せてあげた。

ともだちにシェアしよう!