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第115話※
あれ.......?でもセックスってこの後どうするんだ?
おちんちんを入れて.......それから?漫画は静止画だから動きが分からない。
分からないから朔夜さんに全部任せよう.......。
「朔夜さん.......好きにしていいよ?」
「もう大丈夫なの?中も痛くない?」
しつこい程に「大丈夫か、痛くないか」と聞かれ、その度にコクコクと頭を縦に振る。
すると、せっかく中に入っていたおちんちんを抜き、また入ってきた。
あぁ、確かに漫画でこんな感じの描写あったかも。これを繰り返すんだよね、たぶん。
「動かしても痛くない?」
「大丈夫そうだよ」
「じゃあ、もう少しペース上げるね」
少し腰の動きが早くなった。
グチュ、グチュと卑猥な音が響き、その音を聞くだけでもエッチな気分になる。
朔夜さんは気持ちいいのか、少し顔を歪めている。もどかしそうだが、もっと早いペースの方が良いのかもしれない。
「僕、もう平気だからもっと動いていいよ?」
「そんな事言っていいの?」
「?」
「やめてって言ってもやめてあげないよ」
「このくらい余裕だよ」
大袈裟だな。全然痛くないし、ペースが早くなる程度では全然余裕だ。
朔夜さんはガシリと僕の腰を掴み、おちんちんを抜くと一気に奥まで挿入した。
その時に、お尻の気持ちいいところをゴリュッと擦られ、声にならない声を上げた。
「ッーー!!」
「あ、締まった。ここか、気持ちいいところ」
「ひゃっ!あっ、あぅっ!や、らめっ、そこむりぃ!」
「余裕なんでしょ?」
ニヤリと笑って気持ちいい所をゴリュゴリュされる。快感から逃げたくて、朔夜さんの体を押すがビクともしない。それどころか更に密着され、逃げられなくされた。
余裕なんて言わなければ良かった。今更後悔しても遅いが。
「あっ、んッ!も、やらぁっ!そこ、気持ちいのっ.......!」
「嫌じゃないでしょ? ほら、もっと擦ってあげる」
「んぁっ!そんなっ、強くしたらっ.......」
すぐイッちゃう.......!
ピュルッと精液が飛び出し、自身の腹を汚す。はぁ、と息をつき余韻に浸っていると、再び律動を始める朔夜さん。
イッたばかりの敏感な中を突かれ、逃げたいとジタバタと暴れる。
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