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第116話※

「もうイッた!んぁっ!イッからぁ!止まってよぉ!」 「俺まだイッてないから、もう少し頑張ってね」 「むりぃ、むり、ひぁッ!死んじゃうっ!」 気持ちいい所をゴリゴリ突かれ、強すぎる快感を逃がしたくて朔夜さんの背中をかき抱く。 涙やヨダレでベトベトなのに「可愛い」と言ってキスをしてくれる。 こんなはしたなく乱れた姿、可愛いはずないのに.......。 「やぁっ!だめぇ!イッちゃう.......!」 「俺もイきそう。一緒にイこう、律」 唇を塞がれ、舌を絡める。苦しいけど気持ちいい.......。 ラストスパートをかけて腰使いが早くなる。気持ちいい所をたくさん突かれ、キスをしながらイッてしまった。 朔夜さんもイッたようで、中でおちんちんがビクビクとしている。 ズルリとおちんちんを抜かれ、少し寂しく感じる。ずっと入っていた朔夜さんのおちんちんのせいで、僕の中はすっかり朔夜さんの形になってしまった。 「気持ちよかった.......、いっぱいイッちゃって恥ずかしい.......」 「俺もすごく気持ちよかった。乱れた律も可愛いし色っぽくて、我慢できるか不安だったよ」 我慢できるか不安だった.......?我慢してたの、あれで.......? 朔夜さんその言葉にびっくりしてしまった。いつか抱き殺されそう.......。 朔夜さんはおちんちんに付けていた変な形の袋みたいなやつを縛っている。 いつの間に付けてたんだろう。と言うか、この袋はなに? 「ねぇ、それなに?」 「これ? コンドームっていう避妊具だよ。律は男の子だから妊娠しないけど、精液がお腹の中にあるとお腹壊しちゃうから」 「そうなんだ.......」 僕はもう知っている。セックスをしたら赤ちゃんができるということを.......!僕は妊娠しないけど、お腹を壊さないように配慮されていたのを知り、益々朔夜さんが好きになった。 でも、本当は中に出して欲しかったな.......なんて。 その後は一緒にお風呂に入り、ベッドでイチャイチャし、幸せな一日を終えた。 次の日、ものすごい腰痛に悩まされるなんて知る由もない。

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