ep.8で性懲りなく銃の話

日々の業務お疲れ様です。

 

半期報の繁忙に追われていたら、あっっっっ という間にパリピの季節が終息してしまいました。

未だバーベキューもマリンスポーツも計画してない!

白◯の有りがちなナンパも体感してない!と頭を抱えましたが、よくよく考えたら私はパリピではありませんでした。

 

中高生は夏休みももう終盤ですね。

9月も例年より暑い日々が続くそうですが、40度を体感したらもうどうでも良いような…良くないような…。

 

 

さてR.I.Cをお読み頂いております皆様、

いつも誠に有り難う御座います!

 

前サイトでご覧になった方はお気づきかと存じますが、ep.8は数ページをまるまる加筆させて頂きました。

(ちょっと後半が盛り上がりに欠けてたので…)

そこからまた性懲りなく銃の話を垂れ流しますので、例によってお暇な方はお付き合い下さいませ…!

 

 

・「暗視装置を貸してやろうか?」の意図

 

夜とは言え室内は照明がついていますから、このセリフは妙です。

寝屋川隊長の意図としては、彼らが実戦で可視レーザーを使用していたことを揶揄しています。

 

可視であれば撃ち手の位置もモロにバレますから、実戦では暗視装置を通してしか見えない「不可視レーザー」を使うのが普通です。そう、でもこれはフィクションだから分かりやすく…ごめんね敵さん…。

 

 

・本郷さんが態々斬鉄を起こした理由

 

銃の型番までは出していませんが、まずシングルアクション専用銃…なんてことは無いですよね、ダブルアクション(以下DA)です。

DAとは(偉そうに説明してすみません)、斬鉄(弾の打撃装置)とトリガーが連動しており、トリガーを引くだけで斬鉄が起きて弾を発射出来る形態です。

 

つまりシングルアクション(SA)と異なり、態々斬鉄を起こさなくてよい筈ですが。

DAはトリガーを引く力で斬鉄を起こすため、強い力が必要です。強い力を掛けるという事は、それだけ銃身がブレやすくなり、命中精度が下がるという事です。

なのでリボルバーはDA銃であっても、勝負の時はSA方式で撃つ方が良いそうです(オートマチックは作動方式が色々あってややこしいので割愛)。

 

 

・フルメタル・ジャケットとは

 これに関してはもう…作中で鬱陶しく説明を加えてしまいましたが…。

国際条約により、軍用弾は表面を金属で覆ったフルメタル・ジャケットに制限されています。

貫通力を高め、敵に無用な苦しみを与えないことが理由ですが。民間人や警官はこの限りでありませんから、命中時に弾頭が潰れて広がるホローポイントも使用出来ます。

 寝屋川隊長は退役兵ですが、海兵隊は“Once a Marine, Always a Marine.(一度なったら、常に海兵)”というモットーが御座いますから、それを実践しているのでしょうか。

 

しかしホローポイント…見ただけでクソ痛そうです。被弾すると体内できのこ状に先端が広がり(実際にマッシュルーム効果と言う)、ダメージ・殺傷力を格段に上げています。

 

ちょっと話は逸れますが、銃弾の“威力”といっても様々ありまして、

例えば単純な“貫通力”で語るのなら、フルメタル・ジャケットの方がホローポイントよりも優れています。ただし急所に命中しない限り、一撃で目標の動きを止めるのは難しくなります。

 

逆にホローポイントは体内で留まることにより、運動エネルギーを衝撃力に変換させます。つまり貫通力はありませんが、対人阻止能…所謂「ストッピングパワー」に優れています。

 

 

何でしょうね…このコーナー、相変わらず何の足しにもならなくて非常に恐縮です…。

一応、ごちゃごちゃ無用なことも考えながら書いてるんだよ!という旨が伝わりましたら幸いです。

本日もお付き合い誠に有り難う御座いました!

 

(過去絵で申し訳御座いませんが、楽しそうな社長と本郷さんでも置いておきます)