「オールハロウズ・イブってそう言えば何なんだ?」ハロウィン・コン間に合ってよかった……な制作裏話

ハロウィン・コンテストに応募して、まだ間に合った喜びがさめないです。

 

拙作「オールハロウズ・イブの幸せの粉」

https://fujossy.jp/books/8657

 

Twitterではぶつぶつ言ってたのですが、この作品は〆切当日の早朝に一気に一万字書いたのです。

 

それまでも頭の中ではお話を作っていて、「出力」するだけでいいので、一気にプリントアウトするような形で一気書きしたのでしたが、危ねえ! ギリギリ入稿は危ねえ……_(:3」∠)_

ちょっと忙しくて、原稿に向かう気持ちの余裕がなかなか作れなかったのです。

 

今後はもっと余裕のある書き方をしたいです。

つっ次はクリスマス・コンテストですよね? たぶんね!?

 

 

ところでタイトルの「オールハロウズ・イブ」というのは何のこっちゃですが。

ハロウィンのことです。

11月1日が万聖節(ばんせいせつ)というキリスト教の祭日で、その前日である10月31日がその前夜(イブ)です。

 

 万聖節ってなんでしょうか。

 

キリスト教世界では、カレンダー上の全ての日に守護聖人とか守護天使が決まってるんです。万聖節は、この日に全部の聖人が突っ込んである祭日なんです。なんかメデタイですね。

 

その前日にあたるハロウィンがなんでメデタイのかは、キリスト教がヨーロッパに広まった際に、その前にあった土着の信仰で、この10月31日が一年の終わりの大晦日みたいな日で、その日に祖霊が帰ってくると信じられていた、特別な日だったせいらしいです。

 

それは異教の信仰なので、キリスト教的にはビミョー、なんですが、あえて万聖節を翌日の11月1日にもってくることで、「その前夜祭」としてハロウィンを祝えるってことだと思います。ギリギリOKラインにもってこようやないか、と。

 

ですから、キリスト教の習慣ではないんだと思います。微妙に、異教的なんですね。

 

そやからね、私はカトリックの学校にずっと通ってたんですが、ハロウィンは特に祝いませんでした。学校主催のハロウィンイベントがあるっていうのは、実は考えにくいですね。たぶん。

 

でもまあええやないか!(そういうことにしてください) ハロウィン・コンなんや!!

 

脳内設定では、聡くんと亮平が通う学校は中高一貫校で、中学受験して入る私学ですね。

もちろん架空の学校で、どの県にあるのかも決めていません。実在しませんので。

 

聡と亮ちゃんは赤ん坊時代から近所に住んでて、親同士がママ友だったんでしょう。ずっと仲良しで育って、同じ幼稚園か保育園に通い、同じ学区の小学校に通い、一緒に中学受験して、中高一緒に通い、「学校行こ」って毎朝家まで迎えにくるんです。亮平のほうが。

 

この話、聡くんが主人公で、聡くんの語りですすむので、聡本人はわかってないですが、実はずっと幼児のころから亮平に付きまとわれてるのは聡くんのほうなんですよね?

 

流されやすいタイプの子(聡)が、強引な子(亮平)に連れて行かれてるんです。

 

なんかしらんけど言うこときいちゃう人っていますね。

聡くん、そういう、ふわぁ〜っとした人なんだろうなと思いつつ書きました。

 

私そういう、ふわぁ〜っとした、「ちょっとアホなの?」っていうド天然みたいなキャラクターが好きで。

 

聡くん、たぶんすごく頭はいい子なんですが、でもどこかがアホなんですよね。

いや普通、用意されてもドレス着いひんやろっていう。気付け!

気付いたけど着てるんですよね。なんや自分も着たいんかい!!

そういう、行間にひそむツッコミどころが、私には面白くて書いてました。

 

聡くんと亮平は、たぶんなにかのニーズがお互いに合ってて、いい相方なんでしょう。

そんな気がする……。合ってる。ちょうどいい感じ。お互いの性癖がマッチしてる。

 

どんな性癖? こんな性癖! というのを作ってみました。

Twitterで知ったニュー・Webツール「もじづめ」で。

https://sscard.monokakitools.net/typo.php

 

 

 

亮ちゃんたぶん幼稚園ぐらいから聡のこと好きでしたね。そんな感じの人です。

 

そういう、原稿には直接書かない部分も、物語創作では設定しておいて書くんですが、そうやって表に出てこないまま捨てる部分も多いです。

 

続編とか書けば書けるんですけどね……。

 

書けばええやん!?

 

と思ったので、とりあえずプロットは作りました。書けば書けそう。

 

コンテスト応募作品も別枠で続編を書いていいらしいので、せっかく読んでいただいた読者様ともこれっきりでご縁が切れるのは残念ですし、もっと読んでくださる方向けに、また一万字ぐらいで完結短編を書けたらいいなと思います。

 

気分をアゲるために表紙画像だけ作りました。(気が早い)

まだ一文字も書いてないのにタイトルも決めちゃった。

「ハロウィン・ナイトの兎(うさぎ)」

センスがないせいで表紙がホラーっぽいです。ホラーではないです全然。

 

書けるかどうかもわからないのに、公言したら逃げられへんやろうと思って作りました。

泣きそう。なぜ自分を追い込むんや。

 

頑張って書こうと思います。

とか言って書けなかったらゴメンやで……。