★おしながき★

「君のいない、明日」へ短期間なのにハートを40もいただき、リアクションも合わせてありがとうございます!「アシール」の次に多くなりました。こういうのも書いていいかな…っていう気持ちになります。

基本、地味で暗い(しかも今回エロなし)ものを好む傾向にあるので、いつもどうかな?って心配してます…

 

さて、「どれから読めばいいですか?」とご質問をいただいたので、作品を分類してみました。

シリーズで分ければいいか、方向性で分ければいいか悩んだのですが、とりあえず★の気分の時に読む話で分けてみました。

とりあえず、最初は気分に合わせて「Achille」か「赤い花の季節」が良いかと思います。長さもあまりないので。

 

【fujossyさん用に書き下ろしたもの】

★エロい話が読みたい…
「Achille 〜アシール〜」19世紀、フランス。代々霊媒師のダンジュー家。少年は降霊の儀式のため、夜に犯される…(9,997文字)→コンテスト用に書いた独立している話。叔父×甥。エロシーンに力を入れました。

「ロード・ダニエルと聖リュカの誘惑」この国では成人しても同性と愛し合うことは犯罪だ。未成年なら、なおさら。貴族と学芸員、年の差恋愛(連載中/14,809文字)→英国貴族のグレイスモア家の年代記最後の、現代もの。ラブラブで思いついた短編を思いついた時に載せてます。現在は、二人の出会いの話の「Lord of my Love」、ソフトSMの「On Awakening」の2話。リバカップル。基本シェイクスピアとエロしかない。

 

★バッドエンド大丈夫だからしっとり切ない気分になりたい!の短編
「赤い花の季節」十一月になって街にポピーが溢れると、赤いアネモネを私の胸に挿した、兄のようだったひとを思い出す…(4,504文字)→グレイスモア家の1920年くらいから1950年くらいまでの話。ノンケとゲイの幼馴染で親友だったふたりの話。

「君のいない、明日」「そしてふたりは幸せに暮らしました」のその後(7,026文字)→「ロード・ダニエル〜」の外伝。2060年くらい、主人公二人がおじいちゃんになったらどうなるのだろうという話。

「Just for now, just for you」1874年、ケンブリッジ。永遠に自分のものになるわけではないけれど、今だけは俺の恋人。(6,400文字)→「赤い花〜」の語り手アルバートの祖父ヘンリーが大学時代、ルームメイトのジョセフと恋愛関係にあった時の話。ヘンリーが立場上、結婚しなくてはいけないのを知っているジョセフ視点。

Kindleで出している「アフリカ夜想曲」の主人公アーサーがヘンリーの息子、アルバートの父になります。

 

【20年前くらいに書いたのですが、発表していたサイト閉鎖に伴いとりあえずこちらに保存している作品】書いていたのは高校生!なので色々と拙いですが、萌えが被る方がいらっしゃったら。

「罪深い植物」今から思ってみれば、初めから私たちの友情は度が過ぎていた。庭師×英国貴族 (23,860文字)→美少年とか貴族とか幼馴染とか。一応、私にしては珍しく、まあぎりぎりハッピーエンドではあります。暗いけど。英国庭園が結構出てくる。

「もう君の夢は見ない」 あれから、トニーは帰ってきません。(4,833文字)→恋人を失ったゲイの青年を、近所の女の子視点で見ている話。

[昔同人誌で出していた、英国寄宿舎ものの外伝]同じキャラですが、中学生→大学生→社会人と続きます。割と暗くて鬱々とした性格のキャラです。

「premier baiser」キスで思いが伝わったらいいけど、ね。(1,914文字)→寄宿舎の同級生に恋に落ちる少年の話。

「カミング・ホーム」今朝恋人と別れた。自分のためだった。(9,700文字)→「premier〜」の二人が別れて、アダルトチルドレンっぽい主人公が自分の家族をまず愛するところから始める話。

「ロングナイト・ウィズアウト……」若い時の恋は、思い出すたびに心臓から血が吹き出していくみたいな気分。(620文字)→その主人公が、過去を悔いている話。

 

私の話は、基本的には切ない展開に耐えらえる方でないと向いていないと思います。基本暗いです…。時代、国設定的に同性愛が有罪のところばかりというのもあります。

ただ完全に鬱展開っていうのはあまり好きじゃないので、わりと厳しい状況の中でも登場人物が頑張って前を向いて生きていこうとしている話が多いです。基本的に一途で相手のことが大好きで、好きすぎて自分は耐え続けたり身を引いたりするキャラが多いです。あとは金髪美少年が大好きです。出てこない話の方が珍しいですね。