今日は1回お休み。

その恋の向こう側
最新話「カルテット(1)」

https://fujossy.jp/books/1557/stories/401418

こちら昨日(12/21)更新分です。


12/6に再開して、そこからは毎日更新してきましたが、今日はちょっとお休みさせていただきます。


それにしても毎日更新するとアクセス数はガーッと増える。嬉しい。新規読者様も増える。嬉しい。既存作品も読んでいただける。嬉しい。

 

当たり前のようで当たり前でないことです。

アクセス数、お気に入り数、しおりの数、リアクションの数。

 

現象としては「数」が増えて嬉しい、という話ではあるのだけれど、読んで下さってる読者様は決して「数」ではなくて、お一人お一人、なのですよね。決して昨日より100増えた、1しか増えてない、とカウントする筋合いのものではない。上手く言えないけれど。

 

書き手の立場で言えば、ブックマークが1桁しかない、コメントがほとんどつかない……といったことを根拠に、私の作品は需要ないんですね、もう書くのやめようかな……という考え方は、殊勝とも謙虚とも言いがたい。その一桁の、あるいは唯一のコメントをくださった方をいなかったことにすべきではないと思っています。

 

私は常に、あなたという、たった一人の読者のために書いているんですよ。

 

いや、それも不正確ですね。私はまず自分自身のために書いていますから。私のための物語が誰かに届いて、その誰かが少しでも、一瞬でも楽しんでくださるとしたら、とても光栄なことで、だからあなたのためにも書く、というのが一番近い感情です。そんな一人一人の「あなた」がたくさんいらっしゃるとしたら、とても嬉しく幸せなことです。

 

今日お休みするのは、昨日新刊同人誌の発送作業で執筆時間が取れなかったという、自分のタイムマネジメントの甘さによるものですが、その発送作業をしているときにもつくづく思ったのです。作業、などと言ってしまったけれど、注文してくださった一人一人はみなさんそれぞれの思いをもって、お金を出してまで私の作品を読もうと思ってくださっているんだなあと。(いや、イラストのために買ったんだわ、届いたら即座にイラストページだけ切り取るわ!という方もいらっしゃるかもしれませんが、それはそれで楽しみ方です。まあ、そういう方もできればお話も読んで:笑)

 

なんかとっちらかった話になってしまいましたが、いつもありがとうございます。あなたの、あーなーたーの、古池です。今後とも是非ご贔屓に。