「さよなら僕のサードマン」明日から公開します。

BL小説創作サイトBLoveさん主催の中編小説コンテストに参加した作品「さよなら僕のサードマン」明日から順次公開していきます。

最初はBL濃度が低くて心配になりますが後でちゃんとBLになりますのでどうか16日ばかりお付き合い頂ければと思います。

 

この作品を読んだ方に高確率で言われるのですが「受そっちなんだ!?」という感じなのでもしかしたらびっくりされるかもしれません。

メンタルやフィジカルが強い方が受になることが多くて、2作品ほど書いたオメガバースですらΩが優勢もしくはαより20cmほどでかくて体格もいいという有様です……皆さんは強いΩ好きですか? 私は好きです。

 

さ僕マン(略称)の主な登場人物は以下です。

 

・新美南兎(にいみみなと)

 大学2年生。主人公。攻。右半身に大きな火傷。やせ形。小学生の頃こっくりさんをやってから何者かにとり憑かれている。親友の北鹿渡秋白(きたかどあきしろ)に恋をしている。

 名づけの由来は「ごんぎつね」や「てぶくろをかいに」で有名な新美南吉から。

 

・烏丸東樹(からすまとき)

 国際エクソシスト聯盟(もちろん架空の組織)所属の神父。受。筋トレが趣味で体格がいい。エクソシストなのに日本の妖怪を祓えと言われて派遣されてきた。実は誰にも言ってない秘密がある。

 名づけの由来は映画「エクソシスト」のカラス神父から。

 

・北鹿渡秋白(きたかどあきしろ)

 新美南兎の小学校時代からの親友。新美といつも一緒にいるが神出鬼没。

 名づけの由来は新美南吉の親友、北原白秋から。

 

名前をちなんでこじつけるの大好きです。新美「南」吉と「北」原白秋が友達と知った時点で名前に方角を入れることはすぐに決定しました。そして「烏」丸がいるので動物の名前を一字入れるという二重の縛りで名前を決めていきました。いい名前…(自画自賛)登場人物の名前だけは自信があります。

「ヒュアキントスの影を追え」の寒水と百合錦もちなんでこじつけるのが楽しかったです。

 

今回はテーマがフリーで文字数も5万字が上限だったので、自分の好きな要素を盛り盛りにして書くのが楽しかったです。小さな頃からオカルト好きで、気づいたら超常現象と科学の分野が少し交わるあたりにいるのが一番心地よく感じる大人になっていました。

サードマン現象は超激アツな超常現象なのですが、一体どんな体験をすればサードマンに会えるのでしょうね。雪山で遭難しかかったけど会えなかったという人もいますし、かと思えば医大の試験勉強中に会えた人もいる。人間の脳って本当に面白いですね。

あとこっくりさんもあこがれです。やりたかったけど怖くてできないままこの年になってしまいました。

 

そんなわけで明日13:00- 「さよなら僕のサードマン」第1話が投稿されます。

お付き合い頂ければ幸いです。