3月28日と言うと
４年前の今日、「10days」の最終話を公開しました。
作中の設定と同月同日の出来事で、なんだか不思議な気持ちになり、普段は書かない「あとがき」を書きました。
「10days」あとがき ネタバレありあり
https://fujossy.jp/books/526/stories/17712
ご存じの方はご存じの通り、その後も作品は「その恋の向こう側」へと続き、現在も連載中です。ということは、もし作中の年月もリアルと同じ速さで過ぎていたら、今頃涼矢も和樹も大学を卒業し、また次のステージへと一歩を踏み出していたはず。……何故かまだ２年生ですが（笑）
連載中（現在一時休止中）の「その恋」は、３月の場面を書いていたところだったので、またリアルと作中とが同じ3/28になるように書こうか？ あるいは記念ＳＳでも書こうか？とも考えていたのですが、「恋するハソラン」で手一杯で、そこまで手が回りませんでした。
さて、その「恋するハソラン」も今月中には完結を迎えます。完結してから読む派の方もよろしくお願いします。見通しが甘くて、今までのペースだと末日までに終わらない計算となってしまい、ちょいとバタバタするかもしれませんが（一日に複数話アップとか）、一応コンテスト参加作品なので締切の３月末日までには完結マークつけます。
「恋するハソラン」
https://fujossy.jp/books/20840
コンテスト参加もちょっと久しぶりです。正直、まったく引っかからないと思ってます。（いつものことですが）あまりＢがＬしてないし。自分としては素直な気持ちで書ける作品で、楽しく創れているのですが、いわゆる世間のＢＬファンのニーズからは外れたところにあるだろうと自覚しています。それでもエントリーしたのは、久しぶりに文字数や期限に制限のある作品を書きたくなった、というのが理由です。言い換えると、そういう縛りがないことには延々書いてしまうので（笑）
久々のショートコント
和樹「最後、俺らへのあてつけか」
涼矢「ですよねー」
和樹「だらだらだらだら書くからもう、俺たちサザエさん状態に近い時空の歪みに生きてる」
涼矢「あるいはコナン的」
和樹「殺人事件が起きないだけマシか」
涼矢「あっれれー？」
和樹「だからその、微妙に似てる物真似やめろ」
涼矢「隠し芸が多くてね」
和樹「ほんとそれな」
涼矢「まあ、でも縛りがないとだらだらしちゃうのは分かるよね。テストがなきゃ勉強しないのと同じで」
和樹「確かに」
涼矢「縛りはいいよ、うん。たまにはそういう刺激も必要」
和樹「おまえが言うと違う意味に聞こえるのだが」
涼矢「違う意味で言わせていただきました」
和樹「……あんまり痛いのはやめてね」
涼矢「どのぐらいまで行けるか試させて」（しゅるっ）（縄を取り出す音）
和樹「何 故 持 ち 歩 い て る」
４年経ってもこう。
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