フタリシオン 15・16話の裏話
今日は何と「忠犬を飼う」が
デイリーランキング1位になっていました!
驚き!!
うれしいですが
少し前の作品なので何だか恥ずかしい、、、。
でもうれしいです。ありがとうございます。
pixivなどで載せた、「フタリシオン」の解説というか
裏話・苦労話を再掲しています。
今回は15・16話です。
マンガと合わせてみていだければ
色々と発見がある、、、かも。
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第15話「カフェーでの密会」
15話は過去一背景描くものが多くて時間がかかった回でした。
カフェ、街並み、馬車、下宿、、、資料を探して、合うものを選定して、
それだけでもかなり時間が掛かりました。
時間かけてやっと描けても出来栄えはイマイチ、
しかも進捗はたったひとコマ。
しんどい、、、
時代背景として一番よくわからなかったのは馬車。
大正時代も華族は馬車に乗ってたの?乗ってなかったの?
人力車にのったの?自動車のタクシーに乗ったの??
てか馬車所有の場合は家で馬を飼っていたの?
結局よく分からないまま、
自動車と馬車が半々くらいの所有率みたいな何かの資料で、
橘家と差をつけたいのもあり
よし二階堂家は馬車だと決めました。
しかし、どんな馬車に乗ってたのか、、、
という点が全く分かりませんでした。
多分箱型の馬車に乗っっていたんだろうな~と思いつつ
描くのにいい資料がなかったので幌付きの馬車にしました。
そして御者、、、この人もよく分からん。
どこにどうやって乗って、どうやって操作してるの?
御者っていった先で1日ぼ~っと待ってるしかないの?一旦帰るの?
馬の餌とか水、糞どうすんの?
馬の世話をする馬丁と御者は別の人がやるの?同じ人でいいの?
全て分からないまま、、、御者が乗った状態の馬車をそのままトレース。
大正時代の馬車のいい資料あったら見たかったな~、、、
もう終わったからいいんけど、、、。
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第16話「二つの贈り物」
今回も分からないままにしまったものがございます、、、
例えば誕生日についてですが
自分の誕生日を知らないというのは江戸時代くらいだと
普通なのかと思いますが(多分)
明治になって戸籍がしっかりしてきて
生年月日を全員きちんと届けているようです。
ただ本当に産まれた日と戸籍上の誕生日が違うってことはよくあったみたい。
届出までに時間がかかって、適当な日付で出したりしてたみたいです。
その自分の誕生日を自分で認識していたかどうか、、、
でも明治や大正生まれのおじいちゃんおばあちゃんに
インタビューしたとある記事を見つけ、
それに答えていた人たちは
きちんと自分の生年月日を言えていました。
生まれは明治だけど、現在大正時代のなおやが自分の誕生日を知らないのは
ちょっと苦しいのかな~、、と思いつつ
物語的に後にも続くので「知らない」でしれっと採用させていただいてます。
誕生日を祝うというのも明治大正ではあまりやらなかったようです。
子供の成長祝いの行事としては祝ったり、
あるいは織田信長とか、江戸時代の将軍とか、
武家のかなり偉い人などは祝っていた記録があったり、
明治でも豪商の人が祝っていたりと記録はあって
明治になって西洋文化が入ってきたので少しずつ増えたようですが
庶民に広がるほどではなかったよう。
昔からの風習で正月が来ると全員一斉に
一つ歳をとるという方式だったようですが、
恐らくだけど昭和24「誕生日に関する法」ができてから
誕生日で年をとるという手法にかわったぽい、、、
なので現在大正時代のなおやは正月数えでいかせてます、、、。
明治35年にも「年齢計算二関スル法律」というのが出ていて
誕生日を浸透させようとしたけど
あまり広がらなかったようです。
でも華族の正臣たちはそれを受けて
きっと誕生日ごとに年齢を加えています(史実の華族は分かりません)。
誕生日を祝うことまではしてない設定。
それと話は変わりますが前回描いた懐中時計、
何も調べずに描いていたら蓋の開く方向が逆でした。
今回アップで描くのでちゃんと見ると
懐中時計の上側にはゼンマイをまく取っ手がついているので
蓋を開けられないのですね~。
やってしまった。
せめてもと思い90度横に開くタイプを描きました。
前回は小さいので横に開いているって事に、、、、。
ならないよな~、、、。
