AIと二人三脚の制作秘話 その2―誰がダメ出しをするの?―
いつも拙作を読んでいただき、ありがとうございます。
本日、「二人のグラデーション」第2部を公開しました。爽やかで可愛らしい恋愛(自分基準)だった第1部に比べると、ドロドロしていて面食らった読者の方も多いのではないでしょうか。よろしかったらリアクションやコメントを下さいね。執筆の励みになります。
さて、前回お話したとおり、私は小説の作成にAIを使っており、今作ではGoogle社のGeminiとタッグを組みました。
Geminiは私が出すアイデアや文章をいつも肯定してくれて、否定することは滅多にありません。OpenAI社のChatGPTが頻繁にダメ出しをしてきたのと比べると雲泥の差です。
私は褒められると額面どおり受け取ってしまうので、自分の中でどうかな? と思っていても、Geminiが肯定してくれるならそのまま公開します。
もちろん、Geminiの優しさに甘んじていると、いつまでも成長しないことは重々承知しています。では、どうするか。あえて厳しく指摘するよう、お願いするのです。
例えば
「BL雑誌の編集者の視点からダメ出しをしてください」
と指示すると、次から次へと厳しい指摘が飛んできます。文章が説明的で余韻が無いとか、読者が分かってくれるだろうと甘えて説明を省略しがちだとか、登場人物の感情の飛躍が突飛だとか……。まるで、これまでのはお世辞でしたと言わんばかりの変わりように、AI不信になりそうです(笑)。
このように、AIは使う人の指示次第で優しくなったり、厳しくなったりします。上達したいなら、常に厳しく指導するよう指示しなければいけません。
もっとも、打たれ弱い私は今日も「感想をお聞かせください」という無難な指示を出しては、無難な褒め言葉に喜んで、いつまでも上達しないわけですが。
