解説その③
第3話更新しました。
さて、今日は現役力士を育てる親方さんについて。
親方の定年→角界では65歳が定年です。親方だけでなく、行司、呼び出し、髪を結う『床山』もそうです。
A親方が定年になると、Aという名に空きができます。それを引退力士やほかの親方が襲名します。部屋持ちの親方なら、部屋も引き継がれます。
現役力士でも、すでに親方の名跡を持っている人もいます。
特例として、大関や横綱は名跡に空きが無くても、引退後も一定期間現役時代の四股名で親方として相撲協会に残れます。
(『Bの山』という横綱が、『Bの山親方』として残る)
一代年寄というのは、記録に残るような功績をあげた横綱に限り、相撲協会が認めた親方で、現役時代の四股名がそのまま親方としての名前になります。その名前は一代限りで受け継がれません。
現在では貴乃花親方がそうですね。
ほかには亡くなられましたが、北の湖前理事長がそうでした。