並行作業

「その恋の向こう側」更新しました。

第374話 君と見る夢(11)
https://fujossy.jp/books/1557/stories/79014

 

「Blue Lotus」第2話も更新。
https://fujossy.jp/books/4506/stories/78294

 

夜討ち朝駆けで2作更新してみました。

 

「Blue Lotus」は既にラストまで書き上がっていますが、ちょいちょい気に食わない箇所を見つけるので、結局毎日最初から最後まで読んでは推敲しています。あ、いったん公開した部分については、誤字脱字の修正しか加えていませんけども。

 

「Blue Lotus」、ほぼ年末年始の休みに集中して書きました。「その恋~」は例のごとくストック僅少が常のため、こちらも日々書いていました。2作並行で書いていた時、どう切り分けていたか……たとえば午前中に「その恋~」を書いて、午後に「Blue Lotus」書く、とか。あるいは、1日は「その恋~」で、2日に「Blue Lotus」とか。それをご説明いたしますと、「完全に並行作業」でした。

 

具体的に言うと、パソコン画面にテキストエディタ2面表示させて、左画面に「その恋~」、右画面に「Blue Lotus」。左で5行書いたら、右で3行。本当にそんなノリで、右左の画面を行き来しながら書いていました。そんなんで書けるのか?と言うと書けたんですね。というか、書き始めはどちらかに集中して書いていたんですが、「その恋~」を書いている最中に「あっ、そうだ、Blue Lotusにこのセリフ入れよう」と思いついたり、その逆があったりして、しょっちゅう両作を開いたり閉じたりを繰り返すものですから、いっそ最初から2画面開いておこう、と。そしたらそのほうが効率良くて。

 

これが、前回のコンテストに出した「星月夜」だと出来なかったですね。やろうとも思わなかったし。あれはそれなりに「ああいう感じ」を自分の中に溜めこんで放出しないと書けなかったので。「花火を見上げる君の横顔をずっと見ていたいと思った。」の時もそう。(しかし長いタイトルだな。ついコピペしたわ)。それらに限らず、過去にそういう書き方をしたことはありません。

 

「Blue Lotus」の蓮は「その恋~」の和樹・涼矢と年齢がほぼ同じですし、卒業を控えた高校生、というのも和涼シリーズのスタートと同じ設定。そして、そういう年頃の子に反映させたいものってのが、無意識にも意識的にも、私の中にあるということなのだと思います。その上で、「その恋~」を書いている時に思いついたセリフがあったとして、「ああ、これ、和樹じゃなくて蓮が言ったほうがしっくりくるな」と思ったり、「Blue Lotus」を書いている時に思いついたシーンが涼矢に似合うと思ったりと、頭の中がそういう風に動いていくので、2作並行が書きやすかった。じゃあ2作が同じ時代の同じ高校を舞台にしたスピンオフと言えるほど近い関係かというと、それはないんですけれども。蓮の話は基本、回想なので、和涼の物語の時間軸からすると20年ほど昔の話ですしね。もちろん「盛り込みたいこと、伝えたいこと」も違います。

 

9日に正解発表のあったSSクイズ「9ft」の時に、絵を見て思い浮かんだ文章を書くということをしましたが、文字作品2作を書きながらそれをやっていたような感覚もありました。「こっちの作品書いていて思い浮かんだものをこっちの作品に反映させる」みたいな。ああ、伝わってる気がしない。とりあえず今回はその書き方が書き易かった、って話です。

 

☆学園BLコンテストエントリー作品
「Blue Lotus」
https://fujossy.jp/books/4506

 

☆140字SS置き場(twitterのモーメント機能使ってます。twitterアカウントなくても読めます)
https://twitter.com/i/moments/944109389501235200

 

☆Twitter
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